ガーデンキャンプやベランピングを楽しむために。アウトドアテーブルの選び方
#イケアの参考記事 公開日:2022年8月3日、 更新日:2024年9月3日
ガーデンキャンプやベランピングを、より楽しく、快適に過ごすための鍵となるのがファニチャー類。
なかでも存在感を放つテーブルは、デザインだけでなく、持ち運びやメンテナンスのしやすさといった機能性までしっかり検討したいところです。
また、アウトドアだけでなく普段使いしやすいものを選べば、用途の幅が広がることでしょう。
室内インテリアとしても役立つ、機能的なアウトドアテーブルの選び方をご紹介します。
1. おうち時間を楽しくする、ガーデンキャンプやベランピング
自宅でもアウトドアを楽しむ時間として、注目を浴びているガーデンキャンプやベランピング。ガーデンキャンプとは自宅の庭で楽しむキャンプのこと。
そして、ベランピングはベランダとグランピングを組み合わせた造語で、自宅のベランダをグラマラスにセッティングしてアウトドアを楽しむというものです。
どちらも自宅の一角に秘密基地のような場所が生まれ、ワクワク感がいっぱい!
日常の延長線上にありながらも特別感が味わえるとして、人気が高まっています。?
アウトドア気分を高めるテーブルを設置しよう
ガーデンキャンプやベランピングを楽しむ際、欠かせないのがアウトドアテーブルです。
食事をしたり、飲み物を置いたりと、カフェテラスで過ごすような時間にするためにも、テーブルにはこだわりたいところ。
とはいえ、ダイニングテーブルのような重くて大きなテーブルを外に持ち出すのは手間がかかるうえ、お手入れも大変です。
その点、軽くて持ち運びしやすいアウトドアテーブルなら、庭やベランダに簡単に持ち出せるだけでなく、見た目もおしゃれ。
お気に入りのアウトドアテーブルとチェアを並べて、アウトドア気分を楽しみませんか?
2. アウトドアテーブルとは?
アウトドアテーブルとは、キャンプにも使用されるもので、屋外で使用することを目的とした家具です。
さまざまな種類がありますが、大きく分けると高さと収納方法の違いが挙げられます。
2-1. テーブルの高さによる違い
アウトドアテーブルには、高さ70cm程度のハイスタイル、地面に近い高さのローテーブル、高さ調整ができるタイプの大きく3種類があります。
ハイスタイル
飲食がしやすいテーブルとして、椅子とセットで使うことが多いハイスタイル。
食事の時間をゆったりと楽しめます。
立ったまま調理する際の作業台としても使え、一台で二役をこなせます。
自宅のベランダなら、キッチンも冷蔵庫もすぐそばにあるから、ガーデンキャンプの準備も簡単。
ベランダにアウトドアテーブルと椅子をセットするだけで、手軽にアウトドアを楽しめます。
ティータイムや読書を楽しむなら、高さ67~72cmのハイスタイルを選んでみてはいかがでしょうか。
ローテーブル
高さ30~40cmのローテーブルは、小さな子どもでも使いやすいタイプ。
目線が低くなるのでいつもと違った視点で景色を眺められます。
サイズによってはテント内で使うことも可能。
深く腰掛けられるローチェアとの相性がよく、ゆったりとリラックスした時間を過ごせます。
本来は室内で使うベッドトレイですが、ローテーブルとしてガーデンキャンプやベランピングにも役立つアイテムです。
脚をたたんでトレイのように使用し、ベランダで脚を広げればローテーブルに変身!
