既製カーテンの一般的なサイズと選び方!測り方やサイズが合わない場合の対処法も紹介
公開日:2024年8月8日
カーテンの購入を検討している方の中には、既製カーテンのサイズ選びに悩む方もいるかもしれません。
本記事では、既製カーテンの一般的なサイズと選び方、採寸方法を解説します。
購入した既製カーテンのサイズが合わない場合の対処法も紹介するので、カーテン選びに失敗したくない方はぜひ参考にしてください。
1. 既製カーテンの一般的なサイズと選び方
既製カーテンを購入する際は、お住まいの窓サイズにあわせて選びましょう。
販売されている既製カーテンは、一般的な窓のサイズにあわせて作られているケースが多いです。
窓の種類には、下部が腰あたりの「腰高窓」、床までの「掃き出し窓」、「小窓」などがあります。
一般的な内寸は以下のとおりです。
窓の種類と一般的な寸法
種類 | 一般的な寸法 |
---|---|
腰高窓 | 幅80~180㎝〜高さ120㎝ |
掃き出し窓 | 幅170~180㎝〜高さ180~200㎝ |
小窓 | 高さと幅が90㎝程度 |
窓の寸法はあくまでも目安であり、建物や部屋によっても異なります。
そのため、カーテンを購入する前に、必ず実際の寸法を測ってから選びましょう。
販売されている既成カーテンのサイズは、100㎝×135㎝、100㎝×178㎝、100㎝×200㎝の3つが標準的です。
しかし、既製カーテンのサイズも取扱店やカーテンの種類によって異なる可能性があります。
自宅の窓にあうか心配な場合は、購入前にカーテンの寸法を確認し、必要に応じてお店へ問い合わせましょう。
2. 既製カーテンのサイズ選びを失敗しないための測り方
既製カーテンのサイズ選びに失敗しないために、自宅の窓を事前に採寸しておきましょう。
採寸するのは、窓の幅と高さです。
- 窓の幅の測り方
- 窓の高さの測り方
それぞれの採寸方法を以下で詳しく紹介します。
レールや窓の種類によって測り方が異なるため、事前に採寸方法を理解しておきましょう。
1. 窓の幅の測り方
購入するカーテンの幅を決める場合、窓本体ではなくカーテンレールの寸法を測ります。
カーテンレールにはいくつか種類があり、それぞれ採寸する位置が異なるので注意してください。
カーテンレールの種類ごとの採寸方法は以下のとおりです。
カーテンレールの種類と採寸方法
カーテンレールの種類 | 寸法の測り方 |
---|---|
通常レール | カーテンレールの左右(両端)にある固定ランナーの間隔を測る |
装飾レール | カーテンレールの左右の端のリングから端のリングまでの距離を測る |
カーブ状のレール | 出窓に沿って付いているレールを測る |
形状によって迷うかもしれませんが、カーテンレールを確認して、カーテンが稼働できる範囲の幅を意識しながら採寸してみてください。
2. 窓の高さの測り方
高さを測る場合、カーテンレールの両端にある固定ランナーの下を基準にして測ります。
窓の種類 ごとの採寸方法は以下のとおりです。
窓の種類と採寸方法
窓の種類 | 寸法の測り方 |
---|---|
腰窓 | 固定ランナーの下から窓枠下までを測る |
掃き出し窓 | 固定ランナーの下から床までを測る |
出窓 | 固定ランナーの下から窓台までを測る |
上記の方法で採寸した幅と高さから、購入するカーテンのサイズを選んでください。
3. 既製カーテンサイズが窓に合わない場合の対処方法
もし購入したカーテンのサイズが窓にあわない場合は、少し工夫すると対処できる可能性があります。
サイズがあわない場合の対処法は以下のとおりです。
- カーテンの幅を調整する方法
- カーテンの丈を調整する方法
それぞれを詳しく解説するので、サイズ選びに失敗した方は試してみてください。
特に、少し大きめのサイズを購入してしまった場合、紹介する方法で調整できるかもしれません。
1. カーテンの幅を調整する方法
カーテンの幅が大きい場合、リターンストップを活用すると、ある程度長さを調整可能です。リターンストップとは、二重なっているカーテンレールの奥側(窓側)に付いている部品をさします。
二重レールの窓側には、採光を保ちつつ、外から内部が見えないようプライバシーを保てるレースカーテンや薄いカーテンをかけられます。部屋側のレールには、日の光も遮る厚手のカーテンをかけることが一般的です。
部屋側のレールに取り付けたカーテンをリターンストップへ折り返すと、横からの光漏れを防止できたり、断熱効果を高めたりできます。
