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一人暮らしに必要なものをチェックして、ムダなく賢く新生活をスタートさせよう!

公開日:2022年4月20日、更新日:2024年9月17日

春に向けて、進学や就職あるいは転職を機に、これから一人暮らしに向けて準備を始める方も多いことでしょう。

初めての一人暮らし、新生活に夢が広がります。

せっかくなら理想のライフスタイルをかなえたいところ。

ですが、引っ越し費用に加えて、家電やインテリアまでを予算内にやりくりするとなると、事前に計画が欠かせません。

一人暮らしに必要な家具や家電について準備リストをチェックしながら、ムダなく新生活をスタートさせましょう。


1. 引っ越し前に準備するべき必需品

引っ越し先が決まったら、すぐにでも準備を始めたいアイテムがあります。

特に忘れがちなアイテムや、採寸が必要なアイテムをまとめました。

あらかじめ準備をしておくと、入居後も安心です。

1-1. 引っ越し前に準備したい日用品

引っ越し前に用意したいのが、生活必需品である日用品です。

加えて掃除道具も一緒にそろえておきましょう。

  • トイレットペーパー
  • ゴミ袋(ゴミ箱)
  • 雑巾
  • 掃除用具
  • スリッパ

消耗品はあとで買えば大丈夫……と思っていると、うっかりすることがあります。

また、入居時にはハウスクリーニングが行われるケースがほとんどですが、無人の期間が長くなると、ホコリも積もってしまいます。

入居前に掃除をしておくと快適に過ごせます。

引っ越し前であっても、現地の確認や手続きのために新居を訪れる機会があるもの。

これらの日用品はできるだけ早めに部屋に入れておくと、いつでも使えて安心です。

1-2. カーテンの採寸は最優先で

新居が決まったら、最初に準備したいのが「カーテン」です。

カーテンは規格サイズであれば比較的手に入りやすいものの、オーダーとなると入手までに数日~数週間かかります。

入居が決まったら、部屋の窓の採寸を最優先で行い、カーテンの準備を進めましょう。

  • ドレープカーテン
  • レースカーテン

カーテン選びの段階で、家具やインテリアが決まっていない場合、どんなデザインにすればよいのか悩むかもしれません。

そんなときは、どんな色やスタイルにもなじみやすいライトグレーやライトベージュのカーテンを選ぶと失敗が少ないでしょう。

また、サイズ選びはとても重要です。カーテンはほんの数cmの長さの違いで、寸足らずになったり、床を引きずったりと残念なことに。

失敗を避けるためにも、カーテンの寸法の測り方を参考に、できるだけ正確に計測しましょう。

※カーテンの採寸方法

カーテンは基本的には丈と幅の2点を測っておけば、オーダーに必要な寸法を計算してもらえますよ。

とはいえ、店舗でのカーテン選びからオーダー完了までには、確認事項も多く、時間がかかってしまうことも。

カーテン購入の際は、スケジュールに余裕がある日に出かけるのがベター。

まずは、入居前に以下の長さを確認しておきましょう。

カーテンレールにぶら下がっている、カーテンフックをかける丸い輪の部分を「ランナー」と呼びます。丈と幅は、以下のポイントで採寸しましょう。

  • 丈の採寸:ランナーの穴の下端から床までの長さ
  • 幅の採寸:右の端のランナーから左の端のランナーまでの長さ

イケアの「KALAMONDIN カラモンディン」は、丈178cm。

規格サイズの掃き出し窓用ドレープカーテンです。

しっかりとした厚みがあるため光を程よく遮断し、外からの視線も防げるのでプライバシーを守れます。

イケアの「SILVERLÖNN スィルヴェロン」は光を取り入れながら程よく視線をカバーしてくれるシアーカーテン。

窓越しの人の往来や視線が気になる場所に、ドレープカーテンと組み合わせてみて。

1-3. 照明器具の確認と設置はお早めに

カーテンと同様に、早めに用意したいのが「照明器具」です。

照明をセットする取り付けプラグの形状も、事前に確認しておくと、準備がスムーズです。

  • 照明器具(天井照明)
  • 照明器具の電球

一人暮らしの部屋では、光が全体に拡散できるタイプの天井照明が適しています。

LED照明を選べば、初期費用はかかりますが、電気代の節約になり、長年取り替え不要です。

天井照明を設置すれば、当面不便はないため、その他の照明器具(デスクライト、スタンドライトなど)は、引っ越し後の買い足しで間に合います。

 

