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私にぴったり!正しいマットレスの選び方

公開日:2022年3月18日、更新日:2024年9月5日 #イケアの参考記事

ぐっすりと眠って気持ちよく目覚めるためには、寝ている間に体重を支えてくれるマットレス選びがとても大切。

とはいえ、マットレスには多くの種類があるため、どんなものが自分に合うのか見つけるのが難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。

一般的なマットレスのタイプから、それぞれの違いや特性をご紹介します。

自分に合ったマットレスを正しく選びましょう。


1. マットレスの種類で選ぶ

マットレスには、大きく3つのタイプがあります。

それぞれの特徴を確認してみましょう。

1-1. 高反発、低反発、ハイブリッドマットレス

ソフトで弾力のある高反発、低反発、ハイブリッドマットレスは、身体のラインにフィットして全身を快適にサポートし、耐圧を効果的に分散します。

ソフトな弾力性を感じられる素材で、しっかりと身体を支えてくれるのが特徴的。

1-2. ポケットコイルマットレス

身体を支えるバネ(コイル)がひとつずつ別個に袋に入って並んでいるのが、ポケットコイルマットレスです。

マットレスの内部にはたくさんのコイルが並び、一つひとつのコイルが身体の凸凹や動きに合わせて独立して動くため、寝返りを打っても周囲に響きません。

1-3. ボンネルコイルマットレス

コイル同士が連結されていて、面で体重を支えてくれるボンネルコイルマットレス。

耐久性があり、比較的価格もリーズナブルなものが多いのが特徴です。

通気性が良い一方で、コイルが連結しているため、横揺れが起きやすいため家族と一緒にベッドを使用する場合には不向きです。

2. 睡眠スタイルに合わせたマットレスの選び方

基本的にマットレス選びは自分で実際に寝てみて「一番心地いいな!」と思ったものを選ぶのが理想です。

とはいえ、すべてのマットレスを試すことは難しいもの。

自分に合ったマットレス選びのために、いくつかのポイントをチェックしてみましょう。

2-1. 体重別、マットレスの選び方

マットレスは身体があまり沈み込まない硬めのものから、ふんわりと包み込んでくれる柔らかいものまでさまざまです。

好みによって異なりますが、一般的に、体格が良く体重が重い方は、硬めのマットレスを選んだ方が自然な姿勢で眠りやすいとされています。

あまり柔らかいと体重がかかる部分が沈み込みすぎてしまうため、気になる方は、やや硬めのタイプを選ぶとよいでしょう。

逆に体重が軽い方は硬めのマットレスでは、骨が当たって痛いと感じるかもしれません。自身の体型に合わせたマットレスの硬さを考えてみましょう。

2-2. ひとりで寝る?それともパートナーと?シーン別マットレスの選び方

パートナーやお子様と同じベッドで眠る家庭もあるでしょう。

どちらかが寝返りを打ったり、夜中に起きたりしたときの揺れが気になってしまうのであれば、お互いに負担の少ないマットレスを選ぶことが大切です。

ひとりであれば、どんなタイプのマットレスでも構いませんが、家族とベッドを共にする際には、フォーム&ラテックスマットレスや、ポケットスプリングマットレスにすれば、揺れが伝わりにくく、ぐっすり眠れるでしょう。

