製品と素材

製品と素材


イケアのホームファニッシング製品は、環境にも健康にも安全なものでなくてはなりません。イケアで新製品を開発するときには、デザイナーや製品開発担当者、技術者らが、製品開発のあらゆる段階で、安全性と品質、環境への影響を常に考慮に入れています。

イケアとEUの新たな化学物質規制(REACH)について


イケアでは、人体や環境に悪影響を与えるおそれのある化学物質や原材料の使用を最小限に抑えた製品および一切使用しない製品の開発に取り組んでいます。EUの新たな化学物質規制(REACH)は、化学物質に対するイケアの予防的取り組みと方向性が一致することから、イケアではその導入を歓迎しています。今後、世界中のマーケットで販売されるすべてのイケア製品は、REACH規則に適合するものになります。

環境に配慮したデザイン


イケアで製品開発を行うときにはまず、イケアストアで販売するときにつけるプライスタグをつくります。しかし低価格で提供するからといって、製品の品質や安全性には決して妥協しません。デザイナーや製品開発担当者、技術者らは、最初の製品デザインの段階からライフサイクル全体を通じて、製品の安全性と品質、環境への影響を考慮しなくてはなりません。
 
イケアでは「e-wheel」というメソッドを採用し、製品が環境に与える影響を把握・評価しています。「e-wheel」には数種類の検査があり、「原材料」「生産」「使用」「寿命」の4段階に分かれています。

素材の効率活用


機能性やデザイン性を損なわずに、最小限の資源から最良の製品をつくること。これがイケアの信念です。イケア製品に使われている主な原料は木材、綿花、金属、プラスチック、ガラス、籐。イケアでは、できるだけ多くの再生可能素材とリサイクル可能素材を使用するよう努力しています。

廃棄物の最小限化


イケアは製造時の廃棄物の削減に積極的に取り組んでいます。製造工程で発生する廃棄物は、できるかぎり別の製品の生産時に活用するようにしています。イケアでは、段ボールや紙類、プラスチック、木材、金属類、ガラスなど、大量の原材料をリサイクルしています。
 
ほとんどのイケアストアでは、電気・電子機器、不要なパッケージ、使用済みの乾電池や省エネ電球などの廃棄物を、お客さまから回収してリサイクルするため、収集場所を設置しています。
 
イケアでは商品をすぐに捨ててしまうのではなく、修理するよう心がけています。そうした商品はスペアパーツとして使用したり、イケアストア内に設けられた専用エリアで割引価格にて販売しています。

ホームファニッシング製品の安全化対策


イケアでは、化学物質や潜在的に有害な物質の製品への使用と、その健康面・環境面への影響について、予防原則の概念を取り入れています。たとえば、化学薬品の使用に関する法規制がある国で強化されたときには、事業展開しているその他の国でも、その新しい基準を満たすよう尽力しています。

子どもの安全を重視


イケアでは子ども向け製品にはとくに厳しい基準を適用し、高いレベルの品質・安全に関する要求事項に適合することが求められます。子ども向け製品の開発と仕入れに携わるコワーカーは、「チルドレンズスクール」という独自のトレーニングプログラムで、子どもの発達段階におけるさまざまなニーズ、安全と健康について学びます。
 
イケアの子ども向け製品は、各国および国際的な安全基準にもとづき、スウェーデンのエルムフルトにある第三者認証試験所に委託してテストを行っています。イケアではさらに、世界各国の独立した認証試験所や認証試験機関でも、製品の安全性をチェックしています。

リスク評価と製品試験


毎年、開発段階のイケア製品に対して、何千ものテストが実施されます。生産段階ではさらに多くのテストが行われます。製品の生産が承認されると、製品や生産方法に対するあらゆる変更案について、リスク評価試験をさらに行う必要があるかどうか検討します。
 
また、ホルムアルデヒドやフタル酸類など、使用が禁止されている化学物質については、含有量がイケアの要求事項に適合していなければなりません。イケアでは、外部監査機関による認証を毎年受けている第三者認証試験所に委託して、抜き取り試験を実施しています。イケアのサプライヤーには、第三者監査機関による製品認証試験を実施することが求められます。

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