地球
No. 4
イケアでは、違法に伐採された木材や、原生林から伐採された木材の使用を認めていません。イケアとサプライヤーは、製品に使用する木材がどの森林で伐採されたものか、きちんと追跡できるよう取り組んでいます。すべての無垢材サプライヤーには、木材の出所をイケアに報告することが義務づけられています。 長期的な目標は、イケア製品に使用する木材をすべて、適切な森林管理が行われている認証林から調達することです。現在イケアでは、Forest Stewardship Council(FSC、森林管理協議会)の森林認証基準を支援しています。さらにイケア独自の森林スペシャリストが、サプライヤーへの情報や知識の周知、木材の出所の調査を行い、適切な森林管理の推進に取り組んでいます。
No. 9
バーチ無垢材を使用したNORDEN/ノールデン テーブルは、イケアが1本の木を徹底的に活用していることを示す好例です。NORDEN/ノールデンが1998年に発売されるまで、樺の木の節の多い部分は、薪にして燃やしたり、粉砕してチップボードの原料にするのが当たり前で、木材をそのまま使って家具をつくるなんて誰も考えませんでした。
No. 18
DVALA/ドヴァーラのベッドリネンに使用されている綿は、水・化学肥料・農薬の使用量を大幅に減らし、より環境に配慮した方法で栽培されています。さらに、肌ざわりのよさはそのままに、使用する綿を従来よりも15%減らしています。
No. 19
イケアはWWFと連携しながら、パキスタンとインドでFarmer Field School(農場学校)を運営しています。綿花農家はこの農場学校で、水資源の効率的な使い方や、綿花の生産に不可欠な殺虫剤と人工肥料を、人間と環境により安全に使用する農法を学びます。こうした技術指導の結果、持続可能な綿花生産への変化が表れています。パキスタンでは、殺虫剤の平均使用量が48%減少、人工肥料は32%、水は40%減少する一方で、綿花農家の収入が87%増えました。
No. 22
いくらおいしいイケアレストランの料理でも、ときには食べ残しが出ます。だからといって、それを全部捨ててしまうわけではありません。スウェーデンやノルウェー、デンマークにある一部のイケアストアでは、食べ残しを機械ですりつぶし、専用のタンクに保管しています。それから特別な処理センターに送られて、バスの燃料用のバイオガスとして再利用されています。
No. 31
IKEA Franceでは集中管理システムを使用して、化石燃料の年間使用量の削減に努めています。このシステムではセンサーを多数設置することで、照明を自動的に消しています。さらにIKEA Franceの10店舗では、ソーラーパネルを設置して温水の60%~80%をまかなっており、6店舗ではヒートポンプシステムで冷暖房をすべてまかなっています。IKEA Tourville-la-Riviére(セーヌマリティム県)では、地熱ポンプなどによる再生可能エネルギーの使用や、省エネ技術の活用により、使用電力を平均的なイケアストアの半分に抑えています。
No. 37
イケアはWWFと連携しながら、違法伐採を防止し、適切な森林管理が行われている認証林から木材を調達すべく取り組んでいます。2002年にスタートしたこのパートナーシップにより、中国では認証林が2倍になりました。一方、認証林が330万ヘクタールから2000万ヘクタールまで増加したロシアは、世界第2位の規模の認証林を有する国になりました。
No. 40
多目的に使えるNÄSUM/ネースム バスケットの素材は、たいていの人がゴミと考えるもの。実は収穫後のバナナの樹皮が使われています。黄色い実をつけたあと、バナナの木はゆっくりと枯れていきます。切り倒した木を捨ててしまう代わりに、細長く切って天日に干し、バスケットを編んでいます。耐久性を高めるため、水性ラッカーを塗って仕上げています。
No. 46
ポーランドのクリの木は、蛾の一種であるCameraria ohridellaの被害を受け、重大な危機にさらされています。イケアは2年前に「Poland Chestnut Tree Rescue Project(ポーランド・クリの木救援プロジェクト)」に参加し、毎年秋に子どもや学校、幼稚園、イケアのお客さまとコワーカー(従業員)で行うクリ拾いの取りまとめ役をしています。集めたクリは製薬会社に売り、その利益でクリの木用の殺虫剤を購入します。このプロジェクトはとても有名になり、2008年にはおよそ40トンものクリが集まりました。これまでに372本の木に殺虫剤が注入され、何千本という木が、病気になった葉を燃やすといった手作業で、殺虫剤を使わずに手当てされています。
No. 58
イケアで扱っているコーヒーはすべてGood Inside認証を取得しています。パッケージのコードで、コーヒー豆を生産農園まで追跡できます。Good Insideは独立した非営利組織で、持続可能なコーヒーの生産と流通に向けた社会・環境基準を定めています。
No. 62
IKEA Canadaは1998年からTree Canada(植樹を推進するカナダ最大の非営利団体)とパートナーシップを結び、「Pick a Tree, Plant a Tree(木を選ぼう、木を植えよう)」 プログラムを通じて1万4000本の植樹を行ってきました。IKEA Canadaではクリスマスツリーの売り上げの一部をTree Canadaに寄付し、春にはコワーカー(従業員)が各店舗の周辺地域で植樹イベントを開催しています。これまでに植樹した木がオフセットするCO2の量は、約1,300家庭の電気暖房による年間排出量に相当します。
IKEA Italyでは、クリスマス休暇後にお客さまから回収したクリスマスツリー1本につき3ユーロを、国内の公園植林活動に寄付しています。回収されたツリーは堆肥化され、やがて自然にかえります。
IKEA Franceは、ONF(Office national des forêts)と連携し、ロワールにあるピラ自然公園の森林回復プロジェクトを支援しています。リサイクルのため回収したクリスマスツリー1本につき1ユーロを寄付しています。5年間で総額125万ユーロが30の地域プロジェクトに使われ、森林地帯の改善や森林に関する啓蒙活動が行われました。
