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“Lead myself”を心に刻み、自分自身が自分のリーダーでありたい

Rurikoさん サービスオフィス(本社機能)フードコマーシャルリーダー

イケアのビジョン「より快適な毎日を、より多くの方々に」に感銘を受け、2015年に新卒入社したRurikoさん。多様なスキルを身につけ、マルチに活躍できる人材になるべく、フード部門を駆け抜けてきました。自分のなりたい姿を実現するために、日々前進しています。

イケアならホスピタリティ精神を体現できると直感

私は、京都の大学の文学部で、英文学を学びました。在籍中は     観光客をガイドするボランティアサークルに所属。サークル活動を通してホスピタリティに目覚めました。イケアとの出合いは、就活中のこと。テレビでイケアのことを知った母から「英語も活用できるし、いい会社だ」と聞き、採用説明会へ参加することにしたのです。説明会では「より快適な毎日を、より多くの方々に」というイケアのビジョンに共感。ホスピタリティにも通じるし、「人に対して一緒に成長していきましょう」という考え方がとても正直で、嘘偽りなく感じられ、この会社に入れば、どの部署でも一生楽しく働けると直感しました。イケアで内定がもらえたら就活終了!の意気込みで受けたところ、晴れて合格し2015年に入社しました。イケアのビジョンに心を動かされての選択だったので、たとえイケアが家具を売る店ではなかったとしても、イケアで働いていたことを確信しています。 

イケアの中に「小さなイケア」があると言われるフードに勤務

入社するとまず、すべての部署を1週間ごとに体験し、仕事について知ることから始まりました。希望を出すときにどこにしようか迷ったため、様々な部署での勤務経験があるマネジャーにも聞いてみることに。そこで「イケアのフード部門は、小さなイケア」と言われました。その意味は、家具部門だと調達する人、展示する人、売る人……と、担当する部署が複数になるのに対し、フードでは商品をつくるところからお客さまにお渡しするまでの全工程に関わるため、その先どんな部署に異動しても役に立つ経験ができるということ。その考え方が面白くて、私はフードを希望しました。

フードでは、まずスウェーデンマーケット&ビストロに勤務し、入社2年目に「OPEN IKEA」(社内公募制度)を受け、スウェーデンフードマーケット&ビストロマネジャーを経験しました。そこで2年勤務したのち、新たに「OPEN IKEA」を受けて、IKEA長久手のレストランを担当しているコマーシャルエリア(ホール業務)のコマーシャルマネジャーとして勤務しました。まだオープンして2年目の店舗だったので、チームづくりにおいてもゼロからイチを生み出す作業が多かったのですが、着任から2年後には、コワーカーがどんどん自分の考えを発信し、意見をシェアしながらチームを動かすためのアクションをしてくれるようになったのです。私を含め、一人ひとりが“ビジネスをする”ということを様々なかたちで挑戦し、学んでいく過程を目の当たりにして、人の成長をサポートできたことが、私にとって大きな喜びと自信につながりました。

2022年1月からは、フードコマーシャルリーダーとしてサービスオフィスへ異動。全国のイケアレストランやスウェーデンフードマーケット&ビストロでのアクティビティやコンテンツを考え、お客さまに知っていただくという業務にあたっています。

いろんな意見、たくさんの個性があることが、私にとっての「多様性」

共に働くコワーカーには、私の親くらいの年代の方から同年代の若い人まで、幅広い年齢層の方がいます。とくにフードは人数も多いので、より多くのコワーカーと仕事をしましたが、自分のなかでは、性別や年齢の違いよりも、いろんな意見の人がいる、たくさんの個性があるということこそが「多様性」だと感じています。男女や年齢でパフォーマンスに差はないし、上司でも先輩でも忌憚なく意見を言える土壌がイケアにはあるので、誰とでもフラットに接することができました。

それに、入社2年目でマネジャーとなった自分のキャリアは、女性でも、若くても、希望すればマネジャーやチームリーダーにチャレンジできることを、コワーカーに知ってもらういい機会にもなったと思っています。女性の場合、結婚したり子どもを産んだりすると、ライフワークバランスが逆転してしまうという考え方が世間にはまだあります。でも、イケアでは、自分らしくワークライフを両立し、キャリアを築いていくことができるのです。実際に両立を叶えている先輩も数多くいますし、リーダー職への応募に規定はありません。自分にやる気があれば、いつでも誰でもチャレンジできるチャンスが平等にあります。私も入社して6年間で、すでに3つ目のポジション。一緒に入社した同期の人も役職に就いたりと、イケアでは自分のなりたい姿を自分で描けることを知ってほしいのです。

「成長したい!」という気持ちがあれば、学歴も経歴も関係ありません。私が大好きで、いつも心に留めている“Lead myself”という言葉がありますが、これは、自分こそが自分のリーダーであるという意味をもっています。つまりは、やるもやらないも自分次第。自分をリードできる力がある人なら、若くても、主婦の方でも、子育てが終わった世代でも大丈夫。チャレンジする人をイケアは応援してくれます。誰もが、面白いキャリアを築けるはず。私も業種にかかわらず、なりたい自分になるためにこれからもチャレンジし続けていきます。

(2022年2月にインタビュー)