腰痛対策におすすめのマットレスの選び方とは?腰痛の原因や購入時の注意点を解説
#イケアの参考記事 公開日:2024年7月12日
睡眠中は腰や背中などで体重を支えるため、マットレスと腰痛は密接な関係があります。
特に自分の体に合わないマットレスを使用し続けると、腰痛以外にもさまざまな体調不良につながる可能性があるため注意が必要です。
本記事では、マットレスと腰痛の関係性や、腰痛対策におすすめのマットレスの選び方を紹介します。
マットレスが腰痛の原因かもしれないと思う場合は早めの買い替えがおすすめです。
買い替えに踏み切れない方でも安心して購入できるイケアのサービスもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
腰痛の原因にマットレスは関係ある?
使用しているマットレスが自分の身体に合っていない場合、身体に負担がかかるため腰痛の原因となる可能性があります。
マットレスの種類はさまざまあり、快適な睡眠がとれる最適なマットレスは人により異なります。マットレスを購入する際には、自分の体重や身長など、体格にあわせたマットレスを選びましょう。
腰痛の原因も人によりさまざまですが、寝起きに腰痛がする場合、マットレスが身体に合っていない可能性があるかもしれません。また、経年劣化でヘタリが発生している場合は、寝姿勢が崩れて腰に負担がかかっている場合もあるでしょう。
身体に合わなくなったマットレスを使用していると、寝姿勢が崩れて快眠できなくなり、腰痛以外の体調不良にもつながるため注意が必要です。
マットレスの寿命は、素材や質、メーカーによって異なりますが、5〜10年程度が大まかな目安です。マットレスの種類別に、寿命の目安を以下にまとめました。
マットレスの種類と寿命の目安
マットレスの種類 | 寿命の目安 |
---|---|
ポケットコイル | 8~12年程度 |
ボンネルコイル | 7~10年程度 |
高密度スプリング | 10年程度 |
低反発ウレタン | 3~5年程度 |
高反発ウレタン | 6~8年程度 |
高反発ファイバー | 6~8年程度 |
ラテックス | 6~8年程度 |
上記の寿命は、あくまでも目安です。寝心地が悪くなってきたと感じたり、ヘタリが発生したりしている場合は、マットレスの買い替えを検討するとよいでしょう。
イケアではマットレスの品質を10年間保証しています※。
ご家庭で使用した場合のみ、材質や加工の不良に対して適用されます。
なお、保証時は購入時のレシート原本が必要なため、大切に保管してください。
※本品質保証は、スプリングの損傷、取っ手の損傷、著しいたるみに適用されます。
※本品質保証は、この製品を最初に購入された方に適用されます。譲渡はできません。
腰痛対策におすすめのマットレスの選び方
マットレスを選ぶ際には、以下の点に注目して選んでみてください。
- マットレスの種類で選ぶ
- 寝姿勢を保てる硬さのマットレスを選ぶ
- 寝返りを打ちやすい反発力のマットレスを選ぶ
- 体格に合ったサイズのマットレスを選ぶ
それぞれがどのように腰痛と関係しているかを、以下で詳しく紹介します。
マットレスの種類で選ぶ
マットレスにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。
- 高反発マットレス
- 低反発マットレス
- ハイブリッドマットレス
- ポケットコイルマットレス
- ボンネルコイルマットレス
1. 高反発マットレスは、身体を押し返す反発力があり、寝返りが打ちやすい点が特徴です。ただし、硬すぎると身体が沈み込まず、肩・腰に負担が集中してしまう点に注意が必要です。
2. 低反発マットレスは、柔らかく身体にフィットします。ただし、柔らかすぎると身体が沈み込み、寝返りが打ちづらくなるため、腰や背中に負担が集中する可能性があります。
3. ハイブリッドマットレスは、「高反発素材」×「低反発素材」のように、複数の素材を組みあわせて作られる複層構造のマットレスです 。 それぞれの素材のメリットを活かし快適な快眠をサポートします。一般的に重い傾向があるため、マットレスを使わない際に収納しておきたい方には不向きでしょう。
4. ポケットコイルマットレスは、身体を支えるバネ(コイル)がひとつずつ別個に袋に入って並んでおり、コイルが身体の凸凹や動きにあわせて独立して動きます。
寝返りを打っても周囲に響かないため、パートナーや子どもと一緒に寝ていても、快適な睡眠がとれるでしょう。
