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クイーンサイズのベッドの大きさはどのくらい?選び方やメリット・デメリットを紹介。

公開日:2024年11月29日

クイーンサイズのベッドは、2人でゆったりと使用できるサイズです。ただし搬入経路や設置場所をしっかりと確認せずに購入すると、後悔することもあります。クイーンサイズベッドの購入に失敗すると、処分や買い替えに大きな手間やコストがかかるため、事前に確認しておくことが大切です。

今回はクイーンサイズのベッドの寸法や選び方のポイント、メリット・デメリットについて詳しく解説し、キングサイズやシングルサイズ2つを利用する場合との違いについても触れていきます。ベッド選びに迷っている方や、クイーンサイズのベッドの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。


1.クイーンサイズのベッドの大きさは幅160cm×長さ200cm

クイーンサイズベッドのマットレスサイズはメーカーや商品による違いもありますが、「幅160cm×長さ200cm」もしくは「幅160cm×長さ195cm」が一般的です。

ベッドフレームは、基本的にはマットレスのサイズに合わせてつくられています。そのため、ベッドフレームとマットレスを別々に購入する場合には、フレームとマットレスそれぞれ同じサイズを選びます。
(例:クイーンサイズのフレームとクイーンサイズのマットレスなど)
ただし、メーカーや商品によるサイズの違いがあるため、ベッドのフレームとマットレスの寸法が合うか、確認することが大切です。

2.クイーンサイズのベッドはどんな人におすすめ?

サイズ 寸法
シングル幅90cm×長さ200cm
セミダブル幅120cm×長さ200cm
ダブル幅140cm×長さ200cm
クイーン幅160cm×長さ200cm

ダブルサイズの一般的な幅は140cmですので、クイーンサイズはダブルサイズよりも20cm幅が広い分、少しゆとりが生まれます。また、シングルサイズの一般的な幅は90cmですので、クイーンサイズはシングルサイズよりも幅が70cm大きなサイズです。シングルベッドを2台並べて置く場合よりも設置スペースを必要としません。

クイーンサイズは2人で使用したときには、余裕を持って寝られるサイズであり、大人2人と小さな子ども1人の3人で使うこともできるサイズです。

2-1.クイーンサイズとキングサイズの違い

キングサイズの一般的な幅は180cmで、概ねシングルサイズの2倍です。キングサイズは大人2人、もしくは子どもを含めた3人で使えるサイズです。

ただし、キングサイズはインテリアショップや家具店で取り扱っている店舗が少なく、高価格帯の商品が中心です。布団や布団カバー、シーツなどの寝具も限られています。

また、キングサイズのベッドを置くには広い設置スペースが必要です。仮にキングサイズのベッドを置くことができても、柔軟なレイアウト変更がしにくいです。マンションやアパートの共用廊下や階段、あるいは戸建てを含めて、住戸内などの搬入経路の確保が難しく、設置できないこともあります。

2-2.シングルサイズ2つとクイーンサイズの違い

シングルサイズを2つ並べると幅180cmとなり、クイーンサイズよりも20cm幅が広くなります。

<シングルサイズを2つ並べるメリット・デメリット>

メリット デメリット
・好みのマットレスを別々に選べる。・2台のベッドの間に隙間ができる。
・寝返りを打ったときなどの振動が伝わりにくい。・クイーンサイズを1台購入するよりも、コストが高くなる可能性がある。
・シングルサイズは豊富な種類・価格帯から選べる。・シーツの交換の手間が2倍になる。
・将来的には別の部屋で使うなど、ライフスタイルに合わせて長く使用できる。
・レイアウト変更がしやすい。
・搬入経路を確保しやすい。

将来的に寝室を分ける可能性がある場合は、クイーンサイズよりもシングルサイズ2台にした方が、買い替える必要がないのでおすすめです。ただし、シングルサイズを2台並べると、隙間ができることで寝心地が悪くなるため、快適性を重視するのであれば、クイーンサイズが向いています。

3.クイーンサイズのベッドのメリット

クイーンサイズは広いサイズ感が魅力です。また、キングサイズよりも寝具の種類が充実しているため、クイーンサイズのベッドを扱っている店舗なら、さまざまな商品から選ぶことができます。

  • 大人2人がゆったりとくつろいで寝ることができる。
  • 大人2人で使うと余裕があるサイズのため、寝返りを多く打つ人でも安心。
  • 大人2人と小さな子ども1人の3人で使っても、比較的余裕がある。
  • キングサイズよりも、寝具の種類が豊富にある。

