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おしゃれな収納ボックスの選び方やお手入れ方法、収納をおしゃれに見せるコツを紹介!

公開日:2025年2月19日

収納ボックスは、整理整頓に必須ともいえるアイテム。収納ボックスには多くの種類があり、豊富な商品が展開されているため、おしゃれな収納ボックスが欲しいけれども、どのようなものを選んだらよいか、迷っている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は収納ボックスの種類や選び方のポイントをおさえたうえで、収納をおしゃれに見せるコツも紹介していきます。収納場所に合わせた収納ボックスを見つけて、部屋をおしゃれにコーディネートしましょう。


1.収納ボックスの種類

収納ボックスは、衣類や小物などを整理整頓するために欠かせないアイテムです。収納ボックスはリビングダイニングやキッチン、寝室、子ども部屋、書斎、ウォークインクローゼット、洗面所など、住まいのさまざまな場所で活用され、インテリアとしても用いられています。

収納ボックスにはボックスタイプや積み重ねが可能なタイプなど多くの種類があります。主な収納ボックスの種類とおすすめの用途を紹介していきます。

1-1.ボックスタイプ

ボックスタイプは収納ボックスの中でも、豊富な種類の素材やカラー、サイズの商品が展開されているのが特徴です。出し入れがしやすく、食品や日用品のストック、雑誌や書籍など、幅広く収納に活用できます。ボックスタイプは、主にカラーボックスや棚に置いて使用します。

1-2.積み重ね可能タイプ

積み重ねが可能なタイプの収納ボックスは、空間を有効活用できるというメリットがあります。クローゼットのハンガーパイプの下に置いたり、部屋に床置きにして使用したりするほか、棚や扉付きの収納の内部などでも活用できます。

積み重ねタイプは下部の収納ボックスは出し入れがしにくくなるため、シーズンオフの衣類など、基本的に頻繁に出し入れしない収納に向いています。ただし、側面に扉が付いたフラップ型と呼ばれるタイプなら、重ねたままふたを開けて使用することができるので、出し入れすることが多い収納にも便利です。

1-3.ふた付きタイプ

ボックスタイプにふたが付いているのが、ふた付きタイプです。ふた付きタイプは中にホコリが入りにくいのが特徴です。

シーズンオフの衣類のほか、ホコリをつけたくない大切なものの収納に向いています。また、リビングの棚など、目に入りやすい場所に置いた場合も、目線より低い位置でも中身が見えないのが便利です。収納ボックスを出し入れするときに中身が落ちる心配がないことから、高い場所での使用にもおすすめです。

1-4.取っ手付きタイプ

取っ手付きタイプの収納ボックスには、側面に取っ手がついたタイプとカゴのように持ち手がついたタイプがあります。側面に取っ手がついたタイプは、棚などから出し入れがしやすいのがメリットです。

持ち手がついたタイプは、使用する場所に持ち運びがしやすいという便利さがあります。たとえば、キッチンなら常温保存できる根菜類や果物の入れ物、洗面所なら化粧品ボックスとして活用が可能です。あるいは、リビングダイニングや寝室などで、外出用グッズ一式、読みかけの本や編み物などを入れる用途にも使えます。

1-5.折りたたみタイプ

折りたたみタイプの収納ボックスは、必要なときに組み立てて使用し、使わないときにはコンパクトにたたんでおけるというメリットがあります。折りたたみタイプには、ボックスタイプや積み重ねが可能なタイプ、ふた付きタイプなどの形状があります。

折りたたみタイプは、特に収納するものの量が変動する場合に向いています。たとえば、食品のストックのほか、シーズンオフの衣類を収納する場合には、夏と冬の衣類の量の違いに合わせて、使用する個数を調整できます。あるいは車に載せておくと、積み込むものの整理などに使えて便利です。

1-6.仕切り付きタイプ

仕切り付きタイプの収納ボックスは、衣類や下着類、アクセサリーの分類に用いるなど、1つのアイテムで分類して収納できるという便利さがあります。素材やサイズなどによって、リビングダイニングや寝室、クローゼットなどさまざまな場所で活用できます。

