イケアコンセプト
違うやり方でやってみる
私たちは常に自問しています。
「もっとよい方法はないだろうか」と。そうやってイケアのホームファニッシング商品のユニークさを保ち続け、より快適な毎日を、より多くの方々に提供しようと努めています。
ビジョンとビジネス理念
「より快適な毎日を、より多くの方々に」―それがイケアのビジョンです。イケアのビジネス理念は、「優れたデザインと機能性を兼ね備えたホームファニッシング製品を幅広く取りそろえ、より多くの方々にご購入いただけるよう、できる限り手ごろな価格でご提供すること」です。
サプライヤーとの長期的関係の構築、高度な自動生産への投資、大量生産によって、バリューチェーン全体を最適化することで、私たちは優れた品質を手ごろな価格でお客さまに提供できるよう努力しています。ビジョンの対象はホームファニッシングにとどまりません。イケアのビジネスの影響を受けるすべての人々に、よりよい毎日を提供したいと思っています。
イケアの伝統
今日では世界中の何百万もの人々の心と家庭に届いているイケアですが、サクセスストーリーには必ず始まりがあります。実はイケアはかつて、スウェーデンの田舎にある小さな村エルムフルトで、通信販売カタログで商品を販売する小さな会社でした。イケアのデザイン本部はいまもその地にあります。イケアの歴史をご紹介しましょう。
イケアロゴの変遷
ご存じでしたか?
IKEAは以下の頭文字をとって名づけられました。創業者であるイングヴァル・カンプラード(Ingvar Kamprad)のIとK、彼が育った農場エルムタリッド(Elmtaryd)のE、近隣の村アグナリッド(Agunnaryd)のA。
フラットパックのアイデアの誕生秘話
通信販売によるかさばる家具の物流は困難なうえ高コストで、製品が破損するケースもよくあります。1956年、イケアはLÖVET/ローヴェット テーブルの脚を取り外すというアイデアを思いつきました。そこから自分で組み立てる家具とフラットパックのアイデアが生まれたのです。
そしてLÖVET/ローヴェットがLÖVBACKEN/ローヴバッケンとしてイケアに帰ってきました。小さいながらも偉大なアイデアに貢献したテーブルです。
LÖVBACKEN/ローヴバッケン テーブルを見る
イケアはチャレンジが大好き!
イケアの歴史を通じて、最高のアイデアは最大の試練から生まれているので、私たちはそれこそが強みだと思っています。現在、イケアは世界でもっとも有名なホームファニッシングブランドであり、サプライヤーで雇われている何千何万という人々も含めれば、約100万人もの人々がイケアとともに、「より快適な毎日を、より多くの方々に」というイケアのビジョンを実現するために働いています。そしてこれはスタート地点にすぎません。イングヴァル・カンプラードはよくこう話していました。「やるべきことはまだまだある。輝かしい未来へ」
1つのブランドを支える多くの会社
イケアブランドはイケアのあらゆる言動の総和を表します。イケアブランドがイケアのすべての小売業者とその他のイケアビジネスをつないでいます。
より多くの人々に製品を届けるのが困難な場合もあるため、イケアではフランチャイズと呼ばれるビジネスフォーマットを採用しています。イケアのフランチャイズシステムは、国際的に拡大しながらも、イケアコンセプトを守ることができます。Inter IKEA Systems B.V.はイケアのフランチャイザーで、イケアコンセプトを継続的に発展させ、全市場で確実に遂行します。フランチャイジーは日々の小売事業を運営し、必要なフランチャイズ料を支払います。
イケアのフランチャイズシステム
Inter IKEA Systems B.V.はイケアコンセプトの所有者であり、イケアの世界的なフランチャイザーです。他のイケア会社に商品・サプライ・コミュニケーションの開発業務を割り当てています。イケアのフランチャイジーと協力しながら、イケアがより適切でインスピレーションあふれる存在となれるよう向上・発展させています。
右のリストは、1つ以上の市場でイケアの小売事業を行っている会社や企業グループの概略を示したものです。リスト上の名称は、Inter IKEA Systems B.V.とフランチャイズ契約を結んだフランチャイジーの正式な会社名を表すものではありません。
イケアグループはIngkaグループに
私たちは現在、イケアグループからIngkaグループへと名称を移行中です。IKEA Retailに隣接する数々のビジネスは、厳密にはイケアコンセプトを共有していないため、名称の変更により、イケアのフランチャイズシステムに関連して私たちがどんな会社か明確にしたいと考えています。
Ingkaグループのビジネスエリアには、IKEA Retail、Ingka Investments、Ingka Centresの3つがあります。中核となるビジネスエリアがIKEA Retailで、Ingkaグループがイケアフランチャイズシステムのフランチャイジーとして運営しています。世界最大のホームファニッシング小売業者として、30の市場で367のイケアストアを運営しています*。2018年度のイケアストアへの来店者数は8億3800万人、イケアウェブサイトへの訪問者数は23億5000万人でした。
* 2018年8月31日現在
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