大人にもぴったり!ロフトベッドの購入で後悔しない方法を知っておしゃれに使いこなそう!
公開日:2025年4月7日
空間を有効活用できるアイテムとして人気のロフトベッド。
ただ、大人が購入する場合、「やめとけ」と言われがちな製品でもあります。
ロフトベッドの購入を検討している方に向けて、「やめとけ」と言われる理由や後悔しないロフトベッドの選び方、おすすめのロフトベッドを紹介します。
1.ロフトベッド購入時のお悩みやよくある質問
大人の方がロフトベッドを購入するときに発生しがちなお悩みや、よくある質問をまとめました。
1-1.ロフトベッドがおすすめな人は?
ロフトベッドは、部屋が狭く、家具を置くスペースが限られている方におすすめです。
2段構造にすることで上下のスペースを最大限活用するタイプの家具のため、狭い部屋にも配置しやすく、貴重なスペースを有効活用できます。
「ベッドが欲しいけど、ベッドを置くと他の家具が置けない」などの悩みを解消するのに最適です。
1-2.ロフトベッド下のスペースを有効活用するには?
ロフトベッドの下のスペースはさまざまな形で活用できますが、定番の活用法としては以下のような方法があげられます。
- 収納スペースとして活用する
- 作業スペースとして活用する
- リラックススペースとして活用する
ロータイプのロフトベッドで下のスペースが低くなってしまう場合は、チェストやカラーボックスを配置して収納スペースとして活用するのがおすすめです。
ある程度の高さを確保できるのであれば、デスクを設置して作業スペースとして活用したり、ソファやパーソナルチェアを配置してリラックススペースとして活用したりすることもできます。
1-3.ロフトベッドの柵の高さは何cmあれば安全?
ロフトベッドの柵の高さは25cm以上あるとより安心できるとされています。
柵の高さについては、布団やマットレスなどの厚みもプラスして考えるようにしましょう。
2.大人のロフトベッド購入が「やめとけ」といわれる理由とは?

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大人がロフトベッドを購入する際、「やめとけ」と言われがちな理由をまとめました。
2-1.はしごの上り下りが面倒
ロフトベッドは2段構造にすることでスペースを有効活用するタイプの製品ですが、2段構造になっているため、ベッドを使用する際ははしごの上り下りが必須になります。
起床や就寝のたびに、はしごを上り下りしなくてはいけませんし、トイレなどで起きるたびに上り下りしなくてはならないため、面倒だと感じる方が多いようです。
2-2.揺れやきしみが気になる
ロフトベッドは下が空洞になるため、製品によっては揺れやきしみを感じやすくなっています。
寝返りなどで動くたびに揺れたりきしんだりするので、その点に不満や不安を感じる人も少なくありません。
2-3.圧迫感を感じやすい
ロフトベッドは高さのあるベッドで、ベッド部分が天井に近くなるため、どうしても圧迫感を感じやすくなります。
高さは製品によって異なりますが、ハイタイプのものになると、ベッド部分の高さが200cm以上になる製品もあります。
日本の住宅の天井高の平均は240〜250cmほどのため、製品によってはかなり圧迫感を感じる可能性があります。
2-4.ベッド部分が暑くなりやすい
ロフトベッドは一般的なベッドよりも暑さを感じやすい傾向があるため、夏場は注意が必要です。
空気は温かい空気と冷たい空気に分かれますが、冷たい空気が部屋の下部に溜まる一方で、温かい空気は部屋の上部に溜まる性質があります。
冬場は問題ありませんが、夏場は熱がこもりやすく暑く感じるため、対策が必要になります。
3.「ロフトベッドはやめとけ」は本当?デメリットを解消するポイントを解説
「ロフトベッドはやめとけ」と言われるのは、ロフトベッドならではのデメリットがあるからです。
ロフトベッドのデメリットを解消するポイントを紹介します。
3-1.はしごの上り下りが不安なら階段付きのロフトベッドがおすすめ
ロフトベッドは付属のはしごを使って上り下りするのが一般的ですが、細身のはしごでの上り下りに不安を感じるのであれば、階段付きのロフトベッドを購入するようにしましょう。
階段付きのロフトベッドははしごと違い安定しているため、上り下りがしやすいという特徴があります。
はしごのように高さの調整はできませんが、安定性や安全性を求めるのであれば階段付きのロフトベッドがおすすめです。
