LURVIG ルールヴィグ キャットハウス, ブラック, 33x38x33 cm

ペットと暮らしている方は、デザイナーInma Bermudezの言葉にきっと共感できるでしょう。ペットは私たちに多くのものを与えてくれます。しっぽを振って出迎えてくれたり、ソファで横に座って癒してくれたり、それ以外のときも無条件の愛を注いでくれます。だから、そろそろ何かお返しをするべきですよね。そのために、デザイナーのInmaを招き、ペットの生活のあらゆる面をサポートするLURVIG/ルールヴィグ シリーズのデザインに参加してもらいました。優れた耐久性や低価格はもちろんのこと、家にある家具にマッチすることも大切です。「ペットはそれぞれ個性が異なりますが、共通点もあります。寝ること、食べること、遊ぶこと、運動すること、そして飼い主のそばにいることが大好き。だから、この5つの行動を念頭に置いてこのシリーズの製品をデザインしました」とInma

人間用ではなく、ペット用の製品をデザインするにあたっては、もちろんそれに応じたルールや考慮すべき点があります。LURVIG/ルールヴィグ シリーズは経験豊富な獣医のDr Barbara Schaferのアドバイスのもとで開発されました。Barbaraはイケアでの製品リスク評価にも参加しています。彼女は、ハムスターやネズミからイヌやネコに至るまで幅広い種類のペットに携わってきた経歴があります。Barbaraは、ペット用品を人間の視点からつくらないことがもっとも難しい挑戦だと言います。「まず最初に、動物がどんな風に寝たり、食べたり、遊んだりするのかといった、動物の自然な行動やニーズに合わせることがとても大切です。スタイルや形など、“人間のニーズ”に合わせて製品をデザインするのはそのあとです」。優先的に考えるべきことは安全です。「イヌはたいていおもちゃを噛み、日々の散歩により汚れを家に持ち込みます。ネコはあらゆる場所をひっかき、匂いや質感に敏感です。だから、丈夫で安全な素材を使うことはとても大切です」。食べ方に関しても配慮すべき点があります。「一般的にネコは食事を適量に調節するのが上手ですが、多くの種類のイヌは食べ過ぎるくらい食欲があります。だから、『ゆっくり食べられるボウル』がLURVIG/ルールヴィグ シリーズに加わりました。ボウルに入れた食べ物が適度に分散するデザインなので、一度にたくさんの量を口に入れるのを防げます」

ペットがいつも同じおもちゃや毛布をくわえてはお気に入りの場所に戻り、それを噛んだり、あるいはただ近くに置いて安心したりしている様子をよく見かけませんか？ LURVIG/ルールヴィグのデザインプロセスの仕上げは、ペットが家族の一員として家で一緒に生活することに焦点を当てました。彼らは靴の片方または両方を持って行ってしまうことがあります。それをヒントに、Inmaは親しみのある匂いがするベッドを考えました。「私の一番の自信作は、飼い主の古い洋服や毛布、タオルなどを詰めてペット用のベッド兼クッションがつくれるクッションカバーです。柔らかくて、しかも慣れ親しんだ匂いのする、ペットにとって心地よいクッションです」。LURVIG/ルールヴィグ シリーズはイケアの定番商品と組み合わせることもできます。キャットハウスはKALLAX/カラックス シェルフユニットにぴったり収まります。ペットサイズのソファベッドは、人間用のソファベッドと並べて置いてもマッチします。最後に、このペット用品シリーズにこめられた思いをInmaが語ります。「私は3匹の犬と暮らしています。いつも、低価格で素敵なペット用品があればいいのにと思っていました。このプロジェクトに参加できたことは、動物愛好家としてとても光栄で、幸せです。このシリーズが、みなさんとペットの時間をより充実させるきっかけになればうれしいです」