HUVUDROLL フヴドロル ベジボール, 冷凍, 500 g

「誰もがが牛肉や豚肉を食べるわけではありません。そこで、新しいレシピを考案しようとキッチンに入りました」と話すのはIKEA Foodのシェフ兼商品開発担当者のDavid Johanssonです。最初に開発されたのがチキンボールです。肉は好きだけど牛肉でなくてもいい、そんな人に選んでもらいたいひと品です。「スウェーデンミートボール同様、冷めてもそのおいしさは変わりません。味付けは控えめですから、さまざまな料理やいろいろな国の味によく合います」

サステナビリティは新商品開発の動機のひとつです。「ベジボールを開発して、定番のスウェーデンミートボールのように高く評価される商品を提供したいと考えました。ポイントとなったのは、植物由来の原料を使い、環境への影響を抑えることです」とDavid。ベジボールのカーボンフットプリントは、スウェーデンミートボールの約20分の1、チキンボールは約4分の1です。選択肢が多ければ、あれこれ食べる楽しみができるだけでなく、食事が環境に与える影響を考慮して選ぶこともできます。

成長しつづけるイケアのミートボールファミリーに一番最近加わったのがサーモンボールです。商品として提供する切り身を取り終わったあとに残るサーモンの身を使っています。「とてもおいしい身だけに、捨てるのはもったいない。それなら、これでフィィッシュボールをつくろうと考えました。」とDavid。サーモンボールの次にファミリーに加わるメニューについても話しています。材料に植物性タンパク質を使用していますが、味と見た目は肉にそっくりだそうです。ときにはサステナビリティにもっと配慮した食事をしたい、そんな肉好きな人にはうれしいニュースです。「1985年のミートボールの登場以来、たくさんのことがありました。今では、野菜中心のフレキシタリアンの人や、ヴィーガンの人、文化的信念から食材に制限がある人など、より多くの人が楽しめるアイコンメニューができました」