3-2.圧迫感を解消したいならロータイプのロフトベッドがおすすめ
ロフトベッドは高さがあるのでどうしても圧迫感を感じやすい傾向がありますが、ロータイプのロフトベッドなら圧迫感をある程度解消できます。
ロータイプのロフトベッドは下のスペースが低くなるため、下のスペースにデスクやソファを配置するのには向いていませんが、収納スペースとしては十分に活用可能です。
3-3.夏場の暑さが気になる人は、「すのこタイプ」のロフトベッドがおすすめ
ベッドの部分が暑くなりやすいというデメリットについては、通気性が良い、すのこタイプのロフトベッドを選ぶことで対処できます。
すのこタイプの床板が採用されているロフトベッドは、風通しがよく、熱がこもりにくいため、暑さに関するデメリットが気になる方におすすめです。
4.後悔しない大人向けのロフトベッドの選び方

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大人の方がロフトベッドを購入する際に意識するべき選び方のポイントをまとめました。
4-1.大人の体重を支えられる頑丈なロフトベッドを選ぶ
大人がロフトベッドを購入する際は、大人の体重をしっかりと支えてくれる頑丈なロフトベッドを選ぶことが大切です。
ロフトベッドは製品によって構造が異なり、耐荷重も異なります。
細身のロフトベッドはスマートに見えますが、耐荷重が小さいものが多く、揺れやきしみが発生しがちなのでおすすめできません。
支柱が太くしっかりしているものや耐荷重の大きなものなど、揺れやきしみが発生しづらく、安心して使えるものを選ぶようにしましょう。
4-2.部屋のテイストに合わせて選ぶ
ロフトベッドはデザイン豊富でさまざまなテイストのものが販売されていますが、部屋のテイストと合わないものを選んでしまうと全体の印象がチグハグになってしまう可能性があります。
大人の方がロフトベッドを選ぶ際は、下記のような点を考慮しましょう。
- ナチュラルテイストの部屋には木製のロフトベッドを導入する
- インダストリーがテーマの部屋にはアイアン調のロフトベッドを導入する
部屋の雰囲気やテイストにマッチするかについても考慮しながら選ぶようにしましょう。
5.タイプ別のロフトベッドの選び方
ロフトベッドにはいくつかタイプがあり、タイプによって選び方が異なります。
タイプ別のロフトベッドの選び方をまとめました。
5-1.はしご付きのロフトベッドの選び方
はしご付きのロフトベッドを選ぶときは、以下の3点を意識しながら選ぶようにしましょう。
- 安定しているか
- 高さを調整できるか
- はしごの取り外しをスムーズに行えるか
はしごは階段に比べて安定性に欠けるため、構造的に安定しているかどうかをよくチェックする必要があります。
安定性が低いと怪我などのトラブルにつながりかねないので、作りがしっかりしているかどうかを重点的に確認するようにしましょう。
また、はしご付きのロフトベッドの中には高さを調整できるタイプのものもあります。
高さを調整できると、ロフトベッドの用途が広がるので、いろいろな使い方をしたい場合は、高さを調整できるタイプのロフトベッドがおすすめです。
はしご付きのロフトベッドは、はしごが邪魔になることも多いため、はしごを使用しない際にスムーズに取り外せるかどうかをチェックしながら選ぶようにしましょう。
5-2.階段付きのロフトベッドの選び方
階段付きのロフトベッド選びでは、以下の2点が注目ポイントになります。
- 階段を含めたロフトベッドのサイズ
- 階段の使い勝手
階段ははしごよりもスペースが必要になるため、ロフトベッドのサイズが大きくなりがちです。
そのため、階段付きのロフトベッドを選ぶ際は、はしご付きのロフトベッドを選ぶとき以上にサイズを意識しなくてはいけません。
また、階段の使い勝手は製品によって異なるため、形状や階段の幅、収納などの階段部分に備わっている機能などにも注目しながら選ぶ必要があります。
5-3.ハイタイプのロフトベッドの選び方
ハイタイプのロフトベッドを選ぶときのポイントとしては、「高さ」があげられます。
ハイタイプのロフトベッドはベッド部分の位置が高く、天井と近くなる可能性があります。
天井と近くなりすぎると圧迫感を感じやすかったり、起き上がったときに天井に頭をぶつけたりするなど使い勝手が悪くなります。
