Machiko:ミニマリストのマキシマリスト
Machiko Naito(以下「まちこさん」)は、東京を拠点に活動するメディアディレクター、プロデューサー、インフルエンサーで、古いアナログ文化を大切に保存するウェブプラットフォーム、Retrologを運営しています。彼女は新しいテクノロジー主導の世代に、忘れられたものや消えつつあるものを紹介して、古いものの使い方や、文化の受け止め方、服の着こなし方、色の組み合わせ方について、毎日メッセージを発信しています。まちこさんの過去への情熱は、新しいきれいなものが優先されがちなこの世の中で、新鮮な視点をもたらしています。
まちこさんのデザインした部屋は、IKEA港北、IKEA福岡新宮で実際にご覧になれます。

何がどこにあるかひと目でわかる
このスペースで使っている収納はプラスチック製容器なので、お手入れが簡単で、ゴミ分別ステーションに転用できます。便利なように玄関ドアの脇に置いているので、家を出るときについでにゴミ出しができます。小型のミラーで飾ったプラスチック製容器は、ステッカーを貼ってパーソナライズします。
UTÅKER/ウトーケル スタッキングベッドは心地いいローソファに転用し、大胆で表情豊かなクッションやテキスタイルを組み合わせました。ベッドを重ねると、アクティビティ用のスペースを広げられます。クッションをどかせば、予備のベッドとして使えます。MÖJLIGHET/モイリヘート ヘッドホン/タブレット スタンドをそばに置けば、ヘッドホンにすぐ手が届きます。GULLKLOCKA/グルクロッカ クッションカバーは活気のある色彩をプラスします。
収納のパーソナライズとすっきりかたづくことを重視して、IVAR/イーヴァル、TROFAST/トロファスト、EKET/エーケト、JONAXEL/ヨナクセルなどの家具を購入して慎重に配置しました。この方法なら、持ち物が全部よく見え、取り出しやすいので、同じものをいくつも買ってしまうのを防げます。
MICKE/ミッケ デスクは、小さなメイクスペースをつくるのに便利です。収納を組み合わせて、ヘアクリップやネックレス、メイク用品をディスプレイ収納すれば、新しいコーディネートを試すときも必要なものにすぐ手が届きます。

ミニマリストらしく、折りたたみテーブルと重ねられるスツールを用意しているので、アクティビティに合わせて簡単に部屋のスペースを空けられます。こうした家具は最小限のスペースしかとらず、カジュアルでくつろいだ雰囲気を演出します。