子どもたちが集うリビング、ダイニングを、より快適に
社会福祉法人 キリスト教児童福祉会聖母愛児園
IKEA横浜(旧IKEA港北)
共有のリビング・ダイニングを快適なスペースに
ダイニングスペース。テキスタイルの色やペンダントランプで温かさを演出。
IKEA横浜(旧IKEA港北)が支援をしたのは、神奈川県横浜市中区にある児童養護施設を運営する社会福祉法人 キリスト教児童福祉会 聖母愛児園です。今回の IKEA Family子ども募金は、“子どもとして当たり前の生活”をすることが困難な児童養護施設の子どもたちのサポートを行いたいと考えました。この施設は、横浜市にある約10カ所の児童養護施設の中でも最大で、約90名の子どもたちが暮らしています。
施設は3階建ての建物で、12あるそれぞれの部屋を「ホーム」として子どもたちが暮らしています。建物自体は数年前にリニューアルをしていて、外観はとてもきれいに見えました。ところがヒアリングにうかがうと、部屋の中は、ソファや食卓の椅子が傷んでいたり、カーテンが色あせていたままになっていたりという状態でした。先生方にニーズをお聞きしたところ、特に共有のスペースであるリビング・ダイニングルームをきれいにしたいということでした。
みなで揃って食事をするダイニングスペースは、以前から使っていた大きめのテーブルに、IDOLF/イードルフ チェアを合わせました。照明は、柔らかな光が広がるテキスタイルのシェードのペンダントランプLAKHEDEN/ラークヘーデンを採用し、家庭的で温かい雰囲気を演出しました。
子どもたちの笑顔のために力を合わせて
聖母愛児園には12の「ホーム」があり、その組立、設置を2日間で終わらせるのは非常にタイトなスケジュールでした。中心になってまとめたのはストアのマーケティングチームでしたが、ストアマネジャーを含めて各エリアのコワーカーも協力をしました。当日は、組立を得意とするセールスチームのコワーカーに加え、さまざまな部署からのべ34人のコワーカーが協力、参加してくれました。
子どもたちが暮らすそれぞれの「ホーム」には、すでに生活のルールやテイストがあります。それらに100%応えることができたかどうか不安もありましたが、先生方から「新しい家具を使っている子どもたちの笑顔を見ると、とてもよい機会をいただいたと感謝しています」という声をいただき、ほっとしました。また、組立、設置から1ヶ月後に、子どもたちから寄せ書きをいただき、今回のプロジェクトが成功したという安心と自信につながりました。次回も、横浜市の地域の支援を必要とされている子どもたちへサポートをしていきたいと思っています。