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かつてない困難な時期の家での暮らし – パート2:つながり

私たちの暮らしの中で家の重要性とは? 家はどのように私たちを家族や友人とつなげる?これらの質問は、私たちイケアスタッフの興味をつねに引き付けてきた質問です。そして、新型コロナウイルスによる外出制限や混乱を2020年の間に私たちみんなが体験したことで、かつてないほどより現実的な質問になっています。

IleniaとShayは、パンデミックの中で大切な人とつながるのに、それぞれの家が役に立ちました。ただし、その様子は非常に異なったものでした。イケアの「かつてない困難な時期の家での暮らし」シリーズのパート2では、彼女たちにコンタクトをとり、次の質問をしました:あなたにとって家はどんな意味がありますか?

キッチンのカウンタートップの上に置かれたレッドのケトル、オフホワイトのマグ、さまざまな鉢植え。
キッチンのカウンタートップの上に置かれたレッドのケトル、オフホワイトのマグ、さまざまな鉢植え。

Ileniaの紹介 – ミラノ、イタリア

イタリア北部のミラノで1人暮らしをしている科学研究者のIleniaは、両親の援助を受けて購入したアパートをずっと気に入っています。新型コロナウイルス感染症の流行前は、夜になったら帰る場所として考えていました。今では、部屋の空間や照明を楽しむようになり、自分が暮らす場所としてとらえています。何より、家族や友人と本当につながっているように感じられる場所になりました。

Ileniaに似た感情は、イケアのLife at Home 2020 レポートにも登場します。新型コロナウイルスによる外出制限期間中に、おもに家に滞在していた人のほぼ半数(46%)が、家が自分の感情的なニーズを以前よりも満たしたと感じていることがわかっています。

ここにはたくさんの思い出があります

Ilenia – ミラノ、イタリア

慣れ親しんだ心地よさ

Ileniaはこう語っています。「この家にはたくさんの思い出があります。両親が初めてこの家に来たときや、ここで楽しんだすべてのディナー、そのための家具を選びに行ったとき。私のまわりにあるいろんなものを見ると、家族や友人たちとのそういった思い出がすべて心に湧き上がって来るんです」

所有することは大事

街がロックダウンした時、、Ileniaは自分のアパートを所有している幸運に感謝しました。賃貸の家に住んでいる彼女の友人たちは、借りているものに囲まれているということで、わが家だと感じられる雰囲気をつくるのがより難しいと思うと彼女は言います。

家のロックダウン

人々を近くに感じることと、実際に近くにいることは同じではありません。イタリアの新型コロナウイルスによる厳しい外出制限が2020年の夏の始めに緩和されたとき、Ileniaはまた友人たちと会うようになりました。でも、コロナ前とは様子が違いました。以前は、よく友人をディナーに招いていましたが、コロナの流行が発生してからは、誰かの家に行く代わりにレストランに行くようになっていました。何よりも彼女が恋しく思っているのは、先の計画を立てる必要がなかった日々です。

気持ちは近く、ソーシャルディスタンスは確保して

家族とのつながりは大切です。Ileniaの両親は車で45分のところに住んでいます。厳しいロックダウン期間中は、両親に会うことができませんでした。外出制限が緩和されても、まだ油断はできません。「(年齢を考えると)両親のことが心配です。だから、ハグやキスはなし。それがつらいんです。両親をハグできないのは悲しいですね」


Shayの紹介 – シドニー、オーストラリア

世界の反対側のシドニー、オーストラリアで暮らすShayの経験はまったく違うものでした。イケアの最初のLife at Home 動向レポートのためにShayと話したあと、彼女とボーイフレンドは小さなアパートメントを出て、Shayの家族の家へ引っ越すことを決め、その後ずっとそこで暮らしています。Ileniaとは異なり、Shayはパンデミックによって物理的に家族により近くなりました。

新型コロナウイルス感染症が拡大する前は、家で食事をするのが週に1、2回でした。びっくりでしょ?

Shay – シドニー、オーストラリア

感情のジェットコースター

シドニーは、新型コロナウイルスによる最悪の事態を免れたように見えました。それでも、Shayはパンデミック発生以降の数カ月は感情がジェットコースターのように上下していました。「気温が高いと、楽観的な気分になります。海の近くに住んでいるので、ビーチにはとてもよく行きます」とShayは言います。「でも、1、2カ月間は怖かったですね」

ワークスペースを家族と共有

Shayは以前、国内外の出張が多い仕事をしていました。しかし、政府の制限措置によって、彼女は家の中で家族と隣同士で仕事をしなければならなくなりました。スペースが狭くて圧迫感を覚えることもときどきありました。それから、退屈さと戦わなければなりませんでした。「毎日が同じように感じるときもありました。今日が何曜日かわからなくなるんです。それでイライラすることもありました」

家により近づいた

プラス面は、ステイホームによって、Shayはパンデミック前のスケジュールではほとんど時間がとれなかった料理や読書などに楽しみを見つけたことです。「新型コロナウイルスのパンデミック前は、家で食事をするのは週に1、2回でした。びっくりでしょ?今では、真逆になりました。1日に3食つくっています。自分の分だけでなく、家族全員の分も」多くの人は、Shayのように、2020年に家で誰かと一緒に時間を過ごすことに楽しんでいます。イケアが調査した人々のうち53%が家族と過ごす時間が増えたことを楽しみ、50%が家族との食事が増えたことを楽しんでいます。

将来の家

新型コロナウイルスによる制限下で、Shayはより多くの時間をボーイフレンドと過ごせました。これは2人にとって明らかによいことでした。「秋に婚約しました!とてもわくわくしています。すでに、結婚の日取りを考え始めました。2021年の10月か11月に結婚式をしたいと思っています。できればソーシャルディスタンスなしで」

さらに、Shayとフィアンセは結婚するまでに自分たちの家を見つけて同居したいと思っています。以前夢見ていたのは、シドニーで若い世代に人気の高級住宅街、Balmainの小さな家かアパートメントでした。でも、新型コロナウイルスの流行を経験して、2人はより長期的な視点で考えるようになりました。

都心の暮らしはもう終わりにしました

Shay – シドニー、オーストラリア

「今は、もっと広いスペースを探しています。裏庭があればいいですね。もし、3~5年の内に家族が増えたら、お互いの両親により近いところに住みたいと思っています。とくに、両親がまだ若くて健康な間に」


まとめ

2020年の出来事によって、多くの人が自分の生活のなかで家の重要性を認識しました。イケアではそれを「この上ない鮮明さ」と表現しています。物事や人や活動に触れ合う機会が増えていき、それによって自宅とのつながりもより緊密なものとなっていきました。

Shayのように、家族の喜びを再発見した人々もいます。何人もの人が狭いスペースで過ごす毎日は大変です。でも、ステイホームの間に大切な人たちと食事やエクササイズ、遊びを楽しむことで絆を深められます。

Ileniaのように、家自体に楽しみを見つけた人もいます。大好きだけど会えない人とつながるのに役立つ親しみのあるモノは特に喜びを感じさせてくれます。

次のパートへ進む

イケアの「かつてない困難な時期の家での暮らし」シリーズの3つ目のパートでは、2020年末に連絡をとった5人全員に共通するいくつかの感情や考え方、体験について調査しています。

「かつてない困難な時期の家での暮らし」シリーズのパート3を見る

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