スマートで便利!おしゃれで寝心地の良いソファベッド
公開日:2020年10月28日、更新日:2024年9月17日
ソファとしてのおしゃれさとベッドとしての寝心地の良さを兼ね備えたソファベッドがあれば、来客が急に宿泊することになってもあわてることがありません。
ソファとベッドの両方を置くのがスペース的に厳しいと感じるワンルームでも、ソファベッドなら省スペースで心地よい場所を作ることができるでしょう。
最近では、ソファからベッドへの組み換えもスマートで機能的で、なかには、さらに寝具の収納までこなせる便利なものも登場し、さまざまなタイプから好みのモデルを選べるのも魅力。
今回は、そんなおしゃれさと寝心地にこだわったソファベッドの特長や種類についてご紹介しましょう。
1. ソファベッドとは?
ソファベッドとは、ソファとベッドで兼用できる変形ファニチャーです。
家族や友人が宿泊する際に、さっと寝床を用意できる便利さはソファベッドならではの魅力。
また、ひとり暮らしの方のなかには、ベッドにスペースを占拠されるよりも、空間を広く使えるソファベッドを選ぶ方もいるでしょう。
ソファベッドは、何といっても一台で二役こなせる機能が魅力です。
ソファベッドといえば、ソファの背もたれの角度を変えて平坦にし、ベッドのような状態になるものが定番です。
しかし近年では、さらに扱いやすく進化したソファベッドが登場。
機能性だけでなくデザイン面でも改良が進み、おしゃれで新しいソファベッドが注目されています。
2. 使いやすいソファベッド
最もシンプルなタイプのソファベッドは、ソファの背もたれを倒して平らにする簡易型でしょう。
このタイプは、ほぼワンアクションで変形できるため定番として人気があるモデルです。
最近では、こうしたシンプルな仕組みながら寝心地にこだわったモデルが増えており、普段使いのベッドとしても優秀と言えるでしょう。
また、ソファをベッドに変形させる手間さえも必要としない、パーツを取り除くだけで簡単にベッドになるモデルも登場。
使い勝手や寝心地などを考えながら、好みのソファベッドを選んでみましょう。
寝心地重視にしたいなら、フレームにマットレスを乗せるタイプのソファベッドがおすすめです。
広めのベッドサイズをお探しなら、ダブルベッドサイズのソファベッドをチェック。
組み替えるとダブルベッドサイズになるタイプの多くは、ソファ使用時はシングルベッドサイズの大きさに収まります。
寝心地も広さも満足な、納得のソファベッドを探してみましょう。
イケアの「NYHAMN ニーハムン」は、シートの背もたれを倒すだけで、直感的にベッドに組み替えられるソファベッド。カバーを外さずにそのままベッドにできるから、あっという間に変形できますよ。
また、カバーの着脱も簡単で、家庭での洗濯が可能です。
注目すべきは、ソファフレームの上に乗せるマットレスの種類が選べるという点。
好みの硬さと形状のマットレスを選べば、寝心地の良さはお墨付き。
ソファアームがない分、上下どちらを頭側にしてもよく、寝そべりやすい形も魅力です。
通常は3人掛けソファとして使用でき、そのサイズ感は、ほぼシングルベッドと同じ。広げると幅140cmのダブルベッドサイズになります。
3. ソファスタイルが美しいソファベッド
普段はソファとして使用し、急な来客のときだけ一時的にベッドとして使いたい……といった場合には、インテリアとしてのデザイン性やおしゃれさ、存在感のあるソファを選びたいのではないでしょうか。
ソファとしても美しい、おすすめのソファベッドをご紹介しましょう。
3-1. ソファベッドに見えないおしゃれなモデル、フレーム引き出し型
ソファベッドの機能があっても、就寝時や来客時以外はソファとして利用するのであれば、ソファ使用時の見た目やデザインの良さにもこだわりたいところ。
そんなときは、ベッドに組み替えるときにひと手間がかかってしまうけど、ソファとしての機能性や美しさにこだわったモデルを選んでみてはいかがでしょうか。
イケアの「GRÖNLID グローンリード」シリーズは、ソファ使用時のたたずまいが印象的。伝統的なフォルムと優美なアームレストの曲線デザインが美しいソファは正統派スタイルそのもの。
一見ソファベッドには見えませんが、実は、シート座面下に隠れたベッドフレームを引き出せば、ダブルサイズのベッドに変形できます。
マットレスには、厚さ12cmの高反発ポリウレタンフォームを採用し、弾力性のある硬めで安定感のある寝心地。
ベッドと遜色のない快適な睡眠環境が得られます。
枕側にソファアームが位置するため、プライベート感もありますね。
例えば、シート座面下に収納されたベッドフレームを引き出して、ベッド型に変形させるモデルもそのひとつ。
ソファとして使用時には、ベッドが収納されているのがわからないほど。
ソファとしての美しさと、ソファベッドとしての機能性を両立させたモデルです。
ソファベッドのモデルによって、ベッドを組み立てる方向や必要なスペースが異なるため、あらかじめカタログでチェックすることをおすすめします。
3-2. 跳ね上げ式収納のカウチソファ型
ソファベッドは便利だけど、実際に使用するときに必要な寝具を近くに収納できずに困っている、といったケースもあるでしょう。
そんなときは、ダブルベッドに変形するフレーム引き出し型のソファベッドに、収納を兼ねた寝椅子を追加するのはいかがでしょうか。
カウチ座面下が跳ね上げ式の収納スペースとして使えれば、寝具の出し入れも簡単で、さらに使い勝手がアップします。
「HOLMSUND ホルムスンド」シリーズ
イケアの「HOLMSUND ホルムスンド」シリーズは、通常時はコーナーソファとして利用できるモデル。ソファシート座面の区切りが少ないため直線的ですっきりとした印象のデザイン。
こちらのモデルもカウチの座面下を跳ね上げ式収納スペースとして利用できます。
こうした寝具の収納もできるソファベッドがあれば、もう別室にゲスト用のベッドや布団を用意しなくてよさそうです。
ベッド(ダブルベッドサイズ)に変える際は、ソファ下からマットレスとなる部分をスライドして引き出し、上に持ち上げると支えが立ち上がり、ソファ座面と同じ高さに持ち上がります。
あとは、寝椅子の収納から取り出した寝具をセッティングするだけなので、ベッドメイキングがあっという間に終了しますよ。
こちらのモデルもカバーの取り外し、洗濯ともに可能です。
4. ソファベッドで賢くおしゃれに
背もたれ部分を倒してベッドに変形する従来式だけでなく、もはや「ソファベッド」のカテゴリーにくくるのが難しいような進化モデルも多く登場しています。
これからのソファベッドは、宿泊する来客の人数や、部屋の大きさ、ライフスタイルに合わせて、何通りにも使いこなせるモデルが主流になるかもしれません。
コンパクトさや機能性だけでなく、寝心地の良さまで追求できるソファベッド。
上手に取り入れて、快適なライフスタイルを楽しんでみませんか?