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プライベート空間の創出と収納問題を一気に解決

社会福祉法人 神戸光有会 夢のこどもホーム

子どもたちが普段暮らす居室では、遊んだり就寝したりする場所。カラフルなカーテンで楽しげな雰囲気になりました。

年齢差のある子どもたちが暮らす部屋 一番の課題はプライベート空間がなかったこと

「夢野こどもホーム」はJR神戸駅から北西、六甲山系に連なる山の麓にある大型の児童養護施設で、子どもたちがゆったりと落ち着いて過ごせるよう、ユニットと呼ばれるお部屋ごとに生活しています。今回、IKEA神戸が支援させていただいたのは、幼児2名小学4年生1名の年齢差のある子どもたち3人が居住する空間。プライベート空間がなかったのが一番の課題でした。

収納キャビネットで空間を間仕切りプライベート空間の創出と収納を両立

最初、子どもたちの居室に案内されたとき、収納棚に収まりきらないほどモノがたくさんあって、雑然とした印象を受けました。勉強するスペースが欲しいということでしたので、まず、収納棚部分を撤去し、カウンターデスクにしました。遊ぶスペースとしても使いたいというご要望がありましたので、上下2段のシェルフを間仕切りとして、部屋の真ん中に置き半個室のような空間を設けました。大人が子どもの様子をしっかり見ることができる高さに設定しています。たくさんあったモノは、ボックスに入れて、このシェルフに収納しました。部屋を広く使用したいという時には、シェルフを端に寄せれば大丈夫です。

ソファがあるリビング空間と、伸長式のテーブルを置いたダイニング空間。みんながここに集まりたくなるくつろぎのスペース。

人が増えても伸長式のダイニングテーブルで対応、子どもたちが集まりたくなる明るいL&D空間

壁付けテレビの下には3台の本棚や食器棚が置かれ、ここも雑然とした印象だったので、キッチン用のシェルフでスッキリとまとめました。ダイニングテーブルは大人も子どもも一緒に食事をできるように、また、お誕生会を催すなど人数が増える際にも対応できる、伸長式のダイニングテーブルを設置しました。片側をベンチにすることで、テーブルとしてもお使いいただけます。リビングスペースには、ソファを置き、テレビを観たり、絵本を読んだり、ここでゆっくりくつろいでもらえます。テレビの下には、Bluetooth スピーカーも配置し、子どもたちや先生が好きな音楽を聴いてもらえるようにしました。子どもたちはお絵描きが大好きだと聞いていたので、子ども用テーブルとスツールを置きました。みんなが集まりたくなるよう明るい色の家具を入れ、楽しい雰囲気で過ごしてもらえる空間になるよう考えました。

広く見晴らしのいいバルコニーは安全でリラックスできる空間に模様替え

コンクリートのバルコニーでは、夏場、プールを置いて水遊びをしているとのことでしたので、子どもたちが滑って転ばないよう、水はけのよいフロアデッキを敷きました。アクセントに人工芝生を入れたので、窓辺からの景色もリラックスできるものになったと思います。

夢野こどもホーム 主任児童指導員 小宇羅大介さん

今回、IKEA神戸にプランしていただいた部屋は、小学生1人と幼児2人の児童が暮らしていて、勉強に限らず好きなことに集中できる空間をつくって欲しいという要望をお伝えしました。プランを見せていただいた時、シェルフを空間のパーテーションに使うというアイデアはスゴイなと思いましたし、全体に白を基調とするシンプルなデザインも一目見て気に入りました。

本舎施設は残しつつ小規模な空間で生活するという、ユニット形式が増える傾向にある児童養護施設にとって、インテリアで空間を再編集するというイケアの取り組みはニーズも高く、意義のある活動だと思います。

子どもたちが楽しい毎日を過ごして欲しいと思いながら、IKEA神戸のコワーカーたちが家具を組み立てました。