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Bim Eriksson:私のものはあなたのもの

Bim Erikssonは、ストックホルムを拠点に活動するマンガ家兼アーティストです。1991年生まれの彼女は、2016年に発表したデビュー作によって出版業界で有名になりました。しかし、文化的な時代精神においてErikssonの地位を確固たるものにしたのは、2021年に出版されたマンガ『Baby Blue』です。失敗、悲しみ、精神疾患を表現することが禁じられた、ディストピア社会が舞台になっています。彼女のイラストはスウェーデンの数多くの出版物を飾っており、ストックホルム近代美術館(Museum of Modern Art in Stockholm)、ボートシルカ・アートギャラリー(Botkyrka Konsthall)、ボローニャ・アカデミーオブファインアーツ(Accademia di belle arti di Bologna)など一流の会場にも展示されました。

窓際のデスクの後ろに座る女性。後ろには、本を収納した棚と、人の形にカットした色鮮やかなボール紙が置いてある。

シェアリングとは気遣うこと

共用の収納ルームは、スウェーデンからインスピレーションを受けた共用スペースのすばらしい実例です。かつては退屈でつまらなかった収納エリアが、住んでいる人たちがさまざまな活動に使える活気のある多目的ルームに変身しました。道具や予備の家具、折りたたみテーブルを用意して、みんなが集まりやパーティー用にアイテムを簡単に借りたり、スペースやお金を節約したり、連帯感を強めたりできるようにしています。木材や植物で装飾されたこのフレキシブルなスペースでは、ディナーや遊び、ヨガのクラスといったイベントを催したり、さらには衣類交換イベントを開いたりもできます。

左奥の隅にブラウンのキッチン、壁にはオープンシェルフが設置されている。シェルフの下にはベージュのタイル。キッチンの前に、木製の天板が付いたブラックのアイランドキッチンがある。右側のピンクのベンチに、さまざまな色のクッションが置いてある。
オープン収納ユニットを正面から見た画像。運動用マット、木製ボックス、掃除機、本が収納されている。
さまざまな色のクッションが並ぶベンチの前に、木製の天板が付いたブラックのキッチンワゴンが置いてある。ベンチの後ろには、背の高い観葉植物。
収納ユニットの前のダイニングテーブルに、ホワイトのテーブルクロス、プレート、カトラリー、グラスがセッティングされている。
木製パネル扉を組み合わせたキッチンと、その上に設置したシェルフユニットを、正面から見たところ。左側のブラックのワゴンに、ボックスが置いてある。

より多くの人のために

BLODLÖNN/ブロドロン ミラーを壁一面に設置すると、目の錯覚で壁の向こうにもテーブルが続いているように見せることができます。

IVAR/イーヴァル シェルフもスマートなデザインの家具で、簡単にアイテムを借りて、元の場所に戻せるようになっています。壁一面に設置した共用の収納は、テーブルやスーツケースから、ボードゲームや道具まで、あらゆるものを整理整頓できるので、シェアリング文化を促進して、不必要な消費を減らせます。

NORDEN/ノールデン 折りたたみテーブルは、フレキシブルに使えるので、1分もあればこのスペースをジムやヨガスタジオや、子どもの室内運動場に変えることができます。各種のアクティビティに合わせて、テーブルを広げたりたたんだりできます。またワークショップや誕生日パーティー、ディナーなど、さまざまなイベントに合わせることができます。さらに、パーティーの準備をするときに追加の作業スペースやキッチンにもなり、みんなで使う食器やグラス、ボウルなどを置いておけます。

重ねて収納したり、自由に移動したりできる軽量のKYRRE/シルレ スツールは、とてもフレキシブルなので、大人数のディナーやマスタークラスも簡単に開けます。ダンスなどのアクティビティ用にもっとスペースが必要なときは、スツールを簡単に移動して重ねられます。BROR/ブロール ワゴンは、料理用の多用途なワークトップとして使ったり、ドリンクバーにしたり、マスタークラス用の作業台にしたりできます。NISSAFORS/ニッサフォース ワゴンは、ドリンクや料理、食器を簡単に整理して、必要な場所に移動できます。