モダンスタイルのコーディネート – 美しく彩る

モダンスタイルの家具はアクセントとして重要です。モノクロ、ヌードカラー、または鮮やかな色のどの配色を使うとしても、色の数を抑えることがモダンスタイルの部屋の特徴です。それによって、シンプルな形、すっきりとしたライン、むき出しの構造材、特大の小物を組み合わせやすくなります。3、4色を取り入れる場合は、楽しさをすべてシルエットにまかせることになります。

明るく大胆なカラーブロックのモダンスタイルの部屋では、小物が印象を変えます。色付きクッションでグラフィック模様を取り入れ、スモークガラスの花瓶の透明性と波状のガラスの質感を組み合わせて、余分な装飾のない洗練されたおしゃれな見た目になりました。

モダンスタイルのリビングルームでは、シンプルで機能的なアイテムに、色が面白みをプラスします。このインテリアスタイルはオープンなフロアプランで使われることが多く、個性のある単色の壁や家具が収納や小物の背景になります。マガジンファイルやボックス、バスケットのコレクションは、それ自体がデコレーションになります。シェルフの上に並べて両端に厳選した小物を置いたり、形やライン、色、質感ごとにまとめて配置したりするとステキです。さらに、丸いガラス製ランプ、お好きなアートを飾ったギャラリーウォール、積み重ねた数冊の本などを組み合わせるのがおすすめです。

キャンディカラーのテキスタイルが重ねて置かれているこのモダンスタイルのベッドルームでは、幅広のストライプや大胆な市松模様など、さまざまな直線的なプリント柄や模様が使われています。大型家具と照明はここでは脇役。どちらもプレーンな形でホワイトです。デコレーションとしての要素は、シンプルなガラス製の花瓶コレクションに生けた一輪挿しだけです。

このモダンスタイルのバスルームは、グラフィカルな雰囲気があり、タイル張りの壁がシンプルな統一感を生み出しています。これをさらに強調するのが、家具や小物のまっすぐなラインです。機能的なオープンシェルフ、ミニマルなウォールキャビネット、シンプルな洗面化粧台、小型の収納ボックス。その統一感を崩して面白みをプラスするのが、つる性植物とフックに掛けた大胆な色のテキスタイルや収納バッグ。すてきなコーディネートが簡単にできあがります。

おしゃれで機能的できちんとかたづいた、個性あふれるこのモダンスタイルのキッチンは、必要なものと装飾的なもののバランスが取れています。どちらもオープンシェルフや金属製キッチンワゴンにディスプレイされているので、いつでも目に入り、すぐに手が届きます。色や素材の種類を限定し、ブラッシュ仕上げのスチールや温かみのある木材の家具や小物を取り入れています。たとえば、金属製のシンクと混合栓、ワゴン、木製のスパイスミル、サービングボウル、ダイニングチェアなど。その結果、バリエーションに富みながらも、完全にまとまりのあるキッチンが生まれました。