お客さまによる援助の成果
1ユーロが子どもたちの未来を変えます!
昨年度のソフトトイキャンペーンで集まった190万ユーロは、UNICEF(ユニセフ)とSave the Children(セーブ・ザ・チルドレン)が10カ国で展開している12の子ども関連プロジェクトの支援金として寄付されました。ここでは支援プロジェクトの概要と支援を受けた子どもたちの様子をご紹介します。
2006年度の支援プロジェクトから:子どもたちのストーリー
昨年度のキャンペーンに寄せられた皆さまのご支援によって、子どもたちの生活がどのように向上したかご覧ください。
希望を手にした少女、Almaちゃん
母に捨てられた、CorneliaちゃんとAlexandruくん
移住によって被害を受けたRenaguliちゃん
搾取から救い出されたSabaちゃん
障害のあるVitaliくん
Save the Children(セーブ・ザ・チルドレン) - 2006年のプロジェクト
アルバニア:児童売買の抑止
トラフィッキング(人身売買)は、毎年多数の子どもが被害を受けている世界的な問題です。多くの場合、子どもとその家族は、故郷から遠く離れた土地ならもっといい職が見つかるから、生活が豊かになる、と言って誘惑されています。売買されたアルバニアの子どもは、家事奴隷になることが多く、女児の場合は性産業に従事したり路上で物乞いをすることになってしまう恐れもあります。

自治体・青年センターとパートナーシップを組み、地域レベル・国レベルでアドボカシー活動を展開しながら、このプロジェクトでは児童売買の根本原因である貧困、少数派差別、不十分な教育、雇用機会の少なさ、ドメスティックバイオレンス、少女の地位の低さなどへの対策を行っています。

このプロジェクトのもとで、虐待・児童売買のリスクにさらされている子どもを助ける活動に重要な、青年センター2カ所と、スポーツ&レクリエーション施設1カ所が設立されています。

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バングラデシュ:学校を通じた子どもの栄養・健康の向上
バングラデシュでは、ほぼ230万人の子どもたちが学校に通っていますが、教育から恩恵を受けるには、健康の維持が課題となっています。栄養素の欠乏症、寄生虫による感染症、視力・聴力の低下などが、就学率や出席率、学業成績や収入能力にマイナス影響を与えています。

Save the Children(セーブ・ザ・チルドレン)では、プロジェクト地域であるNasirnagarの学童(6歳から12歳まで)2万2,000人を対象に、保健・栄養サービスを提供しています。子どもたちは、虫下し錠と鉄分サプリメントを支給され、年1回の視力検査を受けています。学校には救急箱が支給されています。

プログラムの柱は、学童と地域社会の人々に、安全な飲料水と衛生設備へのアクセスを提供することです。このため、64の井戸と、性別ごとに分かれたトイレを建設しています。学校は、保健教育と健康的な生活習慣の促進に重要な役割を担っています。

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中国:移住によって影響を受けた子どもたち
中国と中国国境地帯の何千万もの人々が、より良い暮らしを求めて農村部から都市部へと流入しています。その中でも、恵まれない背景を持つ子どもは、農村部に置き去りにされてますます社会から取り残されたり、都市部へ移住したりするなかで、特に危険にさらされています。

こうした子どもは、栄養不良やいじめ、養育放棄、教育・医療・安全な遊び場の不足といったさまざまな問題に直面しています。年齢の高い子どもにはさらに児童労働の問題もあります。

このプロジェクトでは、国の政策に影響を与え、移住によって影響を受けている子どもや若年者への保護を強化することを目指しています。このために、中国全土に総合的な子どもの保護メカニズムを発展させることに貢献しています。このプロジェクトのもとで、都市部への移住によって影響を受けた子どもを守る児童活動センターが20カ所以上設立されています。

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インド:子どもの家事労働への対策
家事労働に従事している子どもは、その存在が外に見えておらず、身体的、感情的、性的な、さまざまな搾取や虐待に一番さらされています。良質な教育も遊び場所もほとんど与えられていません。

搾取や虐待の現場が個人の家庭内であるということと、世間一般からは家事労働をする子どもは「労働者」だとみなされているところに、こうした子どもを保護する難しさがあります。

子どもの家事労働をめぐる問題、そしてこの3年間のプロジェクトの焦点は、児童売買、子どもの性的虐待、商業目的での性的搾取の抑止と密接にリンクしています。これらの目標を達成するため、ドロップインセンターを設立して、都市部やその他の関係地域で暮らす子どもたちに、質のよい教育と生活技能訓練を提供し、子どもたちの力を育むことで彼らを守っています。