高さは25cmと子どもたちにも使いやすいサイズ。
ベランダで遊ぶ子どもたちにおやつを運ぶのにもピッタリです。
高さ調整ができるタイプ
高さの調整ができ、ハイスタイル、ローテーブルの両方に対応。
シーンや用途に合わせて使い分けができるため、ワンアイテムで多様なスタイルが楽しめるのが魅力です。
2-2. 収納方法による違い
アウトドアテーブルには大きく分けて2つの収納方法があります。
1つは、天板や脚を折りたたんで収納するフォールディングタイプ。
そして、もう1つは天板を丸めて棒状にするロールタイプです。
いずれもコンパクトに収納できますが、それぞれの長さやサイズによって必要な収納スペースが異なります。
コンパクトになった状態のサイズをチェックしたうえで、保管場所のスペースを確保しましょう。
アカシア無垢材で作られたアウトドアテーブルは、隙間が空いた天板から手作りのような温もりが感じられ、ナチュラルな雰囲気を追加したいベランピングに最適。
コンパクトにたたんで収納できる点も、ベランピング向きと言えるでしょう。
脚をサッと開けば設置できるので気軽に使え、家族とのガーデンキャンプやベランピングはもちろん、朝や夕方に外の風を感じながらひと息つくひとり時間にも役立ちます。
3. アウトドアテーブルの選び方
使い勝手の良いアウトドアテーブルを選びたいなら、使用する人数や収納性、素材などから好みのタイプを探してみましょう。
また、椅子との組み合わせもポイント。
それぞれの視点から、具体的なチェックポイントをまとめました。
3-1. 人数で選ぶ
アウトドアテーブルを選ぶ際、真っ先に考慮したいのが使用する人数。
並べる食器やドリンクの数に合わせて、天板の大きさが決まるからです。
家族で使うならその人数が基準になりますが、友人や親戚を招くなら少し大きめのものを検討してみましょう。
2人用
ティータイムや読書を楽しむなら、ミニマムな天板サイズでも2人でのベランピングを快適に過ごせます。
食事をしたいなら、2人分の食器を置けるスペースを考えながら、2~3人用のテーブルサイズをチェックしてみましょう。
4人用
テーブルトップの素材をお好みや設置場所に合わせて選ぶことができます。
テーブルトップの中央にパラソルを固定するための穴が開いています。
最大6人まで座ることができ、大勢で集まった時にも便利です。
3-2. 素材で選ぶ
アウトドアテーブルに使われる素材は、天然木や金属などさまざま。
見た目の印象を左右するだけでなく、使い勝手やメンテナンスのしやすさ、耐久性といった機能面にも違いがあります。
屋外で使うものだからこそ、お手入れのタイミングや収納なども考えながら、使い勝手の良い素材を選んでみましょう。
スチール・プラスチック製
スチール(鋼)素材のテーブルを屋外で使用する場合、気になるのがさびの発生です。
しかし、同じスチール素材であっても、ポリエステル粉体塗装を施すといった加工によって耐湿、耐候、防さび効果が期待できます。
また天板にはポリプロピレンプラスチックを使用し、ひび割れや色あせがしにくくなっています。
お手入れも柔らかな布で水拭きして、さらに汚れがひどい場合は、中性洗剤または石けんで軽くふくだけです。
木製
ナチュラルな木目は、自然と調和し、ガーデンキャンプの雰囲気を盛り上げます。
材質にはスギやヒノキのような針葉樹と、ハードウッドと呼ばれる広葉樹があり、種類によっても見た目のテイストが異なるもの。
軟らかい針葉樹は家の柱や建具、床材などに使われることが多く、ハードウッドは家具に使われることが多い木材。
ハードウッドは耐候性、耐虫性、耐摩耗性などに優れ、高い耐久性を誇るため、アウトドアテーブルにもよく使われています。
4. テーブルコーディネートを楽しもう
自宅で楽しむアウトドア。
せっかくなので、テーブルコーディネートまで楽しんでみてはいかがでしょう?
アウトドアテーブルにテーブルクロスを広げるだけでおしゃれ度が高まり、ワンランク上のガーデンキャンプやベランピングを楽しめます。
ランタンを使った明かりの演出も効果的。
日常の空間で非日常を味わえ、ワクワク感がより一層高まります。
プラスαのアイテムを取り入れて、自分だけのすてきな空間を作ってみましょう。
テーブルクロスを活用
アウトドアテーブルに、テーブルクロスをサッと広げるだけで一気にイメージが変わります。
アウトドアテーブルが汚れるのを防げて、コットン製なので汚れても気軽に洗えます。
また、先染めのコットンなので、繰り返し洗濯しても色落ちしにくく、長く愛用できるのもうれしいですね。
テーブルランナーを活用
アウトドアテーブルの上にテーブルランナーを置くだけでも、ぐっとリッチな雰囲気に。
アウトドアにキャンプ用の食器を使うのも楽しいものですが、キッチンにある陶器の器やガラス器でテーブルコーディネートすれば、ワンランク上のアウトドアを演出できるでしょう。
5. 自分たちのスタイルに合ったアウトドアテーブルを見つけよう
使う人数やテーブルの高さ、持ち運びやお手入れのしやすさなどを意識することで、自分たちのおうち時間にぴったりなアウトドアテーブルが選べます。
おしゃれで使い心地のいいアウトドアテーブルを選んで、コーディネートするのも楽しみになりますよ。
お気に入りのアウトドアテーブルを見つけて、自分たちだけのおうち時間を演出しましょう。