オフィスデザイン・レイアウト事例集:エコサート・ジャパン株式会社

エコサート・ジャパン株式会社(東京都中央区)

リズムのあるコーナーづくりで、心地良いオフィス空間を

エコサート・ジャパン株式会社(東京都中央区)

近年、「オーガニック」や「有機」という言葉を聞いたり目にしたりする機会が増えています。地球と自分の心身にやさしいものを消費者が求め、農薬や化学物質に頼らずに自然の力を大切にした農産物や製品の価値が評価されています。エコサート・ジャパン株式会社は、フランスに本部を置く、有機・オーガニック認証機関の日本法人です。認証取得件数は世界有数の実績を持っており、日本では、主に有機JAS、EU・USA向け認証、オーガニックコスメ認証を提供しています。
代表取締役社長の吉澤達雄さんは、「オーガニック製品の普及は世界的に急速に進んでいます。日本は遅れをとっていますが、今後ますます広がっていくと思います」と語ります。
会社の規模も少しずつ大きくなり、現在のオフィスに転居が決まった時に、家具やインテリアをIKEA for Businessでコーディネートしました。

頼りになるコーディネーターと一緒にプランニング

代表取締役社長の吉澤達雄さん

代表取締役社長の吉澤達雄さん

吉澤さんは、もともとイケアの家具のファンで、ご自宅でもご利用されているそうです。新オフィスへの転居を考えた時に、既存の考え方にとらわれない明るい雰囲気にしたいと思っていました。そこで、イケアの家具を使えたらと思い、北欧のインテリアのコーディネーター、アールティー・ヘンマ株式会社の竹川倫恵子さんに相談したそうです。法人向けのIKEA for Businessに登録し、プランニングが始まったのが2019年7月。転居予定の10月まであと約3ヵ月でした。
「オーガニック関連の会社のイメージに合うような、ナチュラルで明るい印象にできたらと考えていたのですが、イケアの家具はまさにぴったりでした。オフィス用にコーディネートでき、配送や組み立てまで一括でサポートしてくれるIKEA for Businessというサービスがあるとは知らなかったので、とても助かりました」と吉澤さんは語ります。

目的に合わせて空間を有効に使えるエリア分け

白いテーブルはイートインエリア。食事をしたり、ミーティングをしたり、多目的に使える。右奥がリラックスエリア、その奥がワーキングエリアになっている。

オフィスはワンフロアで、仕切りのないオープンなメインフロアと個室のミーティングルームがあります。メインフロアは、ワーキングエリア、イートインエリア、リラックスエリアの3つに分かれており、それぞれ目的に合わせたコーディネートがされていて、雰囲気の違う空間が違和感なく共存しています。「広いスペースでなくても、動線を考え、目的に合ったコーナーをつくることで、空間を十分に生かされていると思います。プロのレイアウトの技ですね」と吉澤さんは話してくださいました。

リラックスエリアは、背もたれ付きのパーソナルチェアを配し、温かな光のフロアランプとともに、まるで自宅のような落ち着ける雰囲気になっています。ナチュラルカラーとモノトーンのコーディネートの中に、クッションのポップな色や柄がアクセントになっています。ワーキングエリアとの境に背の低いシェルフを置くだけで、圧迫感のない仕切りとなり、コーナーを確立しています。シェルフは両側から収納が可能なので、整理整頓もでき一石二鳥です。

変形スペースの壁も上手に生かし、奥行きの狭いテーブルとハイチェアを配して、仕事や休憩もできるスペースに。

壁面も有効利用しています。予定表やさまざまな連絡事項など、共有したい情報を貼り出すスペースをまとめ、見やすい文字盤の掛け時計を中央に配しました。リラックスエリアの対面にある壁は、変形のスペースになっていますが、ここには長さの合う奥行きの狭いテーブルとハイチェアをチョイスし、ひとつのコーナーがつくられています。デスクランプは携帯電話の充電機能付きのタイプを採用し、作業や休憩をしながら充電ができ、とても便利と好評のようです。

