メインに戻る

家での生活を楽しむために。子どもも職員もリラックスできる空間

今回は、「社会福祉法人旭児童ホーム」さまへ『IKEA Family子ども募金』を通して、家具やインテリア、空間づくりまでをトータルで支援しました。

「社会福祉法人旭児童ホーム」は、子どもたちが健やかに育ち、安心して子育てができる地域づくりを目指し、より身近で気軽に安心して相談できる場所でありたいという想いで2020年9月8日にこの建物を再整備されました。

「子どもたちや親、家庭のために、その地域に必要とされるものは何かを考え、地域の人たちに寄り添いながら、よりよい地域づくりのために地域に働きかける拠点になれたらという思いがあります。」と、ソーシャルワーカーの小野崎さんは話します。

社会福祉法人旭児童ホーム
ソーシャルワーカー 小野崎 早紀さん

「新たに整備をしたものの、すべての家具をそろえるのは資金面でも厳しかった。」と話すソーシャルワーカーの小野崎さん。
新たに整備していたものの、ほとんどの家具がそろっておらず、おもちゃや備品などは系列施設などの中古の家具や備品を使用していました。
さらに、必要なものがあれば系列施設から持ち運んだり、利用する子どもたちがフローリングの床で遊んでいるときに寒そうにしていたり、と日々不便を感じていたそうです。

同じ横浜市都筑区内のIKEA港北には、「大人も子どももワクワクする楽しい雰囲気」というイメージを持っていたというソーシャルワーカーの小野崎さん。
今回のプロジェクトに応募したきっかけについてソーシャルワーカーの小野崎さんは、「イケアの家具で相談しやすい、地域に開かれた窓口にできたら」という想いがあったと話します。

私たちは、約2か月前に実際にこの建物へ伺い、部屋の使い方やご要望を細かくヒアリングし、家具や小物などがほぼない状態からフルコーディネートを実施しました。この建物のコンセプトは「家での生活を楽しむ為に、子どもも職員もリラックスできる空間」

和風なたたずまいの平屋の一軒家

12畳のLDKと約6畳の洋室が2部屋の2LDKのお部屋は2019年にリノベーション済みということで、内装は新築そのもの。
「日当たりが良く、広々としていて居心地が良さそうなお部屋だと感じました。リフォーム済みということで、フローリングの木のぬくもりが暖かく、とても印象的でした。 」と話すのは今回、プランニングを担当したプランナーの伊藤愛子。

IKEA for Business

インテリアプランナー

伊藤 愛子

みんなが集まるLDKの部屋の中心には、必要なときにスペースを大きくできる伸長式のダイニングテーブルを配置。チェアは重ねることができ、利用状況に応じて対応できるようにしました。
明るいカラーの家具を取り入れて、元気が出る色をポイントにしてプランニングをしました。
どの年齢・性別の子にもマッチするような色味を選びました。
各部屋のカーテンも、その部屋ごとの用途に合わせたカラーでぐっと明るくなりました。布地はすべて防災加工を施しました。

LDKから目の届きやすい隣の洋室は子どもたちのプレイルーム。
軽くて移動がしやすい MAMMUT/マンムットの子ども用テーブルでお絵かきや工作をしたり、おままごとをしたり、子どもたちのやりたいことを尊重できるようフレキシブルな使い方が可能です。
SLÄKT/スレクトを折り畳んだ状態でちょっとしたチェア代わりに、広げるとお子様がお昼寝や休息のできるマットレスになります。

カウンセリングルーム兼ワークスペースとプレイルームとの差をつけて、カウンセリングルームは明るすぎず、全体のトーンを抑えています。
2人並んで座ることのできるワークデスクを向かい合わせに配置した学習スペース。また、休憩のためのスペースとして、お部屋のコーナーにはゆったり座ることのできる一人掛けソファを配置しました。
簡単に引き出すことができ、簡易ベッドとしてもお使いいただけます。
ベッドにもソファにもなる商品を設置し、くつろげるスペースを設けました。

「学習や食事をすること以外にも、子どもたちが学校や外で疲れたときに、ゆっくりリラックスできる時間を作ってあげたいと考えました。子どもたちだけでなく、職員の方も長時間この場所にいらっしゃれるようになるといいなと思うので、職員の方もリラックスして過ごせるような空間をプランしました。」とプランナーの伊藤は話します。

ソーシャルワーカーの小野崎さんもこの部屋が気に入り、「このソファの一角がステキ!」と話します。

完成したお部屋をご覧になったソーシャルワーカーの小野崎さんは、和風な平屋にも不思議と調和していることにも驚いてらっしゃいました。
「子どもたちだけでなく保護者の方や、職員も喜びますね! 使用用途や状況を丁寧に聞いていただき、無理難題を申し上げたのに、それを反映していただいていて、とてもありがたく、嬉しいです!」と話します。

横浜市都筑区はファミリー層が多く住む街。
「なじみのあるおもちゃや雑貨を見て、ほっとしてくれるのではないか。 近所なので、気に入ったらイケアさんへ足を運んで買いに行くのもすぐですし!」と話すソーシャルワーカーの小野崎さん。

見た目の印象だけでなく、子どもたちの生活の一部として、使い勝手や機能面にもこだわって商品を選定しました。
子どもたちがここでどういった生活をするのかをイメージして、必要な家具小物を選びました。
「いろいろとイメージを膨らませながらの商品選定はとても楽しくて、お昼ご飯は焼きそばかな?と実際にプライパンを持って、毎日の暮らしを想像しながら選びました。」と話すプランナーの伊藤。
プランニングには導線も重要です。ここが少し狭くて通りづらいとかちょっとしたことでも毎日の暮らしとなると、ストレスになってしまうので、大きめの家具を設置しても窮屈でない空間をプランするように心がけました。

家での暮らしをイメージしやすいような楽しい空間になるようにプランしました。
プランナーの伊藤は「家での生活が楽しいものなんだということを体感して欲しい。」という強い想いがあったと話します。

今回のプロジェクトは、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、当日の組み立て作業は6名のコワーカーが参加し、商品の手配や搬出などの事前サポートをしてくれたコワーカーもいました。

イケアは『子どもは世界で一番大切な存在』と考えています。
このような子どもの施設への支援は私たちだけで行えたことでなく、IKEA Family メンバーのみなさまがお買い物をされる度に 10 円ずつ積み立てた資金があってこそ実現できたことです。お客さまにも感謝の気持ちを伝えます。