4.クイーンサイズのベッドのデメリット

クイーンサイズの一番大きなデメリットは寝室で設置スペースを大きくとる点です。搬入経路や設置場所をよく確認して置かないと、購入後に後悔することも考えられます。

  • 搬入・移動に手間がかかる。
  • 搬入経路の確保が難しいことがある。
  • 広い設置スペースを必要とする。
  • シングルサイズ〜ダブルサイズと比較して、取り扱われている寝具の種類が少ない。

また、シングルサイズ〜ダブルサイズと比べて、販売されている寝具のバリエーションが少ないことから、好みの柄やカラーのものが見つけにくいことも考えられます。ただし、掛け布団やタオルケットなどは、シングルサイズのものを2つ使用するという選択肢もあります。

5.クイーンサイズのベッドの選び方3つ

クイーンサイズのベッドを購入する際の選び方として、以下の3つが挙げられます。

  • ベッドの種類で選ぶ
  • ベッドのデザインで選ぶ
  • ベッドの価格で選ぶ

5-1.ベッドの種類で選ぶ

種類 特徴
スタンダードベッドヘッドボードの付いたオーソドックスなタイプのベッドです。ベッドの下部を収納スペースとして使うこともできます。
フロアベッド脚が低い、または脚が短く、ベッド高が低いのが特徴です。サイズが大きいクイーンサイズのベッドでも、圧迫感を感じにくいです。
収納付きベッドベッドの下部に収納が設けられたベッド。跳ね上げタイプや引き出しタイプといった種類があります。
すのこベッドベッドの床面がすのこ状になっているベッドです。通気性がよいのが特徴です。

クイーンサイズのベッドは大きいため、移動が大変です。スタンダードベッドは下部にスペースがあるため、掃除機がかけやすく、すのこベッドは通気性に優れていることから、衛生的に保ちやすいというメリットがあります。

5-2.ベッドのデザインで選ぶ

ベッドは寝室で大きな面積を占める家具であり、特にクイーンサイズは存在感があります。ベッドもインテリアの一つとして、寝室のインテリアテイストに合ったデザインや素材、カラーの商品を選ぶことが大切です。

クイーンサイズのベッドはシンプルなデザインやカラーの商品が中心なため、インテリアコーディネートがしやすいです。

5-3.ベッドの価格で選ぶ

クイーンサイズのベッドフレームは2万円程度からあります。クイーンサイズのベッドは価格帯が広く、5万円程度の価格帯から多くの選択肢があり、高いものでは数十万円を超えます。ベッドを選ぶ際には、予算を決めておくと選びやすくなります。

6.クイーンサイズのベッドは何畳の部屋に置ける?レイアウトを紹介

クイーンサイズのベッドを配置する際のレイアウトを広さ別に紹介していきます。

  • 4畳の部屋に置いた場合
  • 6畳の部屋に置いた場合
  • 8畳の部屋に置いた場合

6-1.4畳の部屋に置いた場合

4畳の部屋にクイーンサイズのベッドを置けるかどうかは、部屋の形状によります。4畳の部屋にクイーンサイズのベッドを置くと、部屋の半分程度がベッドで埋まります。ドアやクローゼットの扉の開閉に支障をきたさないか、確認することが大切です。一方で部屋の形状によっては、テレビや小さな棚を置くことはできますが、窮屈な印象になりやすいです。

4畳の部屋にクイーンサイズのベッドを置くと、圧迫感を感じやすいため、フロアベッドが向いています。収納付きベッドは、収納を開けられない可能性があるため、開閉のためのスペースをとれるか注意しましょう。

6-2.6畳の部屋に置いた場合

クイーンベッドを無理なく置いて快適に過ごせるのは、6畳以上の部屋です。ベッドの左右にナイトテーブルを設置できます。あるいは部屋の形状にもよりますが、クイーンベッドを壁に寄せれば、テレビや棚、あるいはデスクを置くことも可能です。

寝室にクイーンサイズのベッドを置いて、ワークスペースとしても使いたい場合には、6畳以上の広さの部屋が向いています。

6-3.8畳の部屋に置いた場合

8畳の部屋には、余裕を持って設置することができます。テレビや棚を設置するだけではなく、ドレッサー、あるいはソファやテーブルも配置できます。寝室にくつろぐスペースを設けたい場合には、8畳以上の広さの部屋がおすすめです。