・コルカタで把握されている子どもの家事労働者の数は3千人以上。
・コルカタでの直接介入プログラムによって手を差し伸べた子どもの家事労働者は1,300人。
・新設された60のドロップインセンターが、送還した子どもたち、リスクのある子どもたち、現在働いている子どもたちに対応。
・75の「子どもグループ」が発足し、西ベンガル州内のキャンペーン活動に積極的に関与。
・187の正規の学校と大学で、1万7,000人の生徒に問題提起。
・西ベンガル州での送還率100%を受けて、75%の村で子どもの家事労働者がゼロに。
・1,600人以上の子どもの家事労働者が家族の元へ送還。
・西ベンガル州の3,000人以上の子どもたちが、正規の学校や職業訓練コースへ入り、社会に復帰。
・直接介入の対象地域として31の市区をカバー。
・コルカタでは、地元で児童保護委員会と区委員会が発足。
・300人のボランティアが児童売買を防止する活動に従事。
・虐待を受けていた子ども45人を救出。

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キルギスタン:口蓋裂(こうがいれつ)の子どもの支援
口蓋裂の治療を受けていない子どもたちは、食事や発語の面で問題を抱えているため障害を持っているとみなされています。その結果、普通幼稚園や普通学校へのアクセスが限られてしまうことが多く、人生の可能性が狭められてしまっています。中には養護施設に入れられている場合さえあります。

キルギスタンでのこのプロジェクトは、保健省と地域の病院との協力を得て、口唇裂・口蓋裂の子どもの差別や育児放棄の抑止を目指しています。手術や医療措置へのサポートを行い、啓蒙活動を通じてこうした子どもが幼稚園や学校へアクセスできるようにしています。

プロジェクトではすでに同国の345人の子どもたちのために外科医と医療ケアを手配しています。医療措置の後には、子どもたちが確実に社会復帰を果たせるよう、本人や家族、そしてコミュニティ全般に働きかけています。

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パキスタン:地震によって影響を受けた子どものリハビリと保護
2005年のパキスタン大地震は、7万3,000人の死者と、同規模の人数の重症者を出しました。重症者の中には1万8,000人の子どもと900人の教員も含まれていました。推定280万人が家を失くしており、約7,670の学校も被害を受けましたが、そのほとんどは小学校と中学校でした。このため、現在推定100万人の子どもたちが学校の再建を待っています。孤児となった子どもや、機能障害・身体障害を抱えた子ども、生計手段も住まいも支え合える人とのつながりも失ってしまった子どもや家族が、特に不安定な状態に追い込まれています。

Save the Children(セーブ・ザ・チルドレン)は、震災の被害がもっとも大きかった2地方で、地域レベルでの児童保護システムを確立しています。5万人の子どもたちを虐待や搾取の危険から守るため、公的施設や地域コミュニティにツールを提供することに重点的に取り組んでいます。

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ルーマニア:児童売買の抑止
子どもの人身売買はお金になるため、他の犯罪行為や腐敗行為とリンクしていることがよくあります。それらはたいてい明るみに出ず、特定するのは難しくなっています。ルーマニアで売買された子どもたちは、暴力や性的虐待などをはじめとするさまざまな危険に直面することが多く、不法滞在者として逮捕・勾留されるケースさえもあります。逮捕・勾留された場合でも、親や支援団体とほとんど連絡が取れないのが現状です。

このプロジェクトでは児童売買の被害者に直接対応し、貧困や教育アクセスの不足、ドメスティックバイオレンスや少女の地位の低さといった、児童売買の根本にある問題に取り組んでいます。

プロジェクトでは現在までに、11人の少女にカウンセリングを提供し、学校への復帰や、職業訓練の開始をサポートしています。さらに非暴力的な子どもの教育方法を教える研修コースに、705人の保護者と977人の児童が参加しています。

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ロシア:障害のある子どもの教育条件の改
障害のある子どもには、遊ぶ権利、学ぶ権利、愛される権利があります。医薬品や医療サービス、交通手段が不足している貧しい地域のコミュニティでは、障害のある子どもが教育を受けるチャンスも社会と接触するチャンスも得られない場合があります。このプロジェクトでは、地元のパートナー団体と連携しながら、子どもたちの権利と社会参加についての認識を広め、障害のある子どもたちへのサービスを改善し、こうした子どもたちを社会に統合することを目指しています。

ピアグループが2つ結成され、各グループに障害のある子どもを持つ親20人が参加しています。グループでは、障害のある子どものニーズに関する意識向上活動を行い、こうした子どもたちが地域に関われるようにするためのサポート体制をつくっています。

