DELSJÖN デルショーン キッチン混合栓, ブラッシュブラックメタル

4 年前、私たちは水栓を改良するプロジェクトを開始し、より多くの専門知識が必要であると実感しました。 そこで、水栓の設計に10年以上の経験を持つ英国出身のエンジニア、Antony Smithを採用しました。 現在、スウェーデンに住んでいる彼は、イケアの水栓とシャワーを開発する小さなチームの一員です。 他の新しいコワーカーと同じく、Antony もまた創業者イングヴァル・カンプラードの『ある家具職人の言葉』を読みました。 そこには、イングヴァルの言葉で「イケアでは、資源のムダ遣いは大罪である」と書かれており、Antonyはイケアがどれだけ水を大切にしているのか、そして自分の仕事がイケアのサステナビリティへのより大きな取組みのほんの一歩にすぎないことを理解することができました。

「イケアに入社して、ここではサステナビリティについて提唱していることをそのまま実践することに気づきました」とAntonyは言います。 「それは新鮮な経験ですが、各製品上でサステナビリティを実現しなければならないため、担当者の仕事は非常に困難になります。」 では、なぜ節水がそれほど重要なのでしょうか？ その理由は、水は地球上で最も貴重な資源の 1 つだからです。 地球はたくさんの水で覆われていますが、飲める水はごくわずかで、アクセスできる水はさらに少ないのです。 どんな生き物も水がなくては生きられません。 地球上の水は常に循環しており、新たな水が生成されることもありません。それなのに、人間が必要としている淡水は過剰に使用され、均等には分布しておらず、そして公害、汚染、気候変動の影響を受けています。

イケアは水の質と量を非常に重視しており、2020 年までにウォーター ポジティブになることに力を注いでいます。 その 1 つが人々が水を節約する簡単な方法を見つけること。 エアレーターは、イケアが水への取組みを打ち出す前から採用していますが、Antonyと彼のチームは今、センサーやスプレー技術を使用した新しい節水機能付き水栓の開発を熱心に進めています。 舞台裏では、キッチン用水栓の枠を超えた取組みが行われています。 イケアの取組みには、サプライヤー、配送センター、店舗など、製品プロセス全体に渡って節水効率を向上させる方法を模索することも含まれています。 これには、工場労働者とその家族に新鮮な飲料水を提供すること、すべての工場水を放出前に確実に浄化すること、繊維生産における水の使用量を削減すること、店舗のトイレの洗浄に雨水を使用することが含まれます。 「私たちが物事を自らに厳しくするのには正当な理由があるのです」とAntonyは述べています。

キッチン混合栓のエアレーターが、節水のための大きな取組みのほんの一部である理由をご理解いただけましたか？ 「蛇口をひねれば水が出る地域に住んでいる人の中には、節水に無頓着な人もいるでしょうが、無理もないでしょう」とAntonyは言います。 しかし、彼と彼のチームはあらゆる段階で水について考えています。 その努力は人々と地球にポジティブな影響をもたらす一環です。 私たちは、一回一回の節水が積み重なれば大きな成果が生まれると信じています。みなさんがイケアのキッチン混合栓を使って節水に協力してくださることに、心から感謝申し上げます！