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Mamikoさん - 地域に根ざしたストアを目指す取り組みについて
Mamikoさんのイケア入社時の役職は、カスタマーコンビニエンスマネージャー。お客様へのコミュニケーションやサービスを提案する部署で、担当エリアはエントランスやスモーランド(お子さまを預かる施設)やHOW TO SHOP(お店のなかでどうやって買い物をするか)など。「日本での立ち上げのために新設したポジションでしたので、役目はある程度終えたところもあって。」

そんな折に、IKEA船橋ローカーリーダーシップという部署のマネージャーとして再スタート。「地元密着型のお店にしていくためにどういうことができるか、どういうリレーション作りをしていくのか。以前から取り組んできたことを、このタイミングで集中させようと生まれた部署です。私自身、ずっと企画、販促、PRなどのマーケティング関係の仕事をやっていたんですが、もとはそこに興味があってイケアを受けたという経緯もあるんです。」

イケアでなぜこのような部署が必要なのか。理由はふたつあると、Mamikoさんは教えてくれます。「キーワードは親しみやすさ。異国から来たこの閉鎖的な青い建物を見るとウェルカムな雰囲気もあまりないですし、インテリアに興味がない人は『何なんだあれ?』と感じてしまうと思うんです。だから入ってこないと分からないイケアの姿勢を、地元の人に伝えていく必要があるんです」。もうひとつはイケアというショップ自体が地元にフィットするシステムだということ。「まとめ買いしないでちょこちょこ買って、自分の車で運べるぐらいの買い物が一番得ができる。サービスの骨幹が、近隣の方に一番メリットがあるんです。」

そしてMamikoさんが行った代表的なプロジェクトが、千葉ロッテマリーンスタジアムの中にある「キッズフィールド」を、イケアがプロデュースするということ。「千葉ロッテマリーンズは地元のファンやファミリーを大事にしていたりと、他の球団とは違った取り組みをしていて、これはイケアのフレンドリーな姿勢を伝えるチャンスだと直感的に思ったんです」。しかし道のりは決して平坦ではなく、広告費をめぐり一度はトップに反対。ならばと同じくファミリーに対する思いが強い千葉ロッテマリーンズの監督、ボビー・バレンタインと会わせるなど、約1年がかりで説得し、ようやく実現にこぎ着けることができたのです。「店長に『Mamikoはタイガーになった』って言われたぐらい私は食らいついていたみたいです(笑)」。Mamikoさんがこの会社に入って楽しいのは、枠がないこと。「自分で自分のディスクリプション(職務記述書)を作ろうと思えば作れちゃう、書いてないからできないっていうことがないんです」。その目はタイガーではなく、クリクリと好奇心いっぱいに輝くリスのようでした。
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