購入の際に、意外と忘れがちなのが「電球」。

照明器具にあらかじめ専用の電球が含まれているのか、別売りなのかを必ず確認しましょう。

賃貸の場合、あらかじめ照明器具が備え付けられているケースもあります。

 

もし、設置済みの照明器具を取り外して別のものを取り付ける場合、原状復帰のため退去時には設置されていた器具に戻す必要があります。

備え付けをそのまま使う場合には問題ありませんが、取り換える場合には既存の照明器具を保管する場所や方法も考えておきましょう。

2. ベッドまわり

ベッドまわりはかさばるものが多いエリアです。

ひとつで多目的に使えるフレキシブルなアイテムを選んで、ものが増えすぎないように工夫してみましょう。

2-1. ベッド & クローゼット

ベッド

収納付きのベッドなら、デッドスペースになりがちなベッド下を有効活用できます。

大きめの収納スペース付きなら、季節外の衣類などを丸ごと収納できて便利。

 

マットレス、掛け布団、枕、シーツ、ベッドパッドなど

ベッドに合わせたマットレスのほか、季節に合わせた寝具も早めに準備を。

あとで買い足すと、収納場所に悩むことになるかもしれません。

あれこれたくさんそろえるよりも、機能的な寝具をひとつ手に入れた方が予算も収納も節約できますよ。

 

イケアの「SMÅSPORRE スモースポッレ」は、厚手と薄手が2枚合わせになった掛け布団。

取り外せばどちらか1枚だけを使用することも可能です。

季節に合わせて調節できるから、あれこれ寝具を買う必要がありません。

また、素材が綿とポリエステルのため、気軽に洗濯できるから、常に清潔に使用できるのも大きなメリット。 

イケアの「MJÖLKKLOCKA ミョルククロッカ」エルゴノミクス枕は、片面が「横向き用」もう片面が「仰向け用」にデザインされた枕。

エルゴノミクスとは人間工学に基づいた理論のこと。

柔らかな形状記憶フォームに包まれて、心地よい睡眠が楽しめそう。

 

