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変化にコミットし続けるのがイケアのやり方

イケアは、すべての人に大切な役割があると考えています。どんな人でも、出身地がどこでも、あらゆる人が成功し、受け入れられていると感じられるような、よりよい社会の構築に力を合わせて取り組んでいます。コミットメントを強化することで、手を取り合ってよりよいストーリーへと変え、難民への支援を継続し、社会への統合と暮らしの再建を推進しています。これは私たちがコミュニティとして乗り出した変化への旅。イケアはポジティブな影響をもたらせるよう協力して取り組んでいます。 

難民たちのストーリーを変える|アクションを起こす3つの方法|イケアのマイルストーン|イケアのコミットメント

みんなで力を合わせれば、考え方を変えられる 

難民に対しては、多くの人がネガティブな印象を持っています。ウェブサイトやメディアでの難民の取り上げ方が一因となっています。みんなで一緒に真実を学び、コミュニティ内の難民を支援し、よりよいストーリーへと変える力になりましょう。

世界中で1億2,000万人以上の人々が避難を余儀なくされています(そのうち4,370万人が難民です)。その数は増え続けており、家や仕事、安定を求める際に差別に直面することも増え続けています。難民は、社会に対する重荷であるという間違った認識ではなく、彼らは社会や経済に対して提供できるものがあると、イケアは考えています。イケアから見れば、誰もが敬意を払われ、尊厳を保ち、機会を得られる権利を持っていることは明らかです。私たちはUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と連携することで、難民たちのストーリーを変えたいと願っています。  

私たちはこれまで何年にもわたって、「雇用を得るためのスキル」といったイニシアチブや、IKEA Social Entrepreneurshipを通じて、ビジネスのさまざまな側面で難民と協力してきました。目標は、今後も世界中にいる難民の声をすくいあげて、難民がそれぞれのストーリーをオープンに話せる場を提供することです。すべての人にとって大切な平和と安全をひたすら求める難民たちの声に耳を傾けることで、私たちは学び、成長し、ともによりよい社会をつくっていけます。 


誰でも自分のストーリーを語る権利がある

イケアでは、すべての人に自分のストーリーを語る権利があると確信しています。ストーリーを分かち合うことで、真実が浮き彫りになり、考え方が変わり、心をつかまれます。難民たちのストーリーを変えるのは一朝一夕にはいきませんが、みんなで力を合わせれば、誰でも自分の役割を果たして、よりよい未来をつくっていくことができます。 

コンゴ難民のClementineが、カラフルな模様の服を着て畑に立っている写真。

アクションを起こす3つの方法

  • 情報に精通する

    難民のことを話すのではなく、難民と直接話すことで、ともに彼らが自分たちのストーリーを再び語るための手助けができます。IKEA FoundationがGapminderと協力して制作した簡単なクイズに挑戦して、事実を正しく理解し、難民に関する誤った情報を一掃しましょう。 

  • 関心を持ち続ける

    難民支援に重点を置き、難民の社会への統合を支援している身近な組織やNGOと関われば、地域規模で有意義なアクションを起こすことができます。 

  • 認識を広める

    信頼できる情報源からの検証済みの事実を常に共有し、それを声をあげて広く伝えることで、否定的意見や誤った情報が拡散するのを防げます。 

イケアのマイルストーン

3,700人以上の難民を支援

Ingkaグループの「雇用を得るためのスキル」プログラムは、2019年以降、26か国で3,700人以上の難民を支援しており、FY24には887人がこのプログラムを修了しました。700以上の企業が、より多くの難民を受け入れられるよう難民支援に取り組んでいます。

380以上の仕事

Inter IKEAグループは毎年新しいコレクションを発表して、難民とヨルダン人女性のために380の雇用を創出し、1,500人の家族にポジティブな影響を与えました。

3億ユーロを投資

IKEA Foundationは、1億ユーロを超えるコミットメントを行いました。これまでに難民と受け入れコミュニティの生活向上のために3億ユーロ以上の投資を行いました。

キッチンのZahraとTarekが、コーヒーカップを手に、カメラにほほ笑んでいる。
明るい子ども部屋のTROFAST/トロファスト 収納におもちゃが収納されている。窓辺には本。
赤いセーターを着たHassanが、バルコニーに立って窓の外を見ている。
白いブラウスを着たYevheniiaが、笑顔でキッチンに座っている。
テーブルの上で種まきしている。鉢の横に紙製の小さなスウェーデン国旗が置いてある。

イケアのコミットメントは続く

  • Ingkaグループは、さらに3,000人の難民に対する支援を続けます。語学・技術研修によるスキルアップの提供、インクルーシブな人材プールの構築、UNHCRと連携したポジティブな変化の推奨によって、社会への統合を促進していきます。
  • IKEA Foundationは、難民関連の取組みに対して、すでに提供している3億ユーロに加え、今後も引き続き資金を提供していきます。これからも難民コミュニティへの影響を最大化する取組みに重点を置きます。
  • Inter IKEAグループは、Jordan River Foundationと協力して、400の長期的雇用を創出し、社会への統合を実現しています。
  • IKEA Social Entrepreneurshipは、Cisco FoundationとNESsTとともに、ポーランドとルーマニアの難民と移民を支援するイニシアチブを立ち上げました。3,000の長期的雇用を創出し、5,000人以上の人々にポジティブな影響を与えることを目標としています。

イケアでの社会的イニシアチブ

イケアではすべての難民の側に立つことに力を注いでいます。イケアがビジネスを通じて難民とともに行っている取組みを以下でご覧ください。