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オフィスデザイン・レイアウト事例集:オットージャパン株式会様

IKEA for Business VOL.46

休憩室を短期間で クリエイティブな社内カフェにリニューアル

改装工事はなし。

短期間、低予算で空間をイメージチェンジ

今回ご紹介するのは、オットージャパン株式会社の社内カフェ「TOKYO Café」です。休憩室だった空間が、イケアの家具、小物を導入することで、カフェとして生まれ変わりました。

オットージャパン株式会社は、ドイツに本社をもつ、世界30カ国、グローバルに事業を展開する世界最大級の通販企業オットーグループの一員です。日本で30年以上、ファッションの通販事業をリードし続けてきました。「Otto」「FABIA」という2つの女性向けブランドを展開し、また、「エディー・バウアー・ジャパン株式会社」も、子会社として同じビル内にオフィスがあります。

「TOKYO Café」は、2017年3月末にオープンしました。リニューアルのプロジェクトを務めた宮嶋珠実さん、竹内芳実さんにお話をうかがいました。

社長室コーポレートコミュニケーションご担当の宮嶋珠実さん(右)と、プランニング・コントローリング部の竹内芳実さん。

カフェのプロジェクトがスタートしたのは、2016年12月。社員がランチタイムなどに使っていた休憩室を、もっと有効に使うために大幅リニューアルをするプランが持ち上がりました。各部署から有志を募り、女性だけのチームが生まれたそうです。「もとの休憩室は、大きなテーブルが置かれただけの無機質な空間でした。使いにくかったですね」と宮嶋さんは語ります。「リニューアルにあたっては、大がかりな工事はせずに3月中にはオープンさせる、という課題がありました。時間が無いなか、頼れるのはイケアかなと。IKEA for Businessには登録していて、家具や小物を一部使ってはいたのですが、全面リニューアルは初めてです。デザイン、コスト、スピード感、バランスがいいのはイケアしかないと思い、すぐに決めました」。

カフェ入り口。ガラスドアの「TOKYO Café」の文字は、アルファベットのデコレーションステッカーを組み合わせて貼った。ブックシェルフには、自社のカタログをディスプレイ。 KLÄTTA/クレッタ ディスプレイステッカー。

カフェ全景。窓に面した側が曲線になっているユニークな設計。壁や床はそのままに、全面リニューアルした。
左手前がコーヒースペースになっている。

カフェを3月中にオープンさせたい理由は、毎年4月にオットーのドイツ本社から役員が来日するので、新しいスペースにゲストを招きたいという思いがあったからです。スタートから約3ヶ月間、通常の仕事をこなしながら、「TOKYO Café」プロジェクトは進められていきました。お仕事柄、ファッションやインテリアに通じているメンバーばかりなので、たいへんながらも楽しいプロジェクトだったそうです。

宮嶋さんはこう言います。「IKEA for Businessの担当者に伝えたこちらの希望は、クリエイティブで可変性のある空間、一部手持ちの家具と組み合わせる、カフェコーナーを設置する、元気が出るような色使いにしたい、というようなことでした。メンバーが集めたイメージ写真も見ていただいたので、より具体的に伝わったと思います。最初のプランはすぐにいただけて助かりました。提案された家具を実際にストアに見に行ったり、こちらか らさらに希望を出したり、何回かやりとりをして、今のプランに落ち着きました。納得がいくまでやりとりさせてもらったので、満足度はとても高いですね」。

壁はデコレーションステッカーとアートフレームで、カラフルでクリエイティブな空間に。壁側のソファとテーブルは以前から使っていたもの。それを生かしてカラフルなチェアを組み合わせた。VILMAR/ヴィルマル シートシェル、 SPRIDD/スプリッド デコレーションステッカー、 SPRIDD/スプリッドアートフレーム。

ソファスペース。ゆったりとした1人掛けのソファとビーズクッションで。柱に はデコレーションステッカーを貼ってアクセントを。 STRANDMON/ストランドモン ウイングチェア、 KRAGSTA/クラーグスタ
コーヒーテーブル、 SPRIDD/スプリッド ビーズクッション、 SPRIDD/スプリッド デコレーションステッカー、 FEJKA/フェイカ 人工観葉植物。
*SPIDD/スプリッド コレクションは2017年の限定コレクションのため、現在販売終了しています。

プロジェクトとして、もっともこだわったのは、「クリエイティブな発想が湧くような空間イメージ」。既成概念にとらわれない自由な感性をこのカフェにも表現したかったそうです。家具以外の工夫、たとえば壁にデコレーションステッカーを貼ったのは、宮嶋さんたちのアイデアです。「イケアのこのステッカーを一目見ておもしろいなあ、使ってみようと思いました。家具だけでなくこういう商品があるのもイケアの魅力ですよね。壁の塗り替えは勇気がいるけど、ステッカーなら気楽。でも無造作に貼っているようですが、リズム感が出るように綿密にレイアウトをして貼ったんですよ」と宮嶋さん。