ハンガー、衣類収納ボックスなど

備え付けのクローゼットはあっても、ハンガーや衣類収納ボックスが備わっていないケースがほとんどです。

衣類の量や収納するものに合わせて、自分で準備する必要があります。

空間をムダにしないためにも、できるだけぴったりサイズの収納用品をチョイスしましょう。

クローゼットにハンガーをつるすバーがあっても、畳んだ衣類用の収納がついていない場合があります。

そんなときは、イケアの「SKUBBスクッブ」の収納6コンパートメントを取り付けるだけですっきり解決。

同シリーズには、クローゼットの上部や引き出し内でも使える便利な収納が勢ぞろい。

収納場所に合うサイズを探して、ワードローブをすっきり整えてみて。

イケアの「SKUBB スクッブ」ボックスは、クローゼット上段部分の整理に活用したい収納アイテム。

手の届きにくい上段でも、縦長の持ち手付きで、取り出しが簡単。

幅1mに3つ並べて置けるサイズです。

必要のないときは底のファスナーを開いて、平らに畳んで収納可能。

イケアの「SKUBB スクッブ」ボックス 仕切り付きがあれば、ベルトやスカーフなど収納しにくいアイテムを取り出しやすく、美しく収納できます。

靴下や下着の収納にも便利。縦横どちら向きにも使用できます。

イケアの「BUMERANG ブメラング」シリーズのハンガーは、無垢材のナチュラルな質感が魅力。

きちんとしたハンガーを使用すると、衣類の見映えも断然アップ。

ほどよい厚みがあるため、衣類の間隔が空き、衣類の詰め込みすぎも防げます。

クローゼット用なら、8ピースセットを購入して本数をそろえておくと便利。

色はナチュラルのほか、ホワイトとブラックもあるので、好みの色で美しくまとめてみましょう。

毎日の洋服選びが楽しくなりそうです。

「BUMERANG ブメラング」ハンガー用ショルダーシェイパーは、通常の「BUMERANG ブメラング」ハンガーに重ねるだけでコート用ハンガーになるという便利アイテム。

形崩れが心配なコートや大切な衣類用にそろえておくと安心です。

「BUMERANG ブメラング」ズボンハンガーは、ズボンやスカートのウエスト部分を挟んでつり下げる収納ハンガー。

内側にフェルトの裏地付きで衣類が傷みにくい仕様です。

3. キッチン

料理をあまりしない方でも、買ってきたものを保存したり、温めたりする家電は必須。

キッチンで使用する家電3点(冷蔵庫、レンジ、炊飯器)はマストアイテム。

パンやコーヒーでさっと朝食をすませたい方は、トースターやケトル、コーヒーマシンも欲しいところですが、まずは置くスペースを確保できるかを考えて。

生活必需品以外の家電は、生活をしていくなかで見極めながら買い足すとムダがなさそうです。

3-1. キッチン関連

冷蔵庫、レンジ、炊飯器

適度に買い置きができて不自由しない冷蔵庫の容量は、130~150L。料理好きな方は、設置場所に問題がなければ、150~250Lサイズも検討してみて。

トースター、ケトル、コーヒーメーカー/コーヒーマシン

家電購入の際は、一人暮らし用のセット商品を選ぶのも賢い方法。

家電量販店のようなところでは、新生活向けにまとめて購入できるセットがあり、予算が抑えられるのがメリットです。

また、シリーズやカラーに統一感があるため、すっきりとした印象にまとまって一石二鳥です。

 

キッチンスポンジ、水切りかご、食器スタンド、布巾、収納アクセサリーなど

一人暮らし用のキッチンは手狭にできていることがほとんど。

ワークトップに洗った食器を置いていると、まな板を置く場所に困ることも。

収納アクセサリーを上手に利用して、できるだけデッドスペースを有効活用してみて。

 

イケアの「SUNNERSTA スンネルスタ」 キッチンオーガナイザーセットは、突っ張り式の収納アクセサリー。

キッチン空間の限られたスペースを有効活用できるうえ、手の届きやすい場所に収納できて使い勝手も抜群です。

ネジ固定が不要なので、賃貸にもぴったり。

「SUNNERSTA スンネルスタ」には、ほかのセットやパーツもあるので、キッチンの形に合わせて選んでみて。

 その他

  • 食器 ... 茶碗、汁碗、皿、グラス、カトラリー類
  • 調理器具 ... まな板、包丁、鍋、フライパン、菜箸、お玉、フライ返し

4. リビング・ダイニング

限られた空間で快適に過ごすためには、家電や家具は新生活に本当に必要なものだけにしぼり、余分なものを持ち込まないのがポイント。

リビング・ダイニング編として、一人暮らしにマストな準備品を再チェックしてみましょう。

4-1. リビング関連

夏の熱中症対策としても、エアコンはリビングに欠かせない存在。

賃貸の場合には、あらかじめ設置されているケースがほとんどですが、設置されているかどうか念のため確認しておきましょう。

 

