毎年、世界中のイケアで行われているソフトトイキャンペーン。
寄付金がどのように使われているのか視察員の派遣国として、今回日本が選ばれ、
私、内藤さとこがマダガスカルに行ってきました。


IKEA神戸 サステナビリティ担当 内藤さとこ
マダガスカル写真

マダガスカルの首都アンタナナリボから北東の沿岸部に位置するマロアンチェトラ。この地域にはIKEAのソフトトイキャンペーンで建てられた小学校が5つあります。今回の視察では、そのうち3つの小学校を訪れました。
中でも印象に残っているのがアナントナンビライ小学校。
ここは、町から15km離れた場所にあります。インフラが整っていないため、ここに行くには、1時間半ボートで川を上り、1km歩くことになっていました。川近辺に住んでいる人たちは、ボートで作物を売りに行ったり、物資を調達しに行ったり…
また、川で洗濯したり、なべを洗ったり、遊んだり、川は現地の人々とっての生活の一部です。水かさがあまりなく、途中からボートがすすまなくなったため、予定より手前で上陸し、歩くこととなりました。

水田が広がり、牛が時折横切っていく。
橋代わりの丸太を渡ったり、柵をのりこえたりしながら、歩きます。
途中でであった子どもたちが道案内をしてくれます。
やがて、IKEAからの寄付によって建てられた小学校まで800m、という道しるべに出会いました。

そのうち遠くから歌声が、、、
出迎えにやってきてくれた子どもたちと合流し、歌声を背に、小学校まで歩きます。

子どもたちが手に持っている白い袋の中身は、ノートやペンなどの学習キット。それに、教室の中のデスクやベンチ、黒板、これらすべてがソフトトイキャンペーンを通してみなさんのご協力により集まった寄付金でまかなわれています。

この新しい学校で勉強できることを、 子どもたちも両親も先生も喜んでいました。 さらに、他の地域からも自分の子どもを 通わせたいとの思いで、引っ越してくる家族もい るそうです。

これまでソフトトイキャンペーンにご協力いただいたみなさま、ありがとうございます。
今年のソフトトイキャンペーンは2012年11月4日から2013年1月5日まで。
みんなで力を合わせれば、子供たちの未来を変えられます。ぜひご協力ください。

子どもの教育のためのソフトトイキャンペーン

UNICEFのLeila Pakkala

「今年もソフトトイキャンペーンに参加することで、困難な環境にある子どもたちやその家族がよりよい生活を送るための活動に貢献できます。UNICEF(ユニセフ)は、世界中のイケアのお客さまとコワーカーによる支援に感謝します」

Leila Pakkala, Director of Private Fundraising and Partnerships, UNICEF
発信元: Save the Childrenのプレスリリース
写真: © UNICEF/NYHQ10 -1985/Markisz


800万人の子どもたち


世界40カ国
イケアのソフトトイの仲間たち


総額4750万ユーロの寄付金

1ユーロの積み重ねが明るい未来をつくる

子どもの教育のためのソフトトイキャンペーンは、年末の2カ月間にわたって世界中のイケアストアで毎年実施されています。このキャンペーンでは、イケアとIKEA Foundationが協力して寄付金を集め、貧困の循環を断ち切るのに重要な、子どもの教育に対する意識向上に取り組んでいます。さらに、この活動はイケアのお客さまの参加なくしては実現しません。キャンペーン期間中にお買い上げいただいた、イケアストアのソフトトイ1個、子どもの絵本1冊につき1ユーロを、IKEA Foundationは寄付します。
Save the ChildrenスウェーデンのElisabeth Dahlin

「IKEA Foundationの支援により、Save the Children(セーブ・ザ・チルドレン)は、教育を受ける機会を奪われたもっとも弱い立場の、社会から排除された子どもたちに手を差し伸べてきました。ご協力に感謝します」

Elisabeth Dahlin、Save the Childrenスウェーデン事務局長
写真提供: Johan Jeppson







1ユーロがあれば、開発途上国の5人の子どもたちに本や鉛筆を買うことができます。



イケアのコワーカーが最近マダガスカルを訪れたときに出会った子どもたち


重要プロジェクト:
マダガスカル

UNICEF(ユニセフ)は昨年度のソフトトイキャンペーンの寄付金を活用して、マダガスカルを含むアフリカ大陸の7カ国で「アフリカに学校を建てよう!(Schools for Africa)」プログラムを進めています。学校や教材の不足から近年の政治的混乱までたくさんの問題により、学業を断念する子供たちが数多くいます。現在マダガスカルに住む平均的な大人は、4.4年間しか学校教育を受けていません。学校に通い始めても、初等教育の全課程を終了できる子どもは60%にすぎないのです。

UNICEFは、近くに学校がないコミュニティーに学校を建設し、すでにある学校には子どもたちが初等教育を終えるまで通い続けられるように支援しています。

イケアのコワーカーとIKEA Foundationは、ソフトトイキャンペーンの寄付金による効果を自分たちの目で確認する“IWitnessプロジェクト”を通じて、現地のUNICEFのスタッフと共にマダガスカルのいくつかの村や学校を訪ねました。

詳しくは、“IWitness ブログ”をご覧ください。(英語)


1億人……IKEA Foundationが現在支援しているプログラムによって恩恵を受けている子どもたちの数。


詳しい活動については、以下のサイトをご覧ください。

UNICEF(ユニセフ)
www.unicef.org

Save the Children(セーブ・ザ・チルドレン)
www.savethechildren.net

IKEA Foundation
www.ikeafoundation.org