2.収納ボックスの選び方

収納ボックスは使う場所や用途に合ったものを選ぶことが大切です。収納ボックスの選び方の基準などを解説していきます。

2-1.サイズ・容量で選ぶ

収納ボックスを購入する前に、使用する場所の幅と奥行き、高さを測っておきます。あらかじめ計測しておかないと、大きすぎて置けなかったり、小さすぎて使いにくかったりすることがあるためです。

一般的な奥行きの目安として、押し入れで使用する場合は66~74cm、クローゼットで使用する場合は53~55cm、リビングなどの居室で使用する場合は41~45cmが目安です。ただし、奥行が深いと取り出しにくくなることがあるため、あえて奥行が狭いものを選ぶという選択肢もあります。

高さは収納するものが取り出しやすい高さのものを選ぶことがポイントです。収納ボックスが深すぎると、取り出しにくいことがあります。衣類を収納する場合には、高さ18~23cmのものがおすすめです。

2-2.用途で選ぶ

収納ボックスを選ぶ際には、何を収納するか、用途もポイントになります。頻繁に使うアイテムを入れる場合には、取っ手付きタイプやボックスタイプが向いています。年に数回しか使わないものやオフシーズンの衣類などは、ふた付きタイプや積み重ねが可能なタイプがおすすめです。

2-3.設置場所で選ぶ

収納ボックスは設置場所に合わせて、サイズや素材を選択します。リビングダイニングのオープンラックなど、よく目につく場所に設置する場合には、デザイン性も重視したいところです。一方で、扉付きの収納やクローゼットで使う場合にはシンプルなデザインのものが向いています。

また、キッチンや洗面所といった水回りには、プラスチック製などの水濡れに強い素材がおすすめです。クローゼットや押し入れには、通気性の高い商品が向いています。

2-4.素材で選ぶ

収納ボックスの素材には、プラスチック、布地、ポリエステル、天然繊維、紙、金属、無垢材などがあります。それぞれの素材の収納の特徴を紹介します。

プラスチック

プラスチックの収納ボックスは、ボックスタイプやふた付きタイプ、積み重ねが可能なタイプなど形状やサイズのバリエーションが豊富にあります。軽量で取り扱いやすく、汚れたときには水洗いが可能。比較的密閉性が高く、収納したものにほこりがつきにくい点もメリットです。透明なタイプや透けているタイプは、中身がわかりやすいという特徴もあります。

ただし、プラスチックは通気性に欠けるため、衣類などを収納する場合は除湿剤や防虫剤を使用するのがおすすめです。

布地

布地の収納ボックスは軽量で通気性が優れているというメリットがあり、特に衣類や寝具の収納に向いています。布地の収納ボックスの多くは、使用しないときは折りたたんでおけます。

布地の収納ボックスにも、フレームや側板が入った積み重ねに向いた商品もあります。ただし、重いものを入れた収納ボックスを上に積み重ねてしまうと、中身がつぶれてしまう可能性がある点に注意が必要です。

ポリエステル

布地の中でも、ポリエステル100%の収納ボックスは耐久性に優れ、手入れがしやすく、軽量で取り扱いがしやすいのが特徴です。ただし、ポリエステルは吸湿性や通気性が劣るため、比較的湿気がこもりやすいという点に注意しましょう。

天然素材

ラタンやシーグラスと呼ばれる天然水草を編んでつくられた天然素材の収納ボックスは、ナチュラルな雰囲気でインテリア性が高く、リビングダイニングのオープンラックや玄関など、見せる収納としての使用に向いています。竹製の収納ボックスを含め、アジアンモダンのインテリアに合うアイテムでもあります。

紙を使った収納ボックスは軽量でお手ごろです。組み立てて使うタイプが多いためストックしやすく、不要になったときに処分しやすいのも魅力です。ただし、紙の収納ボックスは耐久性が低く、頻繁に出し入れをしていると壊れやすいのが難点です。紙の収納ボックスは書類のほか、軽いものの収納に向いています。

金属

金属製の収納ボックスは耐久性や強度が高いのが特徴です。クールな印象を与えるなど、置くだけでおしゃれな雰囲気を演出できるものが多いです。メッシュタイプの収納ボックスは、中身がわかりやすいといったメリットもあります。