リビングに必要なものは、住む人のライフスタイルによって大きく変化します。

スマートフォンやパソコンの通信や配信サービスを上手に利用すれば、テレビや固定電話などの家電を持たない暮らしでも不便はなさそう。

でも、休日に映画をゆっくりと楽しむ趣味があるなら、雰囲気のあるテレビボードやパーソナルチェアがあると便利。

あれこれ欲しくなる気持ちを抑えて、まずは必需品から準備して、そのほかのアイテムは暮らしながら様子を見るのが賢い方法と言えそうです。

エアコン

賃貸では、あらかじめ設備に含まれているのが一般的。

なければ、購入設置が必要です。

その場合、取り付け工事のタイミングを考えておきましょう。

入居後に購入する際でも、夏が来る前には設置しておくとよいでしょう。

テレビ(テレビボード含む)、電話器

テレビや固定電話は、パソコン・タブレット・スマートフォンで代用する場合は必要なし。

購入の際には、設置場所やサイズ感を事前に確認しておくこと。

シェルフ、本棚など

必須ではないものの、腰の高さ程度のシェルフや本棚はひとつあるとフレキシブルに使えます。

圧迫感が少なく、上部はディスプレイや小物の一時置きとしても便利。

また、空間のディバイダーとして、リビングとベッドとの間に設置することで、ゆるく空間の境界をつくることができます。

 

イケアの「KALLAX カラックス」は、豊富なインサートがそろうカスタマイズしやすいシェルフユニット。

一人暮らしの部屋には、縦横2列のボックスに分かれたシェルフが人気。

4つに分かれたボックス内をさらに棚板や引き出しユニットで好みの形にアレンジできます。

本体は壁付けでも床置きでも使用できるため、賃貸物件でも安心です。

暮らし方に合わせて多目的に使えます。

時計、ペンスタンド、リモコンスタンド、ティッシュケースなど

 家族と暮らす家とは違い、一人暮らしでは遠慮なく自分の思いどおりの部屋づくりができます。

インテリア小物を選ぶ際には、自分好みのカラーやデザインで統一するのも楽しいですね。

イケアの「PLIRA プリラ」 アラームクロックは、お部屋のアクセントカラーとしてもかわいい目覚まし時計。

スマートフォンの目覚まし機能だと、すぐに止めてしまって起きられない、という方にはマストアイテムですね。

グリーンの文字盤に白の針が見やすく、通常時の作動音が控えめなのは、生活する場所と同じ空間で寝起きする一人暮らしにうれしい仕様。

4-2. ダイニング関連

一人暮らしでも、落ち着いて食事をとれる場所があるとうれしいですよね。

とはいえ、ダイニングテーブルを置くと専用のチェアも必要になるため、限られたスペースでは難しい場合も。

伸長式や折りたたみ式のテーブルを選ぶ、リビングテーブルやワークデスクと兼用するといった工夫も検討してみて。

  • ダイニングテーブル(またはローテーブル)
  • ダイニングチェア(または床座クッション)

イケアの「LACK ラック」 コーヒーテーブルは、イケアの人気の定番シリーズ。

高さが55cmあるため、床置きのクッションに座ればローテーブルとして利用できるサイズ感。

テーブル下には小物の整理に便利な収納棚があり、テーブル上はいつもすっきり。

ダイニングテーブルとしても兼用しやすいモデルです。

「LACK ラック」シリーズは、サイズ違いや色違いも豊富にそろうので、部屋の広さや用途によって選んでみて。

イケアの「LISABO リーサボー」は、明るい木目とナチュラル感が魅力のデスク。

組み立てが簡単で、引っ越し先で初めて組み立てたとしても、迷うことなくスムーズです。

無垢材使用で耐久性もあるので、通常はダイニングテーブルとして、ときにはテレワークや勉強用のワークテーブルとして兼用できますね。

ミラーを置けば、ちょっとしたドレッサー代わりにも使えます。

5. まとめ

一人暮らしを始めるにあたっては、必要最低限のアイテムから揃えることが重要です。

イケアでは、省スペースでも機能的な家具や生活雑貨を多数取り揃えており、新生活を快適にスタートさせるためのサポートをしています。

インテリアのコツを学びながら、自分にとって本当に必要なものを選び、賢く心地よい空間を作り上げましょう。