“私たちの初めての家づくりプロジェクト”

PatrikとCarolinaは、荒れ果てた古い家を買い、スタイリッシュなミニマルスタイルの楽園につくり変えました。そして、心地よいトラディショナルなキッチンをおしゃれに、使いやすくリフォームしました。

PatrikとCarolinaの紹介


「私たちは“デザインおたく”なんです。Patrikは家具デザインを勉強しました。私はジュエリーデザインが専門。デザイン学校を卒業したあと、ふたりで何かクリエイティブなプロジェクトに取り組みたいと思っていました。どんな新しいことに挑戦しようかと考えていたときに、私が生まれ育ったスウェーデンのヨーテボリ西部でこの家を見つけました。そのときはネズミが通る穴がありましたが、リフォームをすれば素晴らしい場所になる可能性を感じたんです。そして、2年かけて家を完成させました」

私たちのスタイル


「フリーマーケットで見つけた掘り出し物と、祖父母から受け継いだアイテムを一緒にコーディネートしています。さらにモダンな雰囲気にするために、工業的な印象のアイテムをプラスしています。ミニマルスタイルで、しかも心地よく過ごせる部屋が理想ですね」

わが家の紹介

“家具をゆったりと配置する”


「オープンで広々とし雰囲気が好きなので、リビングルームにはできるだけ、ものをたくさん置かないようにしています。質のよいソファに優れた照明、個性的なチェアなど主要な家具をいくつか選び、それらをゆったりと配置しました」

“みんなが集まるための部屋”


「このテーブルとチェアは、家具デザイナーのPatrikの祖父の作品です。大きなテーブルがあればディナーパーティーを開くことができて便利です。家づくりは友達にたくさん手伝ってもらいました。お返しに、手作りのディナーを何度もごちそうしましたよ」

“友達と一緒に料理をする”


「以前のキッチンは旧式で使いづらいものだったので、キッチン全体をリフォームしました。友達と一緒に料理ができるような長いワークトップに、ビルトイン冷蔵庫、そして2つのシンクを設置したいと思いました。シンクが2つあれば、お皿を洗うためのシンクと、野菜を洗うためのシンクを使い分けることができます。私は、親がレストランを経営している家庭で育ったので、クールで工業的なデザインが好きなんです」

“明るくシンプルなコーディネート”


「私たちは地下室を掘って、ベッドルームをつくりました。リフォームの中で一番大変な作業でした! 先が見えないまま2カ月間掘り続けましたからね。できあがった部屋は明るくシンプルにコーディネートしたので、かつて地面の下だったとは感じさせない部屋に仕上がりました!」

“スペースのサイズに合わせたアイテム”


「Patrikのワークスペースは、玄関の奥のデッドスペースを有効に使ってつくりました。大きいデスクを置く替わりに、スペースに合わせたサイズの木の板を壁に取り付け、その下にファイルキャビネットを置きました」

“庭の小屋を利用する”


「私のスタジオは、庭の小屋の中にあります。今はリフォームが完成して、自分の時間があるのでうれしいですね。ようやくジュエリーづくりに戻れました」

“古い歴史を大切にする”


「この家にあるとてもかわいらしい古いスタイルの庭には、たくさんのりんごの木があります。この家は1920年代に建てられたものなので、この建物がもともと持っている雰囲気を大切にしながら、私たちが暮らしやすいスペースにつくり変えました」

わが家の秘訣とアイデア

お決まりのアイテムを変えてみる


「床のスペースを広くオープンに保ちたいので、小さいサイドテーブルをコーヒーテーブルとして使っています。自分にとって何が機能的かを考えましょう。よくあるコーディネートが大きなコーヒーテーブルだからという理由で、それを選ぶ必要はありません」

ディテールに新しい方法を取り入れる


「私たちは、外の景色を見るのが好きなので、窓にはカーテンやブラインドを取り付けないことにしました。それによって、窓辺にキャンドルを灯したり、小さな静物画のようなディスプレイをつくったりすることもできます」

テーブルを爽やかな印象に


「夏はテーブルにいつも花を飾り、、爽やかな印象を演出しています。テーブルの中央に食器やカトラリーを重ねて置けば、一人ひとりが必要なものを取れます。こうすれば、私にとって暮らしがとてもラクになるんです!」

スタイリッシュな収納


「わが家にはつくり付けの収納や食器棚がないので、保存容器はデコレーションアイテムでもあります。美しいガラス容器に入れたコットンのように、すべてのものに定位置をつくっています」

テキスタイルを利用する


「大切な古いアイテムを模様替えするには、新しいテキスタイルを使うと簡単です。私たちは、Patrikの祖母が使っていたチェアのシートを新しい布地でシンプルにカバーし、見た目を一新させました」

わが家のキッチンの模様替え

Before


「リフォームで一番変わった場所がこのキッチンです。以前のキッチンは古い魅力もありましたが、、旧式で使いづらいものでした」

After


「キッチンの内装をすべて取り除き、工業的なルックスを目指して、一からつくり直しました。食器棚は基本的に以前と同じ場所に設置しましたが、ワークスペースは広くしました。ウォールキャビネットを設置すると、部屋に圧迫感が生まれると思い、その替わりにオープンシェルフを取り付け、料理の本や花瓶をディスプレイしています」

「新しいキッチンの調理エリアには、鍋やフライパン、包丁などを収納しています。ワークトップの上にはペンダントランプをいくつか並べて天井からつるしました。インテグレート照明に代わるスタイリッシュな照明のアレンジです。調理の準備をするときに、手元を明るく照らしてくれます」

「キッチンは、くつろぐのに最適な場所にしたいと思いました。そこで、キッチンのクールさを和らげるために、Patrikの祖母から譲り受けたアンティークのテーブルを置きました。くつろいだり、朝食をとったりするのにステキな場所ができました」

「私たちが一番悩んだのはディテールです。壁は3回も塗り直しました。数あるホワイトの中でも、最適なホワイトにしたかったんです。キッチンを自分たちの好みにぴったり合うように仕上げるのは大切でした。あとから模様替えするのが難しい場所ですからね。ここで過ごす時間をとても楽しんでいます!」