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ナイフ&包丁のお手入れ方法

もっとも基本的な料理を振る舞う家庭のシェフでさえ、ほぼ毎日のように包丁を使います。ナイフは適切なお手入れを続けることで、一生長持ちし、食事の準備をより速く、より楽しくします。ここでは、ナイフの切れ味(と切る技術)を保つためのヒントをご紹介します。

ステンレススチール製包丁が置いてある木製まな板の隣に、一回り大きい包丁。
ステンレススチール製包丁が置いてある木製まな板の隣に、一回り大きい包丁。

必ず手洗いしてください

ナイフは使用後すぐに手洗いすることをおすすめします。ナイフの腐食や、生肉などから生野菜などのほかの食品への細菌の付着を防げます。やや熱い湯やぬるま湯、石けん水で手洗いし、水気を拭き取ってください。シンクで水に浸けている食器の山の中にナイフを浸したままにしないでください。重い鍋やフライパンの下になって、ナイフが傷つく危険があります。また、誰かが知らずに水の中に手を入れて、重大なケガにつながるおそれもあります。

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サイズの異なるステンレススチール製キッチンナイフ3本がくっついているブラックのマグネットナイフラック。
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ナイフの切れ味を鋭く保つ

ナイフはよく切れるほうが安全なので、ナイフを定期的に研ぐことをおすすめします。目安としては週に1回程度研いでください。研ぎ器は、必ず刃に使われている鋼より硬い材質のものをご使用ください。セラミック製かクロム鋼製の研ぎ棒、砥石、研ぎ器がおすすめです。ギザギザの刃のナイフ(パンナイフ)の研ぎは、専門店にご依頼ください。冷凍食品や骨などの非常に硬いものには使用しないでください。刃が曲がったり、刃こぼれしたりするおそれがあります。硬い食品を切るときは、ナイフを前後に動かしてください。左右に抉(こじ)らないようにしてください。

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白い長袖のトップスを着た人の手が、ブラックの研ぎ器で包丁を研いでいる。
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まな板を使う

木製やプラスチック製のまな板を使用してください。ガラスや金属の表面の上で食材をカットすると、ナイフの切れ味が悪くなったり、場合によっては刃を損傷したりするおそれがあります。プラスチックよりも木のほうが刃にやさしいことを覚えておきましょう。木とプラスチックの表面はどちらも、頻繁に洗剤で洗ってください。雑菌が繁殖しやすい深い傷がない状態であれば、衛生的に保てます。

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白いトップスを着た人が片手でズッキーニを押さえ、もう片方の手で包丁を持って薄くカットしている。
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ナイフの収納

ナイフのお手入れで重要なポイントの1つで、忘れられがちなことは、ナイフのベストな収納方法です。ナイフの適切な収納は、刃の損傷を防げるだけでなく、思いがけないケガのリスクを最小限に抑えられます。さらに、適切に収納されたナイフは長持ちします。ナイフは包丁立てやキッチンの引き出しにセットしたナイフラック付きトレイ、壁に取り付けたマグネットナイフラックに収納することをおすすめします。

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ステンレススチール製ナイフ3本が収納されているIKEA 365+ 包丁立てからナイフ1本を取り出している手。
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