7.クイーンサイズのベッドを購入する際の注意点

クイーンサイズのベッドを購入する際には、サイズが大きいことから、以下に挙げる注意点があります。

  • 配置する場所の寸法を測っておく
  • 搬入経路を確認しておく
  • 購入店舗の保証・サポート内容を確認しておく

7-1.配置する場所の寸法を測っておく

ほかのサイズのベッドでもいえることですが、クイーンサイズのベッドはサイズが大きいため、特に事前準備をきちんと行うことが大切です。

クイーンサイズのベッドを配置する場所の寸法を測り、購入を予定しているベッドフレームのサイズと照合して、無理なく置くことができるか確認します。また、出入口のドアやクローゼットなどの扉にベッドが当たらないか、ベッドへの出入りが可能かといった点もチェックします。

クイーンサイズのベッドを配置した状態をイメージがしにくい場合には、イケアのプランニングツール「IKEA Kreativ」の利用がおすすめです。アプリをダウンロードすると、自分の部屋をスキャンして、不要なものを削除したうえで、家具配置のイメージを確認できます。

「IKEA Kreativ」はIKEA Familyメンバーなら、誰でも無料で利用が可能です。

7-2.搬入経路を確認しておく

クイーンサイズのベッドを購入する際には、搬入経路の確認も必要です。

アパートやマンションなどの集合住宅では、共用廊下や階段の幅が狭いと、クイーンサイズのベッドが通らないことがあります。また、戸建てでは階段のコーナー部分が狭いケースでは、2階まで上げられないことが懸念されます。玄関や廊下、部屋の建具などの幅や、コーナーになっている箇所などを確認し、設置場所まで運べるか確認することが大切です。

ベッドフレームは組み立て式の方が比較的搬入が容易です。不安な場合はベッドフレームとマットレスの梱包サイズを確認したり、店舗やメーカーに問い合わせをしたりしましょう。

7-3.購入店舗の保証・サポート内容を確認しておく

クイーンサイズのベッドは大きいため、購入後に設置できないことが判明するなど、万が一失敗してしまうと、処分や買い替えには大きな手間やコストがかかります。そこで、購入後でも返品や交換、キャンセルができる店舗での購入をおすすめです。

イケアでは、一定の条件のもとクイーンサイズのベッドなどの返品・キャンセルが可能です。返品ができるのは実店舗やオンラインストアで購入した日から365日以内で、アウトレット商品やオーダーメイド商品以外が対象です。組み立てた家具であっても、未使用であれば対象となります。

また、オンラインストアでの注文後、出荷状況によってはキャンセルすることも可能です。

8.おしゃれで快適!イケアのおすすめクイーンサイズベッド

9.クイーンサイズのベッドを購入するならイケアで!

クイーンサイズのベッドの購入を検討しているなら、イケアオンラインストアの利用がおすすめです。イケアでは、クイーンサイズのベッドフレームは、2万円程度の商品から15万円程度の商品まで取扱いがあります。スタンダードベッドのほか、引き出しタイプの収納付きベッドやローベッドなどがあり、豊富な選択肢から選べます。注文後でも一定の条件を満たしていれば、商品の返品・キャンセルができるので安心です。

クイーンサイズのマットレスのほか、シーツなど寝具類の取扱いがあるため、ベッドまわりのもの一式をイケアで揃えることもできます。また、マットレスには10年の長期保証と、一部商品を除いて90日間のお試し保証が付帯しています。10年の長期保証では、スプリングの損傷や取っ手の損傷、著しいたるみが、製品の原因によるものの場合、修理、または同一製品や代替品との交換を受けられます。90日間のお試し保証は、マットレスが柔らか過ぎるケースなど、寝心地に満足できなかった場合には、購入から90日以内なら1度だけ同じ種類のほかの商品と交換できるサービスです。

10.まとめ

クイーンサイズの一般的な大きさは「幅160cm×長さ200cm」ですが、メーカーや商品によって異なる場合があります。クイーンサイズのベッドは大人2人でもゆったりと寝られるほか、大人2人+小さな子どもの3人でも使えるサイズです。そのため、今は2人でベッドを使い、将来的に子どもを持つ予定のある方にも向いています。

クイーンベッドはメーカーや商品によってサイズが多少異なることがあるため、シーツやマットレスも含め、サイズが統一された商品を扱っている店舗の利用がおすすめです。

クイーンサイズのベッド選びで悩んでいるなら、ぜひイケアオンラインストアを利用してみませんか。注文後でも、一定の条件を満たしていれば、返品やキャンセルができるという安心感があります。