IKEA Family募金による支援

「六甲ウィメンズハウス」の空間デザイン・商品の提供
快適な毎日のための空間づくり
「六甲ウィメンズハウス」は、認定NPO法人 女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべと公益財団法人神戸学生青年センターによる「六甲ウィメンズハウス運営協議会」によって運営されており、様々な困難を抱えた女性やその子どもたちが、孤立せずに安心して暮らし、自立していけるよう支える事を目標としており、シングルマザー、若年女性や女子学生・留学生を対象に様々な事情から住宅確保が難しい状況にある方を対象に「ここにしか住めない」ではなく「ここに住みたい」と思える住まいをつくることを目指した共同住宅です。今回の支援は、さまざまな困難を抱えた女性やその子どもたちが、快適に暮らせる空間を提供することを目的にしています。そのため、入居者に寄り添い、それぞれの暮らしのニーズに合わせたデザインレイアウトを提供しています。
居室
ロビー
キッズスペース
コミュニティカフェ
学習室
シェアオフィス
六甲ウィメンズハウス運営協議会
認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ代表 正井禮子氏のコメント
「長年女性と子どもの支援を行ってきましたが、いつも苦労するのは住まいの確保でした。2010年に居住福祉の視察に北欧に行き、そこで女性と子どものための家を見学し、すてきな内装、あたたかみのある北欧家具に魅せられ、日本でもこのような家をつくりたいと強く思いました。あれから14年、建物が完成し、さらにイケア・ジャパンのご支援を頂くことで、温かみのある家をつくりたいという夢が実現しました。貧困+孤立+子育ては児童虐待のハイリスクと言われ、シングルマザーへの優良な住まいの提供や、多様な人々との暮らしは、女性の社会的自立のみならず、子どもの心身の健やかな成長に大きな影響を与えます。また、住まいの提供だけでなく、就労や学習支援、母子ともに心の回復支援、仲間づくりや地域との連携にも力を入れていきます。」
イケア・ジャパン IKEA神戸 マーケットマネジャー・足立知巳のコメント
「イケアは、さまざまな支援活動を通じて地域コミュニティに対し、ポジティブな影響を与える事を目指しています。今回は、お客さまからの支援によるIKEA Family募金の活動を通じて、六甲ウィメンズハウスの立ち上げを支援することができました。このハウスを住まいとする経済的・社会的排除を経験している女性と子どもたちに、より快適で使いやすいホームファニシングソリューションを提供する事で、自分らしくいきいきと暮らすことができ、これからの生活再建に意欲がわくように貢献できれば幸いです。」
イケアは、すべての人が快適な暮らしを手に入れられるように願い、これからもそのサポートを続けます。
IKEA Family募金について
イケアは、地域コミュニティのニーズに耳を傾けながら、地域の暮らしにポジティブな影響を与えたいと考えています。イケア・ジャパンは、お会計時にお客さまにIKEA Familyの会員番号を提示いただくごとに、IKEA Family募金として10円を積み立てています。IKEA Family募金の積立金をもとに、インテリアデザインのプランニングから商品提供、商品の組み立てを行い、社会的・経済的に困難な状況下にある、またその危機にさらされている子どもたちやそのご家族が、安心して暮らせる空間づくりをサポートしています。
イケア・ジャパンは、IKEA Family募金を通じて、2023年度(2022年9月から2023年8月)には26施設へのインテリアデザインから商品設置を一貫した支援、30施設に家具の寄贈、48団体の地域の子ども食堂へのフードの提供を行い、支援活動には約300名のコワーカー(従業員)が参加しました。2024年度(2023年9月から2024年8月)もIKEA Familyカードの提示数から72,593,600円*の積立資金を拠出し、より支援対象を拡大し、長期的に支えることを目的とした取り組みを推進します。
*2022年4月1日~2023年3月31日の1年間にお客さまの会員番号のご提示(オンライン含む)に対して積み立てられた金額
IKEA Family募金のプロジェクト事例など詳細は下記のリンクからご覧ください。
https://www.ikea.com/jp/ja/this-is-ikea/sustainable-everyday/swipe-and-donate-pubd95b6f70
六甲ウィメンズハウスについて
さまざまな困難を抱えた女性・子どもが孤立せずに安心して暮らし、自立していけるよう支える事をビジョンとして、居室40室の他、ロビー、キッズスペース、コミュニティカフェ、学習室、シェアオフィスなど共有エリアが揃う。女性や子どもが「ここにしか住めない」ではなく、「ここに住みたい」と思える住まいを提供することを目指している。
https://rwh.jp/