一方、ボンネルコイルと比べて通気性が劣る、価格が高めの傾向があります。
5. ボンネルコイルマットレスはコイル同士が連結されていて、面で体重を支えてくれます。
耐久性があり、比較的価格もリーズナブルな商品が多いのも特徴のひとつです。
ただし、硬めでしっかりした寝心地で、体圧によっては腰痛につながる可能性があるため注意しましょう。
上記の特徴を踏まえた上で、自分に合ったマットレスを選んでみてください。
寝姿勢を保てる硬さのマットレスを選ぶ
寝姿勢は、立っている時のように背骨が緩やかなS字カーブを描いた状態が理想的とされています。
睡眠中に理想的な寝姿勢が保てると、体圧がマットレスに分散され、快適な睡眠がとれます。寝姿勢を正しく維持するためには、自分にとって柔らかすぎず、硬すぎないマットレスを選びましょう。
マットレスが硬すぎると、骨があたって痛みを感じたり、睡眠中にかかる体圧によってマットレスに接している背中や腰が圧迫され、血流が悪くなったりします。身体への負担や血行不良は腰痛につながるので注意が必要です。
反対に、マットレスが柔らかすぎると身体が沈み込み、寝姿勢が崩れます。くの字の姿勢は、体圧が腰部に集中して負担をかけ、腰痛につながる可能性があるので注意しましょう。
硬さの感じ方は体重や身長によって異なるため、体圧分散性にすぐれた「適切な硬さのマットレス」も人により異なります。
自分の体格にあわせて、適度な硬さのマットレスを選んでください。
寝返りを打ちやすい反発力のマットレスを選ぶ
寝返りは、睡眠中の体圧によって起こる血行不良を防ぐために行われる生理現象です。
血行不良は、筋肉の凝りや疲労物質の蓄積につながり、腰痛を引き起こす可能性があります。血行不良を防ぐためには、寝返りの打ちやすいマットレスを選びましょう。
睡眠中に身体を押し返してくれる、ほどよい反発力をもったマットレスがおすすめです。
体重や体格によっても適した硬さのマットレスは異なりますが、マットレスを購入する際には、目安としてチェックしてみるとよいでしょう。
体格に合ったサイズのマットレスを選ぶ
睡眠中に快適な寝返りを打つためには、硬さや反発力だけではなく、サイズ選びも重要です。身体が収まるサイズでも、左右に幅がない場合、寝返りが打ちづらくなったり、マットレスから落ちたりしてしまいます。
マットレスは、左右に寝返りを打ってもマットレスから落ちない程度のサイズがおすすめです。体格がよい人は、セミダブルやダブルなど、少し大きめのサイズを選ぶのもよいでしょう。
2人でマットレスを使用する場合、サイズはダブル以上を選ぶとよいでしょう。セミダブルは2人での利用に向いていません。「セミ」とは、日本語で「半分」の意味であり、セミダブルはダブルより幅が狭く作られています。
そのため、2人で利用するならダブル以上のサイズがおすすめです。
【購入時の注意点】身体に合わなかった場合の保証サービスを確認しよう
前述のとおり、身体に合うマットレスは人によって異なります。
そのため、購入前にはマットレスが身体に合わなかった際に、返品や交換できるサービスがあるかの確認が大切です。
マットレスは数日使ってみないと、自分の身体に合っているかを判断するのは難しいでしょう。
身体に合わないマットレスを購入して使い続けると、睡眠の質が低下し、腰痛以外の体調不良にもつながります。
もし身体に合わなくても、返品や交換の保証サービスがあると安心です。
イケアの「90日間お試し保証」では、購入後に使用したマットレスでも、一部の対象外商品を除き、90日以内なら一度だけ同じ種類のほかの商品と交換できます。
交換方法は以下のとおりです。
- 購入履歴がわかるもの(※1)と商品を購入されたイケアストアの返品カウンターに持参する
- 対象商品のお買い上げ金額がイケアのリターンカードに入金される
- お客さまご自身で交換する別の商品をリターンカードで購入する(※2)
マットレスだけではなく、枕や掛け布団、マットレストッパー(パッド)も、対象商品であれば90日間お試し保証が利用可能です。
ご自宅で寝具を試してから決めたい方は、ぜひイケアでの購入をご検討ください。
※1:レシート・納品明細書・IKEA Family購入履歴など
※2:不足金額がある場合はお客さまにてご清算ください。商品交換に伴う配送費用はお客さまのご負担となります。
腰痛対策におすすめの寝心地改善アイテム
