キッチンで食品ロスを減らし、家計を節約する方法

キッチンには、食品、エネルギー、水など、たくさんのものが流れ込み、たくさんのゴミが出ていきます。それでも、いくつか賢い選択をするだけで、この両方の流れを最小限に減らせます。つまり、お財布にも地球にも、もっとやさしくなれます。

いつかのために

においが漏れないふた付き容器は、食品ロスの削減に役立ちます。乾物類を長期保存できるだけでなく、ピクルスなどの保存食づくりに挑戦するのにも便利。キッチンスケールがあると、分量を間違えることなく、生の食材をさらに長持ちさせられます。

シンクに水を溜めると、特に大型の場合は大量の水を使います。でも、食器洗いに水はそんなに必要ありません。シンクに小さな洗い桶を置いて、その中で食器を洗うと、使う水の量を減らせます。

キッチンをよりサステナブルにするひとつの方法が、使用する素材を厳選すること。おすすめは、竹製の引き出し前部です。竹は成長が早く、耐久性に優れた素材。それに、見た目もステキです。

ほんのひと手間で、木製まな板が何年も長持ちします。食器洗い機には入れず、ときどき食用油でお手入れしてください。

キッチンにリサイクルステーションをつくるのはよいのですが、少し見た目がよくなかったり、邪魔になったりしてしまうことも。そこでおすすめなのが、深めの引き出しを活用すること。こうすれば、乱雑にならないリサイクルステーションが実現します。

冷蔵庫でいつも水を冷やしておくと、水道の水が冷たくなるまで出しっ放しにしなくてすみます。特に夏は、冷たい水になるまで時間がかかりますよね。また、冷蔵庫内にターンテーブルを取り付けると、中に入れた食品を忘れることもなくなります。冷蔵庫でカビが生えた食品を見つけたくはないですよね。

引き出し式だと全体を見渡せるので、何があって、何がないのか、はっきりわかります。本当はあるのに、ないと思ってスーパーに行ってしまうこともなくなります。

キッチンのリサイクルステーションに、大きなスペースは必要ありません。使っていないすき間やコーナーの床に大きめのバッグをいくつか置けば、リサイクルステーションのできあがり。シェルフやレールをプラスすれば、収納も増えます。すべて隠したい場合は、カーテンをつるせばOK。