KLAPPA クラッパ 布絵本
購入方法
遊びは、赤ちゃんが五感を発達させ、親や社会とのつながりを築いていく方法のひとつ。KLAPPA/クラッパ おもちゃコレクションの布絵本は、赤ちゃんにとって重要な発見の過程を刺激します。
商品番号203.726.45
遊びを通じてヒトは人間になる
見る、ふれる、押す、持ち上げる……遊びを通じて、赤ちゃんは五感を発達させ、まわりの世界に目を向け、それを理解しようとします。KLAPPA/クラッパ おもちゃコレクションで、イケアは赤ちゃんの発見の旅を刺激し、親子の大切なふれあいに貢献したいと考えました。子どもたちは遊びの中に社会とのつながりを感じながら成長し、人間になります。
新生児が初めて目を開けるとき、中枢神経系はまだ完全には発達していません。赤ちゃんは20~40cm以上、つまり、世話をしてくれるお母さんの顔より遠いところは見えません。でも、色や形、手ざわりや音とのふれあいから得るさまざまな印象が、赤ちゃんの脳の発達を刺激します。そう説明するのは、子どもの発達と遊び、学びについて長く研究を続けているKrister Svenssonです。「でも、休むことも刺激と同じくらい重要です。赤ちゃんの脳もときどき休みをとり、新しく受け入れた情報を整理して、すでに頭の中に登録されていた情報と関連付ける時間が必要です」
ディテールが遊びへといざなう
小さな赤ちゃんのために開発されたおもちゃは、脳の発達を刺激する、こうした重要な印象に貢献します。でも、子どもの気を引くおもちゃの特徴とはいったいどんなものでしょうか? 「たいてい、まわりの環境から浮き上がり、それ自体が目立っています」とKristerは言います。「黄色いキリンの黒い模様や、ガラガラの音などがそうです」KLAPPA/クラッパ おもちゃコレクションを手掛けたデザイナーのMalin Unnbornは、好奇心を生んで遊びへといざなうような独特のディテールを生み出したいと思いました。「そこで、布絵本とボールには、強いコントラストを生む色や、異なるテキスチャーの布地を使用しました。布地は、つやつやしたものやマットなもの、ソフトなもの、ざらざらしたものなどさまざまです」ほかにも、ブランケットやプレイマット、ベビージムでは、サメのひれやシマウマの顔など、動物たちの体の一部を立体的にデザインして、好奇心いっぱいの小さな指がさわって確かめられるようにしました。
おもちゃが生むふれあい
KLAPPA/クラッパの世界には、空想の動物や植物、惑星が登場します。「赤ちゃんにしてみれば、プレイマットの端っこでカニがこちらを見上げていても大した意味はありません。でも、年長の子どもは、弟や妹と一緒にそれで遊びたがるでしょう」とMalin。Kristerは、おもちゃが子どもの発達において、重要な社会的機能を果たしていると感じています。Kristerはこう言っています。「おもちゃは親子の社会的なふれあいのツールとして役立っています。しかも、おもちゃに命と意味を与えるのは、親なのです」たとえば、あなたがガラガラに『黄色いキリンさん』という名前をつけて、そのキリンについて話をします。そして親子が交代でキリンを手にするたびに、子どもの中で、キリンも親も自分も、みんなこの世界の一部なのだという理解がわき上がります。遊びの基本はふれあいです。そして、遊びはヒトの成長のためにまさに必要なものです。人間になるためには、ほかの人たちとのふれあいが必要なんです」
原材料
綿について
綿は、世界でもっとも高く評価され、使用されている天然繊維の1つです。綿製のテキスタイルは、柔らかく、耐摩耗性があり、高温で洗うことができます。通気性と吸湿性にも優れているため、肌に直接身に付けても快適です。現在イケアでは、リサイクルコットンの使用量を増やしています。また、すべての新しい綿には、農薬・肥料・水の使用量を減らして栽培・生産したものを使用するよう努めています。