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ダイニングテーブルはサイズで選ぼう

公開日:2022年6月16日、 更新日:2024年9月30日 #イケアの参考記事

ダイニングテーブルは毎日の生活で必ず一度は座る場所。

引っ越しで新しい家具を買うときにも、最初に購入を考える家具ではないでしょうか。

しかし、それなりに大きなサイズの目立つ家具だけにテーブル選びを失敗してしまうと、部屋全体のバランスが悪くなってしまう可能性があります。

場合によっては、実際に生活をしていくうえで、かえって不便さを招いてしまうこともあるでしょう。

ダイニングテーブルは、家族の食事の場であることはもちろんですが、お客様を迎えることも多いもの。

快適なダイニングスペースを彩るためにも、サイズはもちろん、選ぶ際に確認したいポイントもみてみましょう。

1. ダイニングテーブルの最適なサイズとは

ダイニングテーブルは食事をする場所というだけではありません。

子どもがお絵かきをしたり工作をしたりするスペースにもなれば、ゆったりとお茶やお酒を飲む癒やしの場としても利用されます。

その用途は幅広く、ダイニングテーブルは家庭の中心にもなる欠かせない存在です。

1-1. 大きめのダイニングテーブルは、周囲のスペースも余裕を持って

さまざまなシーンで利用するダイニングテーブルだからこそ、選ぶときには使いやすいサイズを考えることも大切。イケアのダイニングテーブルは2・4・6・10人掛けのタイプがあり、人数に合わせて選べます。

例えば、食事をするシーンにおいて、それぞれの目の前にお皿をすべて置くことができて、隣の人と肘がぶつかるといった不具合がない程度の広さがあるとストレスなく使えます。

しかし、テーブルのサイズばかりに気を取られていると、生活動線までえた周囲のスペースが確保されていないこともあります。

ダイニン考グテーブルの周囲に食器棚やサイドボードを設置していると、椅子を引いたときにぶつかってしまうかもしれません。

大きいダイニングテーブルの方が、余裕を持ってお皿を並べることはできますが、その分、周囲を含めて広いスペースを確保しなければならないことも覚えておきましょう。

1-2. 天板の形状から周囲のスペースに合ったサイズを考える

ひと口にダイニングテーブルといっても、天板の形はさまざまあり、タイプによって印象やサイズ感が異なります。

定番とも言える「長方形」タイプは、設置イメージがしやすくレイアウトが簡単です。

また、少人数で使用するならシンプルさが際立つ「正方形」タイプもよいでしょう。

おしゃれ感のある「楕円(だえん)形」や「円形」のダイニングテーブルは、座っている全員の顔が見渡せる一方で、角がないことから壁につけることができないため、周囲に広いスペースが必要です。

