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Machiko:ミニマリストのマキシマリスト

Machiko Naito(以下「まちこさん」)は、東京を拠点に活動するメディアディレクター、プロデューサー、インフルエンサーで、古いアナログ文化を大切に保存するウェブプラットフォーム、Retrologを運営しています。彼女は新しいテクノロジー主導の世代に、忘れられたものや消えつつあるものを紹介して、古いものの使い方や、文化の受け止め方、服の着こなし方、色の組み合わせ方について、毎日メッセージを発信しています。まちこさんの過去への情熱は、新しいきれいなものが優先されがちなこの世の中で、新鮮な視点をもたらしています。

まちこさんのデザインした部屋は、IKEA港北、IKEA福岡新宮で実際にご覧になれます。

カラフルな服がたくさん入ったホワイトのシェルフユニットの前に、女性が座っている。後ろの壁には丸形のミラーが設置されている。

まちこさんがデザインした部屋を、ライブ配信で紹介します

2023年6月8日(木) 14:30~

見逃した方もアーカイブでご覧になれます。

詳しくはこちらから

古きを捨て、新しきを得る

ここは、ミニマリスト - マキシマリストのビジョンを体現する、楽しさが爆発した家です。まちこさんとのコラボレーションによってつくられたスペースは、楽しさ、落ち着き、機能性を兼ね備えています。鮮やかな色と楽しい模様があふれる室内は、美しい配置によってまとまりのある魅力的な印象で、何がどこにあるかひと目でわかります。このワンルームでは、どこになにがあるのかすぐに目に入るので、サステナブルな暮らしが促進されます。「ものを1つ手に入れたら、ものを1つ手放す」という哲学はマキシマリストのアプローチですが、持ち物を500個に制限すれば、必要なものしか買わないので、買うときに賢い選択が求められます。

正面から見たピンクの壁に、各種の収納ユニットが設置されている。ハンガーに掛けた服や収納ボックスがたくさんある。
イエローの壁の前に、ターコイズとピンクで塗った収納ユニットを設置して、書類や保存容器をたくさん収納している。ホワイトのテーブルの上には本が1冊置いてある。グリーンとターコイズに塗った小さなスツールに、ピンクの水玉模様が描かれている。
ミラーの下にホワイトのデスクが設置されている。デスクの上にはランプとメイク用品が置いてある。デスクの前には、ブルーとイエローで塗った木製スツールがある。
ドアから見た部屋全体の画像。壁3面はピンク、イエロー、ターコイズと違う色になっている。カラフルな家具がたくさんある部屋。
壁は中央でイエローとターコイズの2色に塗り分けられている。左側のイエローの壁には、キューブ形の収納ユニットが3個あり、本や家庭用品などが入っている。ターコイズの壁には、金属製のワイヤーにスカーフや帽子などが収納されている。

何がどこにあるかひと目でわかる

このスペースで使っている収納はプラスチック製容器なので、お手入れが簡単で、ゴミ分別ステーションに転用できます。便利なように玄関ドアの脇に置いているので、家を出るときについでにゴミ出しができます。小型のミラーで飾ったプラスチック製容器は、ステッカーを貼ってパーソナライズします。

UTÅKER/ウトーケル スタッキングベッドは心地いいローソファに転用し、大胆で表情豊かなクッションやテキスタイルを組み合わせました。ベッドを重ねると、アクティビティ用のスペースを広げられます。クッションをどかせば、予備のベッドとして使えます。MÖJLIGHET/モイリヘート ヘッドホン/タブレット スタンドをそばに置けば、ヘッドホンにすぐ手が届きます。GULLKLOCKA/グルクロッカ クッションカバーは活気のある色彩をプラスします。

収納のパーソナライズとすっきりかたづくことを重視して、IVAR/イーヴァル、TROFAST/トロファスト、EKET/エーケト、JONAXEL/ヨナクセルなどの家具を購入して慎重に配置しました。この方法なら、持ち物が全部よく見え、取り出しやすいので、同じものをいくつも買ってしまうのを防げます。

MICKE/ミッケ デスクは、小さなメイクスペースをつくるのに便利です。収納を組み合わせて、ヘアクリップやネックレス、メイク用品をディスプレイ収納すれば、新しいコーディネートを試すときも必要なものにすぐ手が届きます。 

ミニマリストらしく、折りたたみテーブルと重ねられるスツールを用意しているので、アクティビティに合わせて簡単に部屋のスペースを空けられます。こうした家具は最小限のスペースしかとらず、カジュアルでくつろいだ雰囲気を演出します。