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Reikaさん - ワークライフバランス、ダイバーシティについて
Reikaさんは、イケアジャパンにおける第20番目の社員。イギリス在住を経て、神奈川の映画館で初の女性支配人として活躍した後、ヘッドハントでこの会社のHRマネージャーとして迎え入れられました。「話があった時は、会社を移る気は毛頭なかった」というReikaさんがイケアに興味を持ったのは、他の企業のように、まずスキルを問うことをしなかったこと。ただ「これを読んでください」と渡された2冊の本。それはビジュアルと文章それぞれでイケアの文化と哲学を示したもので、読んでみるととても感動したけれど、それは本当に実現できていればの話。経験上、本音と建前が違う企業が往々にしてあるゆえ、にわかには信じられなかったのです。

どこか冷ややかな心を隠し携えたまま面接に望んだところ、3時間後一気に逆転! ここで採用されるなら、今の会社を辞めようとまで一気に切り替わったといいます。ここまでReikaさんを決意させた理由、それは小手先のロジックではなく「社長とストアマネージャーが、イケアwayを2時間ぐらいかけて語り始めたんです。その時の彼らの語ってる目がすごく真摯で正直で、情熱がすごくあった。そして『僕らはスキルよりも、その人の人間としてのバイブが僕らの会社に一致してるかどうかを見るんだよ』と言われて。」

面接時に熱く、熱く語られたイケア哲学のひとつ、それは「たとえ外国人であっても女性であっても、それぞれの人が持っているものをあるがまま受け入れる。それだけじゃなくて、尊敬し信じるということ」。Reikaさんはこう問います。IKEAがなぜロシアや中国など、いろんな文化背景を持つ国に進出した時、カルチャーギャップを生むことなく成功してきたのか。それは、このダイバーシティ(多様性)と呼ばれる考え方が、しかとみんなの頭とハートに植え付けられているからだと。「私は会社というのはビジョンやファンデーションだけあっても、大きくなれないと思うんです。イケアが10万人を越える世界企業となったのは、すべての人に対するトラストとリスペクト、この心を60年間繰り返し、人から人へシンシンと言い伝え続けてきたから。お金でなく人で繋がる価値の網の目は、やっぱり強いですよ。」

もし、そこに落とし穴があるとするならば、守られることで井の中の蛙になる恐れ。そうならないよう同時に必要なのが、仕事とプライベートのバランスを保つこと。「人間は仕事をするだけの生き物じゃない。仕事以外でも視野を広めて、何かを得て、人間として伸びることで、また会社にも返って来るという考え方がすごくナチュラルに身に付いているんです。だから『あの人たちだけ休みが取れていいな』という意見は出てきません。なぜなら『僕も取るけど、君も取りなさいよ。取らなきゃだめだよ』とマネージャーがしっかりフォローしてくれるから。」

Reikaさんはこう付け加えます。「要はどう生きるかみたいな。すごく哲学ですよね。」
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