2-3. 腰痛の方のマットレスの選び方

腰痛に悩んでいる方は、寝ているときの姿勢を見直してみるのもよいでしょう。

正しい立位の姿勢を横から見ると、背中は自然なS字カーブを描きます。

腰痛を抱える方は特に、このS字カーブをそのまま維持した姿勢のまま寝られることが理想です。

マットレスが柔らかすぎればお尻が落ちてカーブが崩れたり、寝返りが打ちにくかったりして、無理な姿勢になりがちです。

硬すぎれば、あおむけになったときに腰のカーブ部分が浮いてしまい、腰に負担がかかってしまうでしょう。

また、スプリングが効かなくなった古いマットレスは、腰が沈みすぎて腰痛を引き起こす可能性があります。

人によって腰痛の度合いや位置、寝ているときの姿勢が異なるため、一概に、どのマットレスが良いとは言えません。

実際に試しながら自身に合ったマットレスを選ぶとよいでしょう。

とはいえ、お店やショールームでちょっと横になっただけではよく分からないかもしれません。

イケアでは使用後であっても別のマットレスに交換できるサービスがあるので、気になるマットレスを自宅で使いながら、使い心地を確かめられます。

» お試し保証(一部対象商品)

2-4. 汗かきの方のマットレスの選び方

健康な大人は、夜寝ている間にコップ約1杯分もの汗をかくといわれています。

特に、寝汗をかきやすく、マットレスの蒸れが気になる方は、スプリングマットレスはフォームマットレスに比べて通気性が良くおすすめです。

また、吸湿性のあるリネンやベッドパッドを使うと、べたつきにくく、快適に夜を過ごせるでしょう。マットレスカバーの下に、寝具用の除湿シートを入れるのもおすすめです。

カビや雑菌の原因とならないよう、カバーを取り外して洗濯できるタイプを選びましょう。

イケアのマットレスは、カバーの取り外しができ、洗濯機で洗えるため安心です。

3. おすすめイケアのマットレス

一日のなかでも睡眠という長い時間で使用するマットレスですから、硬すぎず柔らかすぎず、眠ったときに心から気持ちいいなあと思えるもので眠りたいですよね。

イケアでは、さまざまなタイプのマットレスを取りそろえ、快適な睡眠環境を提案しています。

おすすめのイケアのマットレスをご紹介しましょう。

3-1. 弾力のあるフォームマットレス

弾力のあるフォームが全身を快適にサポートします。

薄めの構造なので、ロフトベッド、2段ベッドやデイベッドにおすすめです。

» 高反発・低反発マットレス・ハイブリッドマットレス

3-2. ポケットコイルマットレス

パートナーと一緒に寝ても、寝返りのときの揺れが伝わりにくい独立コイルのポケットコイルマットレス。

寝心地は硬めなので、しっかりと支えられている感覚が好きな人におすすめ。

» ポケットコイル・ボンネルコイルマットレス

3-3. ボンネルコイルマットレス

シンプル&ベーシックなボンネルコイルマットレス。

型崩れしにくい硬めなマットレスは、リーズナブルな価格でありながら耐久性もあり、長く使えそうなベーシック型のマットレスです。

» ポケットコイル・ボンネルコイルマットレス

5. マットレスを長持ちさせるコツ

寝ている間、健康な大人は一晩でコップ1杯の汗をかきます。

簡単に取り外して洗濯が可能なマットレスプロテクターを使うことで、いつでも清潔に保つことができ、マットレスが長持ちします。

イケアでは、温度調整機能がついていたり、防水加工の施されたマットレスプロテクターをご用意しております。

» マットレスプロテクターを見る

5. マットレスを正しく選んで、快眠ライフを

1日24時間のうち、約4分の1から3分の1の時間を、私たちはベッドの上で過ごします。

自分にぴったりのマットレスがあれば、睡眠の質が向上し、心身の健康にも良い影響を与えてくれるでしょう。

正しいマットレス選びには、いくつかのポイントがあります。硬さ、大きさ、価格、あるいは自分の部屋のインテリアに合うかどうか……。

大切なのは、自分の身体、自分の眠り、自分のライフスタイルに最適なものを選ぶことです。

マットレスは、たびたび買い換えるものではありません。

長くご愛用いただけるよう、イケアが提供するマットレスの保証期間は10年(一部保証がつかない商品もあります)。

自分に合ったマットレスを長期間使用いただくことも可能です。

寝る時間が楽しみになる、自分にぴったりのマットレスを選びましょう。