“生活がラクになる家をつくる”

Hanneがつくり上げた家は、おしゃれなスタイルですが、お手入れは簡単。「暮らしがラクになる家です!」とHanne。「少しだけ“崩れている”のがわが家のスタイルと、ずっと前に決めました」

Hanneの紹介


「私は息子のAlexanderとSebastian、そしてボーイフレンドのRafaelleと、イタリアの田舎にあるカントリー風の家に住んでいます。わが家はぜいたくに見えるかもしれませんが、私が目指したのは、心地よくてラクに暮らせる家なんです。私はインテリアデザインの仕事をしているからか、家にいるときはのんびりしたいんです! 読書をしたり、子供たちと遊んだり、庭でキャンドルを灯して夕食を楽しんだりして過ごすのが好きです」

わが家のスタイル


「石のような色合いや、自然素材の質感とテキスタイルをインテリアに使い、落ち着ける空間を演出しています。わが家では、グリーンやイエローを使わないようにしています。それらの色は外の景色の中で見たいからです。自然の美しさには勝てません」

わが家の紹介

部屋の機能に合わせたコーディネート


「私たちにとっては、長い時間を過ごす屋外スペースが大切なので、家のデコレーションにまでお金をかける余裕はありません。庭にある部屋は、耐久性のある革やカウハイドなどの自然素材のテキスタイルでコーディネートしました。冬には、庭のダイニングテーブルをこの部屋に移動させて、ここで食事をします」

室内を屋外のような雰囲気に


「この家に中庭をつくりましたが、古いタイルを使って、昔からずっとここにあったような印象を演出しました。この地域はほとんど雨が降らないので、屋外スペースを室内のようにコーディネートすることができます。今ではこの中庭が私のお気に入りの場所のひとつです」

太陽の下で楽しむ食事を簡単にセッティング


「夏の間、食事はすべて外で食べるので、キッチンと屋外を何度も往復することになります。それで、私は料理を運ぶのに便利なトレーをたくさんコレクションしているんです。それから、芝を刈るのは私の仕事です。とてもよいエクササイズですよ!」

お手入れが簡単な家具を選ぶ


「子供たちはここでテレビを見て過ごします。大切なのは、この家が彼らにとってもリラックスできる場所であること。子供たちはソファに足をのせたりしてくつろいでいますが、ソファが汚れても私は気にしません。これらのイケアの古いソファとアームチェアは19年も使っていますが、汚れたらカバーを外して洗濯機で洗えば済むことですから」

クールなものとソフトなものをバランスよく組み合わせて


「キッチンの壁に暗い色を使うと、夏でも涼しげな印象になります。このキッチンは完全に工業的なルックスなので、調理器具をつるすレールにライトチェーンを巻き付けたり、女性的な雰囲気をプラスしてコントラストをつくり出しました」

癒されるベッドルームをつくる


「私は昔から、シンプルでナチュラルなミニマルスタイルが好みでした。この家ではたくさんの人と一緒に過ごすことが多いので、自分のベッドルームはのんびりリラックスできる隠れ家のような雰囲気に仕上げました。でも、空間をぜいたくにコーディネートしただけで、値段の高いものを置いているわけではありません。ベッドにはいくつもテキスタイルを重ね、ひも状のフリンジカーテンをベッドの後ろの壁に掛けてドラマチックな“ヘッドボードをつくり、豪華で、しかもシンプルな印象の部屋をつくりました」

キッズゾーンをつくり、独立心を育てる


「子供たちそれぞれの部屋は、共有のバスルームでつながっています。ドアを開ければ、一緒に遊ぶことも、けんかをすることもできる、キッズゾーンになります。できるだけ広い場所を自由に使わせてあげたいと思っています」

ひと目で見渡せる収納なら、探し物が簡単


「オープンな収納に洋服をしまえば、なにがどこにあるか一目瞭然。私のワードローブは、棚とハンガーレールを組み合わせて、できるだけ洋服をつるして収納するようにしています。これなら、アイロンする手間も減らせます!」

落ち着きのあるデコレーションでリラックスしたムードづくり


「このバスルームをデザインしたとき、バスタブにつかりながら、庭の景色を眺めたいと思いました。リラックスできるムードの部屋をつくるために、キャンドルやボディクリームを上品な容器に入れて並べ、天井から床までのエレガントなドレープのカーテンをつるしました」

私のコーディネートの秘訣とアイデア

壁をアートギャラリーに


「デコレーションを少しづつ増やしていこうと思い、イケアストアに行くたびに、いろんな形やサイズのフレームを2つ選ぶことにしました。このディスプレイは、最初は一直線にそろえて設置していましたが、3つめのフレームで諦めました。直線に並べなければいけないというルールに自分を縛る必要はないと気付きました。完ぺきでないアレンジがステキなんです! 最終的に、壁全体でバランスがとれていれば、左右非対称なアレンジでもシンメトリーな印象をつくれます」

スペースをすっきり保つ


「ベッドの両脇にはペンダントランプを天井から低くつるして、すっきりとした印象をつくりました。このサイドテーブルは、実は積み重ねた古いスーツケース。スペースの有効活用にもなるし、おしゃれでしょう? 寝るときに、キャンドルや本、水などをすぐ手の届くところに置いておくのにも便利です」

オープンシェルフを使う


「私はいろいろなものをディスプレイするのが好きなので、わが家のキッチンでは、食器棚とオープンシェルフを組み合わせています。これなら、ゲストに自由に使ってもらうのにも最適です。わが家の食器はすべて白っぽいものばかりなので、どれが割れても困ることはありません」

ソフトな印象のテキスタイルを利用する


「この家をリフォームしたとき、シャワーのまわりをガラスで囲むお金の余裕はなかったので、カーテンをつるしました。でも、カーテンのソフトな色がとても気に入っています。コンクリートの壁とのコントラストがステキで、くつろげる雰囲気をつくり出しています」

キャンドルで明るく


「私はシンプルなミニマルスタイルが好きですが、キャンドルは別です。北欧の血が流れているからでしょうね! 夜に、中庭や庭のキャンドルすべてに火を灯すと、暖かみのある、心地よい雰囲気が生まれます」