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Heather Clements:ともに成長する

Heather Clementsは、米国フロリダ州パナマシティを拠点に活動するアーティスト、壁画家で、人と自然の相互に依存する関係をテーマにした作品を制作しています。彼女の作品は、写実主義の肖像画法に、表現力豊かなグラフィック要素と抽象化を組み合わせたもので、自然界とのより深い結びつきを生み出そうとする独自のスタイルをつくり出しています。自然との結びつきを深めることで、サステナブルな行動の推進と、メンタルヘルスの向上を目指しています。また、Heatherは長年にわたり、所有するアートギャラリー/会場スペースの運営も行っており、ビジュアルアーツセンター・オブ・ノースウエストフロリダ(Visual Arts Centre of Northwest Florida)のエキシビションマネジャーも務めてきました。彼女が手がけた受賞作品は、米国中のギャラリーや美術館で展示されてきました。

パソコンを置いたデスクの前に立つ女性。鉛筆立てには鉛筆がたくさん入っている。左側には中型のシェルフユニットがあり、その上に収納ボックスが置いてある。

安全、尊厳、エンパワーメント

このコハウジングイニシアチブでは、困っている家族をきちんとサポートできるよう、多世帯用のコミュニティルームがデザインされました。トラウマインフォームドデザインの原則を念頭に置き、落ち着き、安全、尊厳、エンパワーメント、ウェルビーイングを感じられるスペースになっています。ここでは、複数の家族が自分たちのストーリーを共有し、お互いにサポートして、所属意識を育むことができます。このコミュニティルームは、柔軟性の面で際立っています。料理や集まり、グループセラピー、ワークショップなどができる多用途なソリューションがあるので、共同で使いやすく、利用者のニーズにも対応します。さまざまな家族がつながったり、笑ったり、成長したりする機会が得られる楽しいスペースです。

壁がグリーンの部屋の中央に、ベージュのソファが置いてある。壁の下にはブルーの波が描かれている。ブルーのカーペットの上に、小さなイエローの子ども用スツールが置いてある。
キッチンを正面から見た画像。上の棚にはマグやグラスがたくさん並んでいる。キッチンの扉はライトウッド。
壁に収納を設置して、グリーンとブルーを背景にアンズタケの絵が描かれている。その前にはグレーのソファがあり、グリーンのコーヒーテーブルの上にはおもちゃがたくさん置いてある。
大型のダイニングテーブルのまわりに、さまざまな種類のダイニングチェアが並んでいる。その横にキッチンと背の高い冷凍冷蔵庫。
部屋の中央にアイランドキッチンがあり、その脇にホワイトのステップツール、その横にバースツールが置いてある。奥にはキッチンと、鉢植え植物でいっぱいのシェルフユニット。

コミュニティに欠かせない要素 

安全と感じられることは、実際の安全であるのと同じくらい重要です。快適な照明があり、全体が見渡せ、共用のものと個人のものを区別するシンプルなルールがあるスペースをつくると、ネガティブな要因を最小限に抑え、安全感を育むことができます。 

YPPERLIG/イッペルリグ テーブルとHAVSTORP/ハーヴストルプ キャビネットは、単なる家具ではありません。広々としたキッチン&ダイニングエリアをつくって、団らんや学習、遊び、人とつながるのに最適な場所にします。複数のチェアの選択肢と多様なデザインスタイルを提供することで、住人たちは自分がくつろげるチェアを選べて、所属意識も高まります。カーテンでプライバシーをプラスした居心地のいいコーナーは、読書に没頭したり、ただ静かな時間を楽しんだりするのに最適です。

IVAR/イーヴァル 収納シリーズがあれば、共用のおもちゃや道具、アート用品をきちんと整理してしまえます。折りたたみ式のジムマットは、子どもたちと楽しい時間を過ごすのにぴったりです。扉付きの収納には、何でも整頓して取り出しやすく収納できます。

自然に触れることは、メンタルヘルスとウェルビーイングにとって重要です。植物の世話をすることで、リラックスできてやりがいも感じられます。ガーデニングで野菜の収穫ができる屋外エリアは、住人たちの楽しみになります。子どもたちにとって、想像力を刺激するスペースは不可欠です。柔らかなモジュール式セクションを組み合わせたSÖDERHAMN/ソーデルハムン ソファは、フレキシブルな配置が可能なので、グループセラピー、お話の時間、遊びなどに簡単に対応できます。この多用途な家具は、想像力と自己表現を促すことで、創造性とコミュニティ意識を育むのに役立ちます。