無垢材

無垢材の収納ボックスは、耐久性が高く、通気性に優れているのが特徴です。収納ボックスには、桐やヒノキ、タモ、パインなどが使われています。

無垢材の収納ボックスは素材感のよさからインテリア性があり、リビングダイニングなど幅広い場所で、見せる収納に向いています。ナチュラルテイストのほか、樹種によってはさまざまなインテリアテイストに合わせやすいです。

2-5.デザインで選ぶ

リビングダイニングのオープンラックやサイドボードの上など、見せる収納として目に触れる場所で使用する収納ボックスは、デザインを重視しましょう。素材にこだわり、インテリアテイストに合ったものを選ぶのがポイントです。中身が見えないデザインの方が、生活感が出にくいです。

一方、クローゼットや押し入れなどの収納の内部で使用する収納ボックスは、統一感をもたせると、扉を開けたときにすっきりとして見えます。半透明のプラスチック素材など、中身が確認しやすい収納ボックスも向いています。

3.収納をおしゃれに見せるコツ

収納ボックスは整理整頓するだけではなく、空間をおしゃれに見せるアイテムでもあります。

<収納をおしゃれに見せるコツ>

  • 置く場所のインテリアに合ったものを選ぶ。
  • 見せる収納として使う収納ボックスは、天然素材や無垢材を採り入れる。
  • 生活感を出さないためには、中身が見えないタイプを選択する。
  • 収納するものによっては、透明や半透明、メッシュなどの素材であえて見せる。

4.おしゃれな収納ボックスを購入するならイケアがおすすめ!

おしゃれな収納ボックスを購入するなら、イケアで探すのがおすすめです。イケアでは、おしゃれな収納ボックスを豊富に取りそろえ、幅広い形状や素材の収納ボックスがあるため、使う部屋のインテリアや用途に合ったものを選べます。500円以下の低価格の収納ボックスも、多く販売しています。

また、IKEAオンラインストアではフィルター機能により、素材や色、種類などで商品を絞り込めるので便利です。

さらに、イケアなら返品・交換・キャンセルサービスがあるから安心です。IKEAオンラインストアや店舗での購入から1年間も、未使用など一定の条件を満たせば、返品が可能です。商品に不具合があった場合には、購入から1年以内であれば交換できます。また、IKEAオンラインストアで購入した場合は、出荷状況によってはキャンセル処理も可能となっています。

5.収納ボックスのお手入れ方法

収納ボックスのお手入れ方法は素材により異なります。

  • プラスチック:中性洗剤を含ませた布で拭いた後、きれいな布で乾拭きをする。
  • 布地:洗濯や漂白は不可。粘着ローラーや掃除機などでゴミやホコリをとるか、またはきれいな布で乾拭きをする。
  • ポリエステル:洗濯や漂白は不可。粘着ローラーや掃除機などでゴミやホコリをとる。商品によっては、湿らせた布で水拭きをした後、きれいな布で乾拭きをする。
  • 天然素材:商品により、水を含ませた柔らかい布で拭く、またはきれいな布で乾拭きをする。
  • 紙:はたきでホコリをとるか、きれいな布で乾拭きをする。
  • 金属:きれいな布で乾拭きをする。商品によっては柔らかい布で水拭きも可能です。
  • 無垢材:きれいな布で乾拭きをする。

6.収納ボックスの処分方法

収納ボックスが不要になった場合には、いくつかの処分方法があります。

  • 自治体のゴミ収集に出す:燃やせるごみ、燃やせないごみ、粗大ごみのいずれに該当するかは、自治体によってルールが決められており、素材や大きさによっても異なるため、確認が必要です。
  • 店舗の引取サービスを利用する:自社のプラスチック商品の回収を行っている店舗もある。
  • 不要品回収業者を利用する:業者によって利用条件や料金が異なるため確認が必要です。
  • リサイクルショップやフリマアプリで売る:状態がよいものだと売れる可能性がある。

7.まとめ

収納ボックスは、ボックスタイプや積み重ねが可能なタイプ、ふた付きタイプなど、さまざまな種類があります。収納ボックスはサイズや用途、設置場所、素材などを考慮して選ぶのがポイントです。見せる収納として使用する場合には、インテリア性も重視しましょう。

イケアには、幅広い素材やサイズのおしゃれな収納ボックスが豊富にあります。おしゃれな収納ボックスを探している方は、ぜひイケアで探してみてはいかがでしょうか。