ハイタイプのロフトベッドを選ぶ際は、部屋の天井の高さとロフトベッドの高さをチェックし、ロフトベッドと天井の間に十分なスペースを確保できるかどうかを意識しながら選ぶようにしましょう。
5-4.ロータイプのロフトベッドの選び方
ロータイプのロフトベッドを選ぶ際は、ベッドの下のスペースをどう活用するか意識しながら選ぶことが大切です。
ロータイプのロフトベッドは、下のスペースが狭く、用途が限定されやすいです。
デスクを設置して作業スペースを用意したり、ソファを設置したりするような活用の仕方には適していない製品も少なくありません。
ロータイプのロフトベッドを選ぶときは、下のスペースをどう活用するか考えつつ、その用途を実現できるだけの高さやスペースがあるか確認しながら選ぶようにしましょう。
6.大人も使えるおすすめのロフトベッド3選
大人も使えるおすすめのイケアのロフトベッドを厳選して紹介します。
6-1.SVÄRTA(スヴェルタ)
SVÄRTA(スヴェルタ)は、イケアの数あるロフトベッドの中でも、特に人気の高い製品です。
フレームはスチール製で、シンプルなデザインのため、さまざまなテイストの部屋にもマッチします。
ベッド下のスペースの高さは140cmほどと余裕があるため、デスクを設置して作業スペースにしたり、ソファやパーソナルチェアをおいてリラックススペースとして活用したりすることもできます。
6-2.TUFFING(トゥッフィング)
イケアのロフトベッドの中でもっともリーズナブルなモデルが、こちらのTUFFING(トゥッフィング)です。
他のロフトベッドに比べて5,000円以上安い製品でありながら、他のロフトベッド同様、厳しい安全試験に合格した優れた製品です。
フレームはスチール製で、落ち着いた濃いグレーの色味で仕上げられているため、インダストリアルやモダン、シックな印象の部屋にピッタリです。
6-3.VITVAL(ヴィトヴァル)デスクトップ付きモデル
ベッド下のスペースを作業スペースとして活用したい方におすすめの製品が、VITVAL(ヴィトヴァル)のデスクトップ付きモデルです。
こちらのモデルは簡易的なデスクが備わっているモデルで、購入してすぐに作業スペースを構築することができます。
デスクはベッドのフレームを有効活用する構造になっているため、スリムで場所をとりません。デスクの他に椅子や収納アイテムを設置したとしても、十分なスペースを確保できます。
7.ロフトベッド周りのおすすめ小物
ロフトベッドの周りにおすすめのイケアのアイテムを、厳選して紹介します。
7-1.KALLAX(カラックス)
KALLAX(カラックス)は、ロフトベッド下のスペースにも収納できるコンパクトなデスクです。
奥行きは39cmとスリムなため、ベッド下のスペースに置いても狭く感じることはありません。
デスクの右側には収納も備わっていて、本や筆記用具などを収納できるようになっています。
7-2.PLATSA(プラッツァ)
ロフトベッドまわりにイケアらしいアイテムを導入したい方におすすめなのが、PLATSA(プラッツァ)です。
PLATSA(プラッツァ)は、二段構成のシンプルなオープンシェルフです。
73cmとそこまで高さがあるわけではないため、ロフトベッドの下に導入するのに最適なサイズ感です。
目を引く鮮やかなブルーが特徴で、イケアらしさが感じられるアイテムとなっています。
7-3.DYVLINGE(ディヴリンゲ)
ロフトベッドの下にリラックスできるスペースを設けたい方におすすめなのが、人気のパーソナルチェア、DYVLINGE(ディヴリンゲ)です。
DYVLINGE(ディヴリンゲ)は1967年に発売された家具の復刻版で、一時入手困難になるほどの人気を誇っているアイテムでもあります。
座面の広いパーソナルチェアなので、ソファのようにゆったりくつろげるようになっています。
8.ぴったりなロフトベッドでお洒落も住みやすさも実現しよう
ロフトベッドは一般的なベッドとは異なる形状をしているため、「やめとけ」と言われがちですが、限られたスペースを有効活用できる優れたアイテムです。
ロフトベッドを上手く活用すれば、ベッドに加え、作業スペースや収納スペース、リラックススペースなどの空間を十分に確保できます。
ただ、ロフトベッドで限られたスペースを上手く活用するには、製品選びで失敗しないことが必要不可欠です。
今回紹介した選び方のポイントを意識しながら、部屋の広さやテイスト、用途にぴったりのロフトベッドを選んで導入するようにしましょう。