「TOKYO Café」のロゴも、レタリングステッカーで作ったというから驚きです。「TOKYO Café」という名前にしたのは、「社内のカフェですから、特に名前はなくてもよかったのですが、グローバルにファッションの仕事をしている社員同士が情報交換できるスポットとして、名前があったほうがいいなと。私たちのビジネスの拠点であるTOKYOというネーミングを入れたのは、正解だったなと思います」と宮嶋さんは語ります。

飾ってあるのはOttoブランドの人気もの、フラワープリントスタッフドドッグ愛称"Hanaちゃん"。入り口や柱に施された「TOKYO café」の文字は、ステッカーを組み合わせて作成。まるでオリジナルのロゴのよう。KLÄTTA/クレッタ ディスプレイステッカー。

可変性のある空間を自由な発想で使う

以前の休憩室は、ランチを食べたり、食後の休息を取ったりする場所でしたが、「TOKYO Café」がオープンしてからは、この場所を使ってカジュアルなミーティングをする社員が増えているそうです。社内のwifi環境も整っているので、モニターを使っての中人数のミーティングから、パソコンを抱えてひとりの作業に集中することもできます。

「以前は、会議は会議室を予約してという感じでしたが、いまは“ちょっとコーヒー飲みながら打ち合わせする?”という乗りで、コミュニケーションが活発になった気がします」。

カフェの中央にある大きなモニターを使っての打ち合わせも、ひとりの作業も可能なスペース。BILLSTA/ビルスタ バーテーブル、 FEJKA/フェイカ 人工観葉植物、 SOCKER/ソッケル バケツ/植木鉢。

テーブルとチェアは軽くて運びやすいものをチョイス。打ち合わせ人数によって、テーブルを付 けたり、チェアを増やしたりできる。BILLSTA/ビルスタ テーブル、 JANINGE/ヤニンゲ チェア。

今回のリニューアルで最初に決めていたことは、本格的なコーヒーマシンを導入することでした。「カフェにするのですから、おいしいコーヒーが飲めることは大前提ですよね」と竹内さん。コーヒーマシンが置かれたスペースは、ちょっと立ち話ができるテーブルや、メニューボードなどを置くことで、よりカフェっぽいスペースに仕上がっています。「コーヒーを待ちながら、気軽に会話を交わしたり、そんなリラックスできる雰囲気になって、とても気に入っています」。

コーヒー片手に女子トークに花が咲くことも。

今回のプロジェクトで、IKEA for Businessを利用しながらチーム内で共同作業をすることによっ て、より結束が強まったそうです。なんと組み立ても社員を募って自分たちで行ったそう。「男 性社員もたくさん手伝ってくれたのですが、みんな自宅でなにかしらイケアの家具を組み立てた ことがあるみたいで、結構スムーズでした。それに自分たちで組み立てると愛着が倍増しますよ ね」と竹内さん。

4月に無事、ドイツからのゲストを新しいカフェに招くことができ、とても好評だったそうです。

「このカフェは今後も現在進行形で変化させていきたいなと思っています。壁のデコレーションも飽きたらリニューアルしたいし、家具やグリーンの配置を変えたり、いろいろ工夫していきたい。そんな風に気軽に変化を楽しめるのも、イケアの家具の魅力ですよね」と宮嶋さん。近々、間接照明の導入を検討中とか。「TOKYO Café」はますます進化していくようです。

コーヒーマシンのスペース。壁にはポスターや黒板でカフェっぽいデコレーションを。LUNS/ルンス マグネットボード、 EDELVIK/エーデルヴィーク ポスター、 PJÄTTERYD/プィエッテリード アート2点セット、 FEJKA/フェイカ 人工観葉植物、 SORTERA/ソルテーラ 分別ゴミ箱、 POPPIG/ポッピグ グラス フラワー/ブルー、 KALAS/カラース プレート アソートカラー。

トレイやグラス、ペーパーナプキンなどの小物はIKEA for Businessのキャンペーンで還元されたギフトカードで。カラフルなトレイは便利なだけでなく、インテリアのアクセントにも。

マグネットボードには、ドイツ人社員の「コーヒーブレイクを楽しもう」という文字が。LUNS/ルンス マグネットボード、 SPONTAN/スポンタン マグネット、 BÄRBAR/ベールバールトレイ、 POPPIG/ポッピグ トレイ、 FEJKA/フェイカ 人工観葉植物。


DATA

会社名: オットージャパン株式会社
業務内容: オンライン・カタログの通信販売および店舗販売、通信販売支援サービス
所在地: 東京都世田谷区若林1-18-10 みかみビル
HP: Otto https://www.otto-online.jp/
   FABIA https://www.fabia.jp/
導入年月: 2017年3月
イケアとIKEA for Businessを選んだ理由: デザイン性の高さ、家具のバリエーションと組み合わせの自由度、コストパフォーマンスの良さ。
担当したIKEAストア: IKEA 立川
使用したイケアのサービス: インテリアプランニングサービス配送サービス

※使用されている商品は記事掲載時期のもので、販売終了になっている商品が含まれる場合がありますのでご了承ください。