ワーキングエリアは「シンプルに、物を少なく」を心がけて

 ワーキングスペースのデスクは、昇降式のタイプを採用しました。簡単に手動で高さが調整でき、立って仕事をすることもできます。デスクワークが中心の会社なので、昇降式を選ぶことができてとても良かったと吉澤さんは言います。スペース全体は、とてもすっきりした印象です。その理由は、エコロジーを意識した会社なので、ペーパーレスを心がけていること、そして、デスクサイドの個人の物入れがないことです。「個人の収納を考えると、デスクワゴンは必須かなと思っていたのですが、思い切って使わないことにしました」と吉澤さん。「最初はみな戸惑っていましたが、だんだん慣れると必要最低限の物しか持たなくなるんですね。整理も上手になる。これは発見でした。引き出しがあると、とりあえず入れておいてそのままということが多くなるのだと思います」

 来客用のミーティングルームは、移転プロジェクトメンバーの希望で、ナチュラルな無垢材のテーブルYPPERLIG/イッペルリグを選びました。「重い感じのテーブルではなく、ミーティングだからこそ、ちょっとホッとできるような優しい素材がいいなと思っていたんです。無垢の木の感触もいいですよね」と吉澤さん。合わせたチェアは、軽くて持ち運びが簡単で、スタッキング可能なJANINGE/ヤニンゲ。アームをテーブルに掛けると床の掃除が簡単にできるタイプです。デスクのナチュラルな色を引き立てる、ホワイトとグレーの2色を組み合わせました。照明にもこだわり、デザイン性の高いペンダントランプとフロアランプを併用して、スタイリッシュで温かな雰囲気を演出しています。

入り口のコーナーにもこだわりが。細長い板を並行に組んだルーバー風のデザインで、オーガニックなイメージに。緑も映えて印象的。

今回の新オフィスのコーディネート完成直後には、フランス本部からもわざわざ見学に来たそうです。フランスオフィスと雰囲気が似ていることを喜んでいたということです。
「今回、信頼できるコーディネーターと、IKEA for Businessにお任せすることで、とても短期間に効率よく、希望通り、いや希望以上の空間ができあがりました。とても満足しています。ピックアップから搬入、組み立ても全部お任せし、短時間で済んだのも助かりましたね。家ではイケアの家具を組み立てますが、プロに組み立ててもらうのは本当に楽ですね(笑)」と吉澤さん。
今後の業務拡張や社員の増加も視野に入れ、ワーキングエリアを広げたり、必要に応じて家具の移動や新しい組み合わせも考えていきたいそうです。
「イケアの家具の良いところは、組み合わせの幅が広く、可変性が高いところにもありますね」
吉澤さんは、まずはグリーンをもっと増やした空間にしたいそう。「家具から食器、グリーンまで揃うのはありがたい。少しずつ備品を増やしていくのも楽しいですね」と話してくださいました。


法人名:エコサート・ジャパン株式会社
所在地:東京都中央区新川1-22-17 グラント茅場町ビル3階
HP:http://www.ecocert.co.jp
会社概要:有機農産物、有機加工品、オーガニックコスメの認証機関(本部フランス)
導入年月:2019年10月
導入に要した期間:約3ヵ月
IKEA for Businessを選んだ理由:既存のオフィス家具とは異なるデザイン性と組み合わせの自由さ、コストパフォーマンス、プランニングの確かさ
担当したイケアストア:IKEA Tokyo-Bay
使用したイケアのサービス:ピックアップ代行サービス配送サービス組み立てサービス

(デザイン担当会社)
法人名:アールティー・ヘンマ株式会社
所在地:東京都渋谷区神宮前2-31-20 アコルデ神宮前403
http://rthemma.co.jp

※使用されている商品は記事掲載時期のもので、販売終了になっている商品が含まれる場合がありますのでご了承ください。