より省スペースで余裕を持ったダイニングテーブルを設置したい場合には、伸縮可能なテーブルを使用するのもひとつの方法です。

デザイン重視で考えると、いざ設置したときに圧迫感を与えてしまう可能性も。

対応できるスペースを意識しながら、天板の形を選んでみましょう。

2. ダイニングテーブルは「材質×サイズ」で考える

ダイニングテーブルを選ぶ際には、サイズとともに材質も考えたいところ。

材質によって雰囲気が変わるため、同じサイズでも印象が異なります。

ダイニングテーブルに使われる材質は、天板が木製のものが主流。

同じ木製でも素材と工法によって、無垢材と集成材、突き板に大きく分けられます。

2-1. 無垢材のダイニングテーブル

無垢材のダイニングテーブルは、天然木ならではのナチュラルな風合いが魅力。

一つひとつ木目模様や色合いが異なり、長年使える丈夫な素材です。

木のぬくもりを感じさせてくれるため、自然で素朴な印象があります。

ゴムノキ、バーチ、パインなど、素材となる木の種類もさまざま。存在感があるため、大きめのダイニングテーブルでは部屋の印象が大きく変わるかもしれません。

また、無垢材は経年とともに色や風合いの変化が楽しめ、長く使うほどに味わいが出てきます。

しかし、汚れが付いたときに落としにくく、やや高価になる傾向があります。

2-2. 集成材

一方、集成材は、原木を薄く切って貼り合わせた合板です。

また、突き板は、パーティクルボードなどの表面に木材を貼り付けたもの。

いずれも層になった構造は安定性があり、湿度に強く、無垢材と比べて割れや反りが起きにくいのが特長です。

寄せ木のデザインが美しく、シンプルな印象があります。

価格の手ごろさや汚れたときのケアのしやすさを考えると、掃除がしやすい集成材や突き板の方が扱いやすいかもしれません。

 

それぞれ材質ごとの特性があり、見た目や耐久性が異なります。

材質選びは好みもあり、部屋全体のテイストによっても選択肢が変わるでしょう。

材質と同時に、使い勝手の良いサイズを考えながら選んでみましょう。

3. ダイニングテーブルは椅子と同時購入かセットがおすすめ

ダイニングテーブルと一緒に考えておきたいのが、椅子のサイズや高さです。

それぞれ単体で購入してしまうと、使いづらくなってしまう可能性があります。

ダイニングテーブルと椅子がセットになっている商品が多いのは、デザインを統一するというだけではなく、使いやすい高さや幅にセッティングされているからです。

セットで購入しない場合でも、テーブルと椅子を同じメーカーでそろえるとよいでしょう。

それぞれの高さを考慮して作られているため、使い勝手の良いバランスを保てます。

一度にまとめて購入するのが予算的に厳しい場合には、テーブルや椅子の高さを事前にきちんと確認しておきましょう。

3-1. 2人~4人用

商品サイズ

長さ:89cm / 長さ(最小):26cm / 長さ(最大):152cm / 幅:80cm / 高さ:74cm

 

NORDEN ノールデン はまるでヨーロッパのカントリーハウスのキッチンで見るようなクラシックスタイルダイニングテーブルです。

折り畳み式で、左右どちら側からでも折り畳めるので、普段はコンパクトに収納可能。

一人で食事をするときは片側だけ、ゲストや家族がそろう時は両面を出してと、ひとつのダイニングテーブルでさまざまな使い方ができるのが魅力です。

カトラリーやナプキンなどを収納できる引き出し付き。

3-2. 4人~6人用

商品サイズ

長さ:160cm / 幅:95cm / 高さ:75cm

 

VEDOBO ヴェードボーはモダンなのに懐かしい雰囲気で、角を丸くした天板がシンプルかつおしゃれ感を醸し出すダイニングテーブルです。

角がないので、走り回る小さなお子様がいるご家庭にも安心です。

使用後は柔らかいスポンジで汚れを拭くだけで、簡単にメンテナンスができます。

VEDBO/ヴェードボーのチェアやアームチェアとコーディネートすると、統一感がアップします。

3-3. 4人~10人用

商品サイズ

長さ:235cm / 幅:100cm / 高さ:73cm

 

SKOGSTA スコグスタは幅100cm、横の長さが235cmの、横に並んで座りやすいロングサイズのダイニングテーブルです。

カウンターのような印象があり、カフェ風のダイニングをコーディネートできるでしょう。

天板はパインの無垢材で、使い込むほどに家になじみ、時間経過とともに味わいを楽しめます。

4. 長く使えるダイニングテーブルを探してみよう

ダイニングテーブルは、形状も素材もさまざま。

細長いタイプや折り畳みもあれば、無垢材や合板の違い、また、お掃除が簡単な加工が施されたものなど、いろいろなタイプがあります。

ダイニングテーブルは、家族が集う食事の舞台でありながら、お客様をお迎えするときには、おもてなしの場にもなります。

わが家にふさわしいデザインで、そして何よりも心地よく使えるサイズを考えながら、自宅に合ったダイニングテーブルを選んでみましょう。

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