窓側と部屋側のレールには、一般的に約6㎝の間があるため、カーテンサイズが多少大きいくらいであれば、リターンストップにカーテンをかけることで幅の調整が可能です。レールも、商品によっては左右の長さを調整できる場合があるため、必要に応じて活用するとよいでしょう。
ただし、大幅にカーテンサイズがオーバーしている場合、リターンストップまで折り返すとダボついてしまう可能性があります。リターンストップで調整できない場合や、そもそもカーテン幅がカーテンレールより短い場合には買い替えをおすすめします。
2. カーテンの丈を調整する方法
カーテンの丈が長い場合は、アジャスターフックを活用するとある程度調整できます。
アジャスターフックとは、カーテンレールのリングに引っ掛けるフックです。
アジャスターフックの部品は上下に動かせるため、フックに取り付けているカーテンも上下に動かせます。
アジャスターフックには、カーテンレールを見せる形で吊るすAタイプと、カーテンレールを隠す形でカーテンを吊るすBタイプがあり、それぞれの調整幅は以下のとおりです。
アジャスターフックの種類と調整可能範囲
タイプ | 調整可能範囲 |
---|---|
Aタイプ | 下に約0.5〜1㎝/上に約0.5〜4㎝ |
Bタイプ | 下に約0.5〜4㎝/上に約0.5〜1㎝ |
カーテンの丈が短い場合はBタイプ、カーテンの丈が長い場合はAタイプを選ぶとよいでしょう。数百円程度で購入できるので、カーテンを買い替えずに使いたい人におすすめです。
アジャスターフックで調整できないほどカーテンの丈が長い場合は「裾直しテープ(裾上げテープ)」を使ってみてください。裾直しテープは、両面テープのような機能があるアイテムです。
裾直しテープの使い方は、一度カーテンを希望の高さになるように下端を折り曲げます。そして、折り曲げた部分を固定するために、裾直しテープをまっすぐ貼ります。最後に、再度カーテンを折り曲げてアイロンで接着したら完成です。裾直しテープも数百円で購入できるため、調整方法のひとつとして検討してください。
自分で対処が難しい場合は、買い替えや専門店でカーテンのお直しをお願いするとよいでしょう。
4. 既製カーテンサイズが合わないならオーダーカーテンがおすすめ
既製カーテンのサイズがお住まいの窓に合わない場合は、オーダーカーテンの購入も検討しましょう。
近年では窓の種類やサイズが多様化しているため、既製カーテンでの対応が難しいケースもあります。
オーダーカーテンだと、カーテンサイズの寸法を指定できるほか、生地も選べるため自分好みのカーテンを購入できます。
イケアでは、既製カーテンのサイズ調整が必要な場合、カーテンお直しサービスをご利用いただけます。
詳細は以下のページよりご確認ください。
既製カーテンやオーダーカーテンの購入を検討中ならイケアがおすすめ!
既製カーテンやオーダーカーテンの購入を考えているのであれば、イケアでの購入がおすすめです。
イケアのオンラインストアでは、デザインのほかにも価格やカラー、サイズを絞れるフィルター機能があるため、自分好みの商品を見つけやすいでしょう。
また、既製カーテンの購入であれば、万が一自宅の窓にサイズがあわない場合、オーダーメイド品など一部を除き、365日間の返品サービスが利用できます。
返品は店舗・オンラインのどちらで購入した商品でも可能です。以下の条件や返品方法を確認の上、365日の期間内で返品サービスをご利用ください。
5. イケアおすすめのカーテン
6. まとめ
既製カーテンのサイズは、一般的な窓の大きさにあわせて作られているケースが多いです。
「せっかく購入したカーテンが窓にあわない」などの失敗をしないためにも、紹介した方法で事前に窓のサイズを採寸してから購入するカーテンを選びましょう。
ただし、近年は窓の種類やサイズが多様化しているため、既製カーテンだとお住まいの窓に合わない可能性もあります。
カーテンのサイズがどうしてもあわない場合、オーダーカーテンの注文や、サイズを直してもらえるサービスの活用がおすすめです。
イケアでは、オンラインストアでリーズナブルなカーテンを取り揃えています。
デザインや価格、カラーなどのフィルターを掛けて簡単に検索できるため、好みのカーテンを探してみてください。
一部店舗ではカーテンのお直しサービスや、オーダーカーテンの注文も承っています。
希望するカーテンサイズがない場合、必要に応じてご利用ください。