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ベトナム:読書を通じた幼少期の発達促進
ベトナムの農村部や隔絶された地域で暮らす幼い子どもたち、特に少数民族の子どもたちにとっては、本や学習教材へのアクセスが限られています。幼稚園・保育園のない地域も多く、幼少期の子どもの発達に不可欠なさまざまな刺激を与える設備も整っていません。

少数民族の子どもたちの多くはベトナム語を話さないため、正規の学校へ入っても中途退学や留年の割合が高くなっています。「Reading for Children」プロジェクトでは、子どもの識字力を培い、親子の絆を強め、両親や教師が子どもに教えるための能力を高め、子どもの居場所ををつくってあげることへ向けてコミュニティ全体が動いていくよう促しています。

このイニシアチブではまた、小学校に上がる準備をより万全に整えられるよう、幼稚園の先生たちに対するトレーニングも行っています。トレーニング内容には、毎週読み聞かせの時間を持つ方法や、毎月の保護者ミーティングの進め方、地域をベースにしたミニ図書館のつくり方と管理方法をカバーしています。

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UNICEF〔ユニセフ) - 2006年のプロジェクト
ギニア - スポーツを通じた青少年の教育・保護の推進
人口800万人のギニアは、世界でもっとも貧しい国の1つで、国連の人間開発指数ランキングでは162カ国中159位となっています。乳幼児死亡率、妊婦死亡率は高く、栄養不良が深刻です。

紛争の影響を受け、難民移動が著しいこの国でのUNICEF(ユニセフ)の取り組みは、子どもの発育、子どもの保護、地域開発プロジェクトの支援に焦点を当てています。子どもの生後早い時期のコンディションを最適化することは、同国が人的資源を強化し、国際経済での競争力を付けていくための最善の投資の1つになります。

スポーツは社会的なバリアを超えるので、健康、教育、保護、そして青少年の全般的な発育に大きな役割を果たします。学校の中で、スポーツや体育は良質な教育に不可欠な要素です。それは、身体的な健やかさを育むだけでなく、学校への出席率や、学業の成績の向上にもつながります。

小学校の段階では、体育や校内のスポーツプログラムを通じて、全般的な就学率を向上させ、学ぶ楽しさを大きくしていくことが焦点です。中学校ではさらに、体育の中でHIV/AIDS、薬物乱用、暴力団活動の防止に関する内容を取り入れています。

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パキスタン:児童の虐待・搾取の抑止
パキスタンでのUNICEF(ユニセフ)の活動は、子どもを保護する環境づくりに焦点を当てています。それが一番子どもの人生の可能性を守ることにつながる手段だからです。ストリートチルドレンの正確な数はわかっていませんが、問題が拡大しつつあることは疑問の余地がありません。

見棄てられ、貧困に苦しむパキスタンの子どもたちがケアを受けられる環境づくり。この最近のポジティブな動きが、プロジェクトの焦点です。

プログラムでは性的虐待、性的搾取の被害を受けている子どもをサポートし、問題意識を高める活動をしています。また、コミュニティを動かして、この問題についてオープンな対話を生み出す活動もしています。子どもの性的虐待・搾取をとりまく沈黙を破ることが、子どもたちに明るい未来と安全で暖かい生活環境を確保することにつながります。

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ルーマニア:児童労働と捨て子の抑止
虐待と搾取は子どもたち1人ひとりに破壊的な影響を与えかねません。その一方で、わりと見落とされているのは、子どもの搾取が社会の福祉・経済に将来的にどんな影響を及ぼすかという点です。搾取によって子どもは学校に行けなくったり、健康を害したり、身体的・心理的な虐待にさらされたりします。結果として、才能や素質をじゅうぶんに伸ばすことができなくなってしまいます。そのために、ひいては社会全体も、その潜在的な力を発揮できずに終わることになるのです。

子どもの保護と保健制度の改善はルーマニアが直面している2大問題です。同国では7万人以上の子どもが児童労働者として搾取されています。この悪循環を生じさせている要因の1つとして、毎年4,500人の新生児が捨て子になり、国の養護施設へ送られ、そこから主に児童労働の市場へ送られているということが挙げられます。

このプロジェクトでは、児童労働やその他の形態の児童搾取の抑止を目指しています。そのために、地域に根ざしたサービスの促進や、新しいアプローチの実施、アドボカシー活動、コミュニケーション活動を行っています。

プロジェクトの成功を左右する鍵は、産科病院での捨て子の数を減らすことと、子どもの健康状態・栄養状態を改善していくことにあります。産後の育児放棄を防止し、母子の絆を強めるために、医療スタッフとソーシャルワーカーの混合チームがカウンセリングを提供していきます。

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イケアのお客さまから、支援の必要な子どもたちへ