マットレスの寝心地に違和感を覚える場合、寝心地を改善できるアイテムを使う方法もあります。
以下のアイテムは、マットレスに少しヘタリが出た場合や、購入後に違和感を感じた場合の微調整におすすめです。
- マットレストッパー
- ベッドパッド
上記のアイテムを使うことで、マットレスを丸ごと買い換えなくて済むケースもあるため、以下を参考に寝心地が調整できるアイテムの活用を検討してみてください。
マットレストッパー
マットレストッパーは、マットレスの上に重ねて使う厚さ4〜9cm前後の薄いマットレスをさします。
マットレスが硬すぎる・柔らかすぎる場合や、ヘタリによって寝姿勢が崩れる場合に微調整するアイテムとして便利です。
ベッドパッド
ベッドパッドは、汚れ防止や寝心地調整など、アイテムによって性能が異なります。
購入前に性能をよくチェックしておきましょう。
マットレスとシーツの間に挟んで使用するので、肌には直接触れません。
肌ざわりよりも性能重視で選ぶとよいでしょう。
マットレスの処分方法
マットレスの買い替えにあたり、古いマットレスの処分が面倒で、新しいマットレスの購入に踏み切れない方もいるかもしれません。
マットレスの処分方法は、主に以下のとおりです。
- お住まいの自治体のルールに従って処分する
- 不用品回収業者に依頼する
- ホームセンターの引取りサービスを利用する
耐用年数が過ぎたマットレスや、ヘタリのあるマットレスを使用し続けていると、腰痛だけではなくさまざまな体調不良の原因になるため、早めの買い替えがおすすめです。
マットレスの処分が面倒に感じて買い替えに踏み切れない方は、イケアの「マットレス引取りサービス」をご利用ください。
イケアでは、新しいマットレス購入時に、無料で古いマットレスの引取りサービスを行っています。
マットレス引取りサービスの詳細
項目 | 内容 |
---|---|
引取り手数(※1) | 無料 |
ご利用可能店舗(※2) | IKEA仙台、IKEA新三郷、IKEA立川、IKEA Tokyo-Bay、IKEA港北、IKEA長久手、IKEA鶴浜、IKEA神戸、IKEA福岡新宮 |
ご利用について | ①購入時に、配送サービスの部屋への搬入(5,500円)と同時にお申し込みください ②商品配送エリアがサービスエリア内のお客さま限定のサービスです ③配送エリアによりご利用可能な曜日が異なります |
まずはマットレス引取りサービスの対象店舗・エリアを確認し、お近くの店舗で各種条件や注意点を確認してからご利用いただくと安心です。
※1:別途、配送サービスの料金がかかります
※2:シティショップ(都市型店舗)およびオンラインストアでのご購入は対象外です
腰痛対策でマットレスを購入するならイケアがおすすめ!
毎日使用するマットレスは日々の体調に影響するため、寝起きの腰痛や体調不良に悩んでいるならマットレスの買い替えを検討してみるのもおすすめです。
マットレスの買い替えを検討中の方は、ぜひイケアをご活用ください。
イケアでは、サイズ、価格、硬さ、素材などをフィルター機能でしぼって検索でき、マットレスの取り扱いの種類も豊富です。
ご希望の商品を見つけられるかもしれません。
もし届いた商品が身体に合わなかった場合、対象商品であれば90日以内の期間で一度だけほかの商品と交換できます。
最大で約3ヶ月間近く、実際にマットレスの寝心地を試せるので、自分に合ったマットレスを探している方は活用されてはいかがでしょうか。
さらに店舗購入の場合、対象店舗であれば購入時に古いマットレスを無料で引き取るサービスも提供しています。
また、マットレスだけではなく、寝心地を調整するアイテムも取り揃えています。
マットレスの買い替えだけではなく、腰痛対策の寝具を探している方は、ぜひイケアの商品をご覧ください。
まとめ
腰痛が起こる原因はさまざまですが、マットレスが腰に悪い影響を与えている可能性があります。
特に寝起きに腰が痛い場合、マットレスや寝具が身体に合っていない可能性があるため注意しましょう。
マットレスが身体に合わないと感じる場合、早めの買い替えや、寝心地調整アイテムの購入を検討しましょう。
イケアではマットレスや寝心地を改善するアイテムを、フィルター機能で簡単に検索できるので、自分が求める寝具を簡単に見つけられます。
「90日間お試し保証」を活用すれば、自宅で使い心地を試してから決められます。
腰痛に困っており、マットレスや寝心地改善アイテムを探している方は、ぜひイケアをご活用ください。