その他のステークホルダー
ステークホルダーとの対話
イケアではステークホルダーやパートナーとの対話を通じて、知識や情報を得ています。企業や労働組合、関係機関と協力することで、さまざまなことを学んだり、経験を共有したり、単独で取り組むよりも多くのことを達成できます。
以下にあげるのは、主な世界的ステークホルダーです。イケアが各機関とどのように連携しているかをご紹介します。
Better Cotton Initiative (ベター・コットン・イニシアチブ、BCI)
BCIは、世界各地で綿花栽培が環境と社会に与えている主だった負荷を、目に見えるレベルで改善することを目指しています。BCIはWWF(国際自然保護基金)と国際金融公社の主導のもと、さまざまな関係団体が共同で取り組んでいる活動です。BCIは、プロジェクトの使命と目標に賛同するすべての団体に開かれています。主な参加団体は国際企業、NGO団体、そして国連環境計画です。イケアグループはBCIのメンバーです。
Building and Wood Workers' International
(国際建設・林業労組連盟、BWI)
BWI(国際建設・林業労組連盟)とは、GUF(国際産業別労働組合組織)のメンバー組織です。建設、建材、製材、森林産業の労働者などを組織する国際的な産業別組織で、世界各地の350の労働組合の1,200万人以上が加盟しています。 BWIとイケアは1998年以来、イケアの行動規範『The IKEA Way on Purchasing Products, Materials and Services(製品、材料、サービスの仕入れに関するイケアウェイ)』に基づいた長期的な協力関係を築き、協定を結んでいます。イケアグループとBWIは継続的に双方の経験を交換し合い、労働条件や社会的な責任について対話を重ねています。
Business for Social Responsibility
(社会的に責任ある企業行動を考える企業者ネットワーク、BSR)
BSR(社会的に責任ある企業行動を考える企業者ネットワーク)は、倫理的価値や人権、地域社会、環境に配慮しながら事業を行う会員企業を支援する国際的な非営利団体です。企業の社会責任を、事業活動・事業戦略に不可欠なものにしていくための各種情報やツール、研修、コンサルティングを提供しています。イケアグループはBSRの会員企業で、理事会にイケアの代表を派遣しています。
Clean Cargo Working Group (CCWG)
CCWG(クリーン・カーゴ・ワーキング・グループ)は、BSR(社会的に責任ある企業行動を考える企業者ネットワーク)が主宰する作業委員会で、輸送分野での環境保全を推進する活動を行っています。CCWGは自主的に環境マネジメントガイドラインを作成し、貨物輸送のパフォーマンスの評価・改善を支援する対策を充実させています。CCWGが目指しているのは、製品輸送を企業のサプライチェーン管理の一部に統合すること。メンバーは多国籍の製造業者と小売業者(荷主)、貨物運搬業者(海運、陸運、空輸サービスの提供者)で構成されています。イケアグループはCCWGのメンバーです。
Compassion in World Farming(CIWF)
Compassion in World Farming(コンパッション・イン・ワールド・ファーミング、CIWF)は、著名な国際的畜産動物福祉慈善団体です。CIWFは欧州の大手食品製造業者と協働で、畜産動物の福祉に具体的に寄与するような製品やイニシアチブを支援しています。CIWFの取り組みの土台になるのは、ソリューション主導のアプローチ、食品会社との信頼に基づく関係構築、進展に対する相互の利益と報酬です。またCIWFでは他のNGO団体やサステナビリティ・プラットフォームと連携し、公的な調達・政策・報告の枠組みに畜産動物の福祉を組み込むための取り組みも行っています。イケアはCIWFと共に、イケアの食品事業における畜産動物福祉基準の向上に取り組んでいます。European Retailers Round Table (欧州小売円卓会議、ERRT)
European Retailers Round Table(欧州小売円卓会議)は、欧州の小売業者のためのネットワーク組織です。小売業界に関連する問題について、欧州連合の政策策定機関と連携し、企業が常に策定過程の情報を得られるようにしています。また、小売業界の利益を促進する機会も提供しています。消費者保護や食品の安全、環境問題、企業の社会的責任、貿易問題などの活動に重点的に取り組んでいます。イケアもERRTのメンバーです。
FSC (森林管理協議会)
FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)とは、世界の森林の責任ある管理を推進する、独立した国際ネットワーク組織です。FSCは協議プロセスを通じて、責任ある森林管理の国際規格を策定し、認定した独立第三者機関がFSC認証基準にしたがって森林管理と林産業者を認証しています。イケアは1993年にFSCが設立された当初からのメンバーで、現在もFSCをサポートしています。
Global Compact (グローバル・コンパクト、GC)
GC(グローバル・コンパクト)は国際連合によって創設されたネットワークです。メンバー企業が責任ある企業市民として、グローバル化の問題解決の一環を担うことを促進しています。環境と社会における普遍原則を支持するために、GCでは企業が国連機関や労働団体、市民社会と共に取り組むことを奨励しています。この組織の活動は、人権・労働・環境・腐敗防止に関する10の原則に基づいています。これらの達成に向けて、GCでは政策対話、研修、ネットワークづくりを提供しています。イケアグループはGCのメンバーです。
Global Forest & Trade Network(GFTN)
