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子どもが遊べる家

遊びは、お子さまの幸せと心や体の発達に欠かせないものですから、積極的に遊ばせたいものです。家の中で遊んでいるときに大きな事故につながらないように、安全が確保されているか部屋をチェックしましょう。

ベージュのPÄRUP/ペルプ ソファとレッドブラウン/ホワイトのULLTISTEL/ウルティステル ひざ掛けでつくったテントの中で、子どもと大人が糸電話で会話をしている。
ベージュのPÄRUP/ペルプ ソファとレッドブラウン/ホワイトのULLTISTEL/ウルティステル ひざ掛けでつくったテントの中で、子どもと大人が糸電話で会話をしている。

何でもおもちゃになることを意識する

小さなお子さまにとっては、どこだって遊び場になります。子どもがいつ、何を使って遊びたいと思うのか、予測できません。ですから、お子さまの目を通して家全体を見る必要があります。そうすることで、潜在的に危険なエリアを特定して、リスクを軽減する対策を取ることができます。

遊んでいるときに起こる子どもの大けがの原因は、固定されていない家具の転倒、小さなものによる窒息、窓や階段からの転落です。ちょっとした工夫で、家が、遊んでいるお子さまを心配する場所ではなく、むしろ安心して楽しめる場所にすることができます。

ダークグリーンのズボンとライトグリーンのトップスを着た子どもが、ブルーのPLUFSIG/ペルフスィッグ 折りたたみ式ジムマットの上で逆さまになっている。

お子さまは、大人と比べて重心が高いため、バランスを崩して転倒しやすいのです。

遊びの時間をより安全にするために気をつけたいこと

自分が好奇心と冒険心にあふれた子どもに戻ったと想像してみてください。そしてその視点で家の中を歩き回って、災難が起こりそうな場所を確認しましょう。

転落や転倒によるけがを防ぐためのヒント

  • 収納家具やテレビは、転倒すると重大なけがにつながるおそれがあるため、必ず壁に固定する。
  • 重いものを下の段に収納して、収納ユニットをより安定させる。
  • お子さまは、家具によじ登って高い位置にあるおもちゃを取りたいと思うことがあるので、そのようなリスクを軽減するために、おもちゃなどは下の棚に収納する。
  • 小さなお子さまは頭が比較的重いため、バランスを崩しやすい状態にあります。窓からの落下を防止するために、チャイルドロックを取り付けて開かないようにします。
  • お子さまは走り回っているときに転ぶことがあるので、滑り止めの下敷きやコーナーバンパーを設置して、けがのリスクを軽減する。

窒息やその他の遊びによるけがを回避するためのヒント

  • 赤ちゃんやお子さまは、さまざまなものを口に入れて確かめます。窒息のリスクを回避するために、小さなものは手の届かないところに保管します。
  • 小さなお子さまは年上のきょうだいのおもちゃで遊ぶのが大好きです。そうしたおもちゃに小さなパーツがないかチェックする習慣をつけましょう。
  • ボタン電池は飲み込むと致命的な化学やけどを引き起こすおそれがあるため、安全な場所に保管します。
  • 一部の観葉植物には毒性があり、植木鉢には小石など窒息の危険のあるものが入っている場合があります。手の届かない場所に置くのがおすすめです。
  • ブラインドのコードは、首に絡まり窒息する危険性があるため、壁に固定するか、ひもが隠れるブラインドを選びます。
  • 電源ケーブルの近くで遊んでいると、首に絡まったり、電気機器を引きずったりする危険性があるため、手の届かない場所に保管します。
窓辺で、ピンクのTシャツを着た子どもがベージュのSANDVEDEL/サンドヴェーデル ローラーブラインドのハンドルに手を伸ばし、それを大人が見ている。

イケアの窓用ブラインドはコードが内蔵されているため、絡まったりけがをする心配がありません。