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リビングの棚をカスタマイズして、すっきり収納を目指そう

公開日:2022年3月25日、更新日:2024年9月4日 #イケアの参考記事

リビングはいつでも人を呼べるよう、すっきりかたづいた快適な空間をキープしたいところ。

でも、少しでも放っておくと、家族の往来とともにどんどん散らかっていく……そんなお困り事はありませんか?

それなら、リビング収納に工夫を加えてみましょう。

モジュール式のシェルフユニットを使えば、わが家にぴったりの大型収納をデザインすることも可能です。

リビングの収納をメインに、すっきり空間を実現する収納術についてお伝えします。

1. リビング収納を見直そう

家族が頻繁に出入りするリビングは、家の内外から持ち込んだものが自然と集まり、いつの間にか散らかってしまいがち。

その原因は、もしかすると収納場所が足りないからかもしれません。

例えば、天井に近い部分や、壁面に空白の空間があれば、収納家具を見直すのもよいでしょう。

とはいえ、空いている場所にぴったり合う収納家具を探すのも大変です。そんなときにおすすめしたいのが、組み合わせ次第でオリジナルのレイアウトができるシェルフユニットの活用です。

空いたスペースに合わせながらも、収納力が高く、使い勝手のよいアレンジができるのがシェルフユニットの魅力。

なかでも、モジュール式にすれば棚の位置の変更はもちろん、パーツを買い足したり、組み換えたりしながら、柔軟に収納スペースをつくれます。

1-1. 収納力抜群のシェルフユニットでものの「定位置」を決める

シェルフユニットを設置する大きなメリットは、スペースに合わせてしっかり収納できる場所が確保できること。

シェルフユニットのような大型収納があれば、あちこちにものを分散することなく、ものの「定位置」をつくりやすくなります。

小さな収納グッズをたくさん置くよりもかたづける場所が明確で、見た目にも統一感があるからすっきりした印象に。

暮らし方に合わせながら必要なモジュールを組み合わせることで、自分らしい収納をデザインできるのも魅力的。

また、必要なパーツを買い足したり、組み換えたりできるため、収納する物の量が変わっても、フレキシブルに対応できますよ。

1-2. 空きスペースを利用しながら、使い勝手のよい位置に収納を確保する

リビングは、日常使いする小物であふれています。

テレビのリモコンや雑誌や本、ペンやはさみ、スマートフォンの充電器、掃除道具などなど。

こうしたアイテムは使う機会が多く、ついつい出しっぱなしになりがちです。

だから、日常使いするアイテムこそ、手の届きやすい場所に収納を用意しておくと安心ですね。

 

シェルフユニットなら、空きスペースに合わせて収納を確保できるため、使い勝手のよい位置に設置が可能。

シェルフユニットの一角を「日常小物入れ」にすれば、出し入れしやすくかたづけも簡単です。

モジュール式だから、大型のシェルフから小さな小物入れまで、用途に合わせたチョイスが楽しめます。

2. 入れるモノから選ぶシェルフユニット

では、あらためてリビングで活躍するシェルフユニットをチェックしてみましょう。

シェルフユニットを設置する際に、入れるものにあったサイズを考えなければいけません。

その際に確認しておきたいのが「奥行き」です。

どんなものを収納するかによって、必要な奥行きが変わり、同時にユニットのサイズにも影響します。

入れるものと、それに対応する奥行きをひとつの目安として、イケアおすすめのモジュール式ユニット家具をまとめました。

2-1. 本・書類をメインで収納したい

イケアの「BILLY ビリー」シェルフユニットは、壁面収納をアップさせるシンプルなシリーズです。

ユニットのひとつである本棚は、扉パーツを取り付けた状態でも、奥行きが30cmに収まるスリムな形状が魅力。

引き出しや扉パーツに加え、ブックエンドやディスプレイユニットなど専用パーツの選択肢が豊富で、カラーバリエーションも広がります。

上記の画像は、ファイルボックスやフェルト収納など、専用パーツ以外のアイテムを活用したコーディネート例。

色のトーンやデザインのスタイルを統一することで、収納スペースそのものまで、すっきりとした印象を演出しています。

» 「BILLY ビリー」シェルフユニットを見る

2-2. メディア関連やリビングにあるものを柔軟にしまいたい

メディア関連やリビングにあるものを柔軟にしまいたいイケアの「BESTÅ ベストー」は、さまざまな大きさや形の箱型フレームを組み合わせることができるユニットシェルフ。