Global Forest & Trade Network(グローバル・フォレスト・アンド・トレード・ネットワーク、GFTN)は、WWF(世界自然保護基金)のイニシアチブで、違法伐採の撲滅と森林管理の向上推進を目指しています。参加団体は責任ある森林管理と信頼できる認証の推進に取り組んでいます。イケアがGFTNに参加している理由は、もっとも重要な木材調達先であるロシア、ポーランド、中国、ルーマニア、スウェーデンの5カ国で、グローバルな調達事業や森林管理事業を行っているためです。Global Social Compliance Programme(GSCP)
Global Social Compliance Programme(グローバル・ソーシャル・コンプライアンス・プログラム、GSCP)は、サプライチェーンにおける労働・環境基準のベストプラクティスについて、企業が合意を形成するための共同イニシアチブです。持続可能なグローバルアプローチを策定し、グローバルサプライチェーンにおける労働・環境条件を改善することを目指しています。共同アプローチにより監査の疲労や重複を減らすことで、企業・サプライヤーの双方でモニタリングや改善プロセスの効率化を可能にします。参加企業は小売業者や消費財製造業者です。国際労働機関 (ILO)
国際労働機関(ILO)は国連の専門機関で、社会正義にもとづき、人権と労働者の権利に対する国際認識の確立に取り組んでいます。ILOの機構は政府・使用者・労働者の代表からなる三者構成をとっています。ILOの主要な責務のひとつが、国際労働基準の策定および監視です。イケアでは労働条件と労働基準について、ILOとの対話を行っています。
Network for Transport and Environment
(運輸と環境に関するネットワーク、NTM)
NTM(運輸と環境に関するネットワーク)は、さまざまな運輸形態の環境パフォーマンスの計算方法について、土台となる共通の価値観を確立することを目指している非営利団体です。イケアグループはこの団体のメンバーです。
レインフォレスト・アライアンス (熱帯雨林同盟)
レインフォレスト・アライアンスは、生物多様性の保全と持続可能な農業・林業の促進に取り組む非営利団体です。世界およそ60カ国で活動しており、コミュニティや事業、政府が、土地の利用法を変えられるようサポートしています。イケアはレインフォレスト・アライアンスから木材調達に関するアドバイスを受けており、一部の地域ではレインフォレスト・アライアンスのスマートウッドプログラムにしたがって監査を行っています。
Roundtable on Sustainable Palm Oil(RSPO)
Roundtable of Sustainable Palm Oil(持続可能なパームオイルの円卓会議、RSPO)は、持続可能なパーム油の国際基準の策定・実行を行う非営利団体です。RSPOにはパーム油業界全体のステークホルダーが参加しています。具体的には、パーム油の生産者・製造加工業者・貿易業者、消費財製造業者、小売業者、投資家、環境保全・社会開発にかかわるNGO団体です。イケアは2006年からRSPOのメンバーです。Save the Children (セーブ・ザ・チルドレン)
子どものための民間援助団体として世界一の規模を持つSave the Childrenは、子どもの食・住・医療・教育への権利、そして暴力・虐待・搾取から保護される権利を守るために活動しています。Save the ChildrenとIKEA Foundationは、国際レベル、地域レベルで協力し合っており、児童労働の抑止については長年共に取り組んでいるパートナーです。
UNDP
UNDP(国連開発計画)は、国連システムのグローバルな開発ネットワークとして、変革への啓蒙や啓発を行い、人々がよりよい生活を築けるよう、各国が知識や経験や資金にアクセスできるよう支援しています。現在、他の国際機関、政府、NGO、企業などと協力しながら、166の国・地域でプロジェクトを実施しています。各国の人々と、グローバルな課題や国内の課題に対し、それぞれの国に合った解決策が見出せるよう取り組んでいます。UNDPでは、以下の5つの課題への解決策を各国が講じて共有することに重点を置き、支援しています:「民主的ガバナンス」「貧困削減」「危機予防と復興」「エネルギーと環境」「HIV/エイズ」。UNDPはすべての活動において、人権保護と女性のエンパワーメントを推進しています。IKEA FoundationではUNDPと協力しながら、インド・ウッタルプラデシュ州で実施されている女性のエンパワーメントプログラムに取り組んでいます。UNICEF (ユニセフ)
UNICEF(国連児童基金)は世界をリードする子どもの人権擁護団体です。世界の150をこえる国や地域で、子どもの生存と発達をサポートしています。UNICEFは、子どもの健康と栄養、安全な水と衛生状態の改善、質のよい基礎教育、ジェンダーの平等化、暴力・搾取・AIDSからの子どもの保護を支援しています。IKEA FoundationとUNICEFは長期にわたるパートナーとして、国際レベル、地域レベルで活動を共にしています。
Good Inside認証
Good Insideは独立した非営利組織で、責任あるコーヒー生産に向けた世界最大の認証プログラムを提供し、その認証プログラムは急速に普及しています。イケアで扱っているコーヒーはすべてGood Inside認証を取得しています。
WWF (世界自然保護基金)
WWFは世界で最大かつもっとも経験豊かな環境保護団体で、世界100カ国以上にネットワークを持っています。地球の自然環境の悪化を食い止め、人類が自然と調和して生きられる未来を築くため、WWFは次の3つの使命を掲げています:「世界の生物多様性を守る」「再生可能な自然資源の持続可能な利用が確実に行われるようにする」「環境汚染と浪費的な消費の削減を進める」。イケアはWWFとともに、持続可能な森林管理、持続可能な綿花栽培、気候変動に焦点をあてたプロジェクトに取り組んでいます。