床置きや壁付けもできるため、複雑なデザインにも対応可能。

例えば、テレビを囲むように周囲を覆うような大型の壁面ユニットを組むこともできます。

テレビ台に使用できるユニットには、配線口があり、リビング収納として活用しやすいユニットです。

» 「BESTÅ ベストー」シリーズを見る

イケアの「KALLAX カラックス」シェルフユニットは、ほかのユニットに比べて奥行きがしっかりあるモデル。

本を収納する際に前後の2列に並べることもでき、収納量たっぷり。

外側のフレームがやや厚めで、シンプルながらデザイン性の高いおしゃれなつくりとなっています。

扉や引き出しなど、インサートが豊富でアレンジしやすいモデルです。

» 「KALLAX カラックス」シェルフユニットを見る

2-3. 同じサイズのアイテムをしっかり整理整頓したい

イケアの「EKET エーケト」は、箱型のコンパートメントを積み木のように重ねてデザインできるユニット家具。

脚や下部フレームを付ければ床置きのキャビネットに、吊り下げレールを使用すれば床から浮いた壁付けのキャビネットとして使用できます。

基本的には四角いボックスの組み合わせなので、レイアウトしやすいユニット家具です。

豊富なカラーがあるので、同色でまとめてもよし、アクセントカラーを組み合わせてもよし、センスよく並べてみましょう。

» 「EKET エーケト」を見る

3. すっきり収納を実現するポイント

イケアの組み立て式シェルフユニットには、棚本体のパーツに加えて、扉やボックス、引き出しなど、専用のインサートモジュールが多く用意されています。

あらゆるものの位置を決めてしっかりと管理したい方にも、大まかにざっくりと収納したい方にも、どちらにも使いやすいデザインなのがうれしいところ。

シェルフユニットは、インサートの豊富さ次第で使いやすさが大きく変わります。

3-1. 余白を残した収納を心がける

背の高い大型のシェルフユニットを使用するときに注意したいのが、「ものの詰め込みすぎ」です。

収納を増やすために大型シェルフを選んだのに、たくさんのものを入れられないのは矛盾しているのでは……と思われるかもしれません。

しかし、どれだけ収納力があっても、雑多な印象を与えてしまうと、使い勝手も見た目も悪くなってしまいます。

シェルフを活用する際には、全体のおよそ半分程度(とくに上方向)は引き出しや扉のないオープンスペースになるようプランニングするとよいでしょう。

全面を覆うほどものを入れてしまうと、圧迫感が出て、落ち着かない印象に。空間を残すように心がけながら、ほどよくオープンスペースをつくって、余白もディスプレイのひとつとして考えてみましょう。

設置したユニットシェルフがよりすっきりとおしゃれな印象になりますよ。

3-2. インサートで空間を仕切る

ぎっしり収納にならないよう、上手に収納するためには、インサートを活用するのがおすすめ。

小物のような散らかりやすいものでも、引き出し内で使えるインサートを使えば、きれいに整理ができるでしょう。

インサートによって、どこに何があるのかが視覚的にわかりやすくなると、使うときにも取り出しやすく、ストレスフリーな生活が送れるはず。

アイデアいっぱいのインサート「KALLAX カラックス」

イケアの「KALLAX カラックス」シリーズには、扉ユニットや引き出しユニットはもちろん、黒板タイプの扉、有孔ボード付きの扉など、アイデアいっぱいのインサートが用意されています。

「KALLAX カラックス」シリーズ以外にも対応しているボックス収納が豊富で、組み合わせは無限大。

コーディネートに迷ったら、イケアの公式ウェブサイトのプランナーを利用して、シミュレーションに役立ててみてはいかが?

» プランニングツールを見る

引き出し内で仕切りが使える「BESTÅ ベストー」

「BESTÅ ベストー」シリーズには、引き出し内で使える仕切り用トレイが数種類ラインアップ。

ものの種類や大きさで使い分けられるから、細かいアイテムもきれいに収納できます。

ぱっと見て何がどこにあるかがわかるようにしたい、きっちり収納派も納得の便利さです。

»「BESTÅ ベストー」収納アクセサリーを見る

3-3. ボックスタイプの収納を併用する

収納するのは小さな道具ばかりとは限りません。

引き出しに入れにくい大きさや形のものは、大きく分類を決めて、ボックスタイプの収納にまとめてみましょう。

ボックス収納はシェルフユニットの下側に配置した方が中身を確認しやすく、取り出しやすくなります。

イケアのシェルフユニットには、デザインや素材の異なるさまざまなボックス型収納が用意されています。

スタイルや色を統一して一体感を出すとすっきりと収まりますよ。

PUDDA プッダ

イケアの「PUDDA プッダ」は、フェルト生地の収納バスケット。

柔らかいため、柔軟に形が変わり、ぽんぽんとものを入れてざっくり収納できます。

衝撃に弱い子どものおもちゃやゲーム機などのかたづけにもおすすめ。

このバスケットは、イケアのシェルフユニットシリーズなら、いずれのキャビネットにも収まるサイズです。

単品としてもそのまま置いても、じゅうぶん可愛いデザインのよさも魅力ですね。

»「PUDDA プッダ」を見る

4. すっきり心地よいリビングで過ごそう

すっきりとしたリビングをつくるには、まず収納をしっかりと見直すのが先決。

空きスペースを有効活用できるようプランニングしたシェルフユニットを導入すれば、もうものが迷子になって散らかることはなさそうです。

リビングがすっきりとかたづいていると、気持ちまで軽く心地よくなりますね。

好みのアレンジで、リビングを快適に